洛陽第七番 「長楽寺」は円山公園のにぎわいの外

 にぎわいの円山公園を通り抜けました。長楽寺の園池は、相阿弥作で、銀閣寺の庭の試作だったと伝えられているそうです。
 だれもいない静かな庭先に座り込んで、ひとときを過ごしました。
 元は円山公園一帯がこの寺の寺域だったそうです。

 延暦24年(805)、桓武天皇の勅命で創建された由緒ある寺です。
 平清盛の娘、建礼門院徳子は、壇ノ浦で一度は入水したあと、ここで得度剃髪しています。

 裏山にあたる東山の中腹には水戸藩士の墓地が並びます。「尊攘(尊皇攘夷)」の文字は水戸藩主、徳川烈公斉昭(徳川慶喜の父)の揮ごうです。

 京都市街が見下ろせます。手前は円山公園の桜です。

 時宗の寺で、宗祖一遍上人尊像(重文)や建礼門院にまつわる品々が「春季特別展 建礼門院秘宝」として公開されていました(拝観料とも650円)。

 長楽寺

 円山公園に戻ったところに、坂本竜馬と中岡慎太郎の像があります。

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「おへんろカメラ」GXR ビューファインダーをつける

 四国88カ所を巡るおへんろで、メーンカメラとなった「RICOH GXR」です。軽くて操作は簡単、写りはそこそこ。文句はありませんが、野外撮影では光線の具合で液晶ファインダーが見にくくなります。おまけに、一眼のクセから、ファインダーをのぞこうとカメラを目に持ってくることも。
 解決策としてビューファインダー「VF-2」をつけました。上部にのっかっている箱がそれです。


 
 後ろから見るとこんな具合です。ゴム製のアイキャップからのぞき込みます。

 外部ストロボ用のホットシューに取り付けます。 
 チルト機構がついていて、のぞく角度を変えられます。上からのぞきこむことも可能です。

 ビューファインダーといえば、レンズだけで構成した光学的なものがおおいですが、これはデジタル式です。液晶に写すライブビュー画像と同じデータをファインダー内の小さな液晶に送り、対眼レンズ越しに見るのです。

 左は液晶モニターに写したところ、右はファインダーの内部です。
 このカットは、同じRICOHのGRD3で撮影しています。

 ビューファインダーをとりはずしたもとの姿です。

 おへんろでは、右手は金剛杖を握ってます。とても一眼デジタルを操作する余裕はありません。重さも気になります。
 GXRなら、首からぶら下げておけます。ちょっと不安定ですが、片手で撮影することも可能です。

 GXRを入手するとき、最後までどちらにしようかと迷った対抗馬はSONYのフォーサーズ・カメラ「NEX-5」でした。図らずも、一緒におへんろすることになった友が、「CANONは重くて(わたしはNIKON)」とNEX-5をもって現れました。

 この写真は、NEX-5で撮影してくれたものです。どちらが良かったか、これからが勝負です。カメラの性能だけではなく、使いこなす「腕」の方も…。

 友のブログ「どた3は永遠にⅡ」もご覧ください。おへんろは同時進行です。わたしの後ろ姿も登場します。

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四国88 四国三郎を越えて十一番藤井寺へ

3月27日

 12:03
 第十一番札所藤井寺への道。四国三郎・吉野川を渡り、歩いてきた川島橋を振り返る。
 宿坊で一緒だった横浜からやってきた兄ちゃんが歩いている。これから5月の連休ごろまでかけて、歩いて通し打ち(一度に巡礼する)という。

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四国88 お遍路さんの鈴の音~阿波路の春

3月27日

 8:21
 宿坊のあった十楽寺から50分ほど歩いて第八番札所熊谷寺(くまだにじ)。まだまだ冬のように寒い朝だが、門前の桜並木は満開である。蜂須賀桜という早咲きの品種という。

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四国88 初めてのお接待

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 お遍路の初日です。第一番の霊山寺から七番の十楽寺まで歩きました。そこの宿坊は、まるでビジネスホテルです。

 途中、初めてのお接待を受けました。トボトボと歩いていると、自転車のおばちゃんが止まって、声をかけてきました。「これで喉を潤して下さい」と、百円硬貨を差し出されたときは、びっくりしました。でもお接待です。ありがたくちょうだいしました。

 写真は、宿坊で喉を潤した焼酎です(自腹です)。なみなみと注がれていました。

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