京都三弘法まいり 東寺と神光院を巡る

 四国八十八カ所のお遍路を再開しようと思っています。その前にすることがありました。弘法大師空海ゆかりの京都市内3カ寺に参る「京都三弘法まいり」です。
 菅笠を東寺で、金剛杖を仁和寺で、納札箱を神光院で授かり、道中の安全を祈願した後、お遍路に出発するという信仰です。江戸時代中期から昭和30年代までは行われてました。このほど3カ寺が復活させようと「京都三弘法霊場会」を結成して、記念法要を営みました。

 さっそくやってきた弘法大師の都の拠点、東寺です。 

 55メートルと木造建造物としては日本一の高さを誇る五重塔です。

 小さなころからの馴染みの寺です。写生におとずれたものです。「洛陽三十三所」や「都七福神」でも訪れています。
 「京都三弘法まいり」のグッズが並んでいます。 

 真言宗総本山 東寺 教王護国寺
 京都市南区九条町1番地
 075-691-3325

 京都市バスの一日乗車券(%00縁)を買い、バスを乗り継いで西賀茂の神光院までやってきました。こんなところにあるとは、知りませんでした。
 桜はまだ三分咲きといったところです。

 本堂は池の向こうです。線香をあげました。

 「厄除け大師」として信仰を集めています。

 交差点を渡ったところは、何回かやってきたことがるチーズケーキがおいしい菓子屋でした。

 神光院
 京都市北区西賀茂神光院町120
 075-491-4375

 もう1カ寺の仁和寺は、遅咲きの桜で知られる御室にあります。もうすこしして訪れます。

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洛陽一番 「六角堂頂法寺」 これにて結願

 洛陽一番、六角堂頂法寺を参りました。これで洛陽三十三所観音霊場は結願です。

 しだれ桜にはおみくじの花が咲いてます。後ろのビルは、華道の池坊です。

 大勢の人が参拝してました。西国三十三カ所のバスツアー一行のようです。わたしも西国は巡りましたが、白い法被姿はあまりお目にかかった記憶がありません。よく見ると「南無観世音菩薩」と染めた法被のほかに、「南無大師遍照金剛」(四国八十八カ所用)というのも。ま、気にしないことに。

 六角堂の名の通り、お堂は六角形です。

 平成21年5月、白内障レンズ再建手術を受ける京都府立医大病院近くを待ち時間に散歩していてたまたま訪れたのが洛陽三番護浄院(清荒神)でした。その時の「病気平癒」を祈って始めた巡礼でしたが、やっと結願です。改めて「病気平癒」をお願いしました。

 西国でお参りした六角堂

 六角堂頂法寺
 京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248
 075-221-2686

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洛陽十三、十四番 清水寺は修理中

 洛陽巡礼も結願間近です。
 京都を代表する観光寺院の清水寺は、塔頭(?)の5寺が札所になってます。前回、訪れたときに3寺の朱印はいただきましたが、再訪です。
 13番の朝倉堂は、有名な清水の舞台がある本堂の手前にあります。ところが修復工事中でした。
 舞台の左、緑の屋根に覆われています。

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洛陽十七番 圧倒されました。国宝三十三間堂

 蓮華王院に参りました。三十三間堂として知られます。ここを参るのはいつ以来でしょうか?記憶にありません。
 中尊を中心に左右に「十一面千手千眼観世音」という1000体の観音像が並びます。圧巻です。端から端まで33間です。そこを埋め尽くしてます。ゆっくりと拝みました。堂内の写真撮影は禁止です。

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洛陽十五番 何度目かの「六波羅蜜寺」

 六波羅蜜寺へやってきたのは、何度目でしょうか?
 このブログにも、都七福神西国三十三カ所を記しています。
 でも「南無阿弥陀仏」と唱えている空也上人立像を拝んだ記憶は、ありません。

 六波羅あたりは、来年のNHK大河ドラマで脚光を浴びるのでしょう。

 六波羅蜜寺
 京都市東山区五条通大和大路上ル東入
 075-561-6980

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洛陽4番 「西国」「都七福神」に続いての革堂行願寺

 千年の歴史を伝える寺です。「西国三十三カ所」でも「都七福神」でも参りました。

 洛陽観音巡礼も結願が近づいてきました。

 第四番札所 革堂行願寺
 京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町17
 075-211-2770

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洛陽28番 「壬生寺中院」~あゝ新撰組

 加茂の河原に 千鳥が騒ぐ またも血の雨 涙雨
 武士と云う名に 生命(いのち)をかけて 新撰組は 今日も行く

 恋も情けも 矢弾に捨てて 軍(いくさ)かさねる 鳥羽伏見
 ともに白刃を 淋しくかざし 新撰組は 月に泣く

 菊の香りに 葵が枯れる 枯れて散る散る 風の中
 変わる時世に 背中を向けて 新撰組よ 何処へ行く

 あゝ新撰組   作詞 横井弘  作曲 中野忠晴  唄 三橋美智也

 こんな歌詞を刻んだ石碑「あゝ新撰組」が、壬生寺にありました。きのう12日、朝からの天気の良さに誘われて洛陽観音霊場巡りに出かけました。二十八番札所「壬生寺中院」には初めてやってきました。壬生狂言でも有名ですが、修学旅行生のお目当ては当然「新撰組」のようです。
 それにしても懐かしい歌です。子どものころ、口ずさんだものです。♪加茂の河原に~の1番はよく覚えてますが、♪菊の香りに 葵が枯れる~なんて、結構、難しい歌詞だったんですね。

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四国88 遍路道を下って松山東南麓の四か寺を巡る

【2011/10/10】

 コスモスが咲く田舎道を、松山に向けて下りました。道後温泉までに、いくつかの札所が続きます。

 46番浄瑠璃寺です。ここにもお大師さんにそなえるようにコスモスが咲いてました。

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