きょうの大阪は、最高気温が19度にも達したそうです。暖かな一日でした。天気は「昼から回復」という予想で、ゆっくりと河内長野市の「観心寺」まで出かけました。
お目当ての梅は、3分先といったところですが、木によっては見事に花をつけてました。
カテゴリー: 巡礼の旅
わたしの巡った西国三十三所
昨春、「青春18きっぷ」で岐阜・本巣市にある根尾の淡墨(うすずみ)桜を見に行きました。その帰り道に立ち寄ったのが三十三番札所・谷汲寺でした。
それから1年を経ずして西国札所三十三カ所と番外3カ所を巡りました。一部、マイカー使用もありますが、大部分は鉄道とバス、それに自転車と徒歩でした。信仰心よりはウォーキングと写真撮影、ブログ作成を楽しんだ旅でした。それでも、納経帳が朱印で満たされると、元気に結願できたことを感謝したくなります。
次は四国八十八カ所でしょうか・・・。その前に、「坂東三十三カ所」を巡っている友から、お礼参りに長野・善光寺に参ろうという誘いもきています。まだまだ楽しみは続きます。
次のページは、「わたしの巡った西国三十三カ所」の朱印と記録(ブログへのインデックス)です。
西国番外 これで満願の「花山院」
西国三十三カ所と番外3カ所。その最後の寺に参って、これで「満願」です。昨年4月に、三十三番札所・谷汲寺に参ってからまだ1年がたってません。予想以上に短期間となった札所巡りでした。
西国三十三カ所中興の祖。花山法皇の御廟所です。
眼下に有馬富士が望めます。
西国二十五番 一足早い陽光の「清水寺」
西国25番札所「清水寺」は、お山の上にありました。でも、今回はクルマでやってきたので、山門直下の駐車場まで直行です。
まだまだ寒いですが、日だまりは、ちょっと早い春の気配です。
武田五一の設計による本堂です。
すべての建物が、火災やら震災やらで消滅し、後世に再建されたものばかりです。
石段を登り詰めた先にある根本中道です。
花の寺十六番 咲き始めた「浄瑠璃寺」の馬酔木
浄瑠璃寺の馬酔木(あせび)は、花を付けている枝もありました。
馬も食べると酔うから「馬酔木」だったはずです。草食獣は食べないそうです。鹿も食べないから、奈良には馬酔木が多いそうです。
近づいてみると、かわいい格好をしています。
花の寺十五番 「岩船寺」の三椏はまだ蕾堅し
天気も回復したので、クルマは中止しました。JR加茂から浄瑠璃寺に向かうバスは、岩船寺を経由します。ついでといえば申し訳ありませんが参拝しました。でも、花は咲いてませんでした。
三椏(みつまた)もまだ堅い蕾です。
初めて見ました。どの枝も3つに分かれています。だから「三つ叉」というのに納得です。
赤い花を咲かせる珍しい三椏が、不動明王(重文)に覆い被さります。
暖かくなったら、またやってきたいです。こんなパンフレットのような三椏を見るために…。
釜にサツマイモを丸まま放り込みます。おいしそう。
当尾(とうお)と呼ばれるこの地区では、漬け物からもちまで、なんでもぶら下げて売っていました。
西国五番 「葛井寺」で線香をあげる
「葛井寺(ふじいでら)」で線香をあげました。ここでは、線香は寝かせます。
「開運招福」を、わたしはお願いしました。上の写真の手前の一本です。
近鉄藤井寺駅前の商店街を抜けたところにあります。
これで残すは兵庫県にの2カ寺となりました。
花の寺二十番 寒牡丹に雪が舞う「石光寺」
花の寺第一番 ろうばい咲く「觀音寺」
寒空の下、ろうばい(蝋梅)がリンと咲いてます。
「関西花の寺二十五カ所」第一番、觀音寺です。
雪こそ積もってませんが、冷たい雫が光ります。
「心華帖」(納経帳)の最初のページに朱印をいただきました。
「二十世紀の後半、関西二府四県にまたがる『花の寺』と称される寺院二十五カ所が集まって、関西花の寺二十五カ所霊場会が結成されました」(ガイドブックより)
西国三十三カ所も残りわずかです。次は、花の寺の四季を愛でながら、レンズで追いかけることにしました。