わたしのバッハ グレン・グールドを聴く

 入院中の病室には、時間がたっぷりとあります。もっぱらバッハを聴いてました。ゴールドベルク変奏曲、平均率クラヴィア曲集、無伴奏チェロソナタ・・・。
 わたしの担当となった看護実習生(府立医大看護学科2年)は、高校までピアノを習っていたそうです。「いいですね。病室にバッハが響いているのって」

 元お隣さんのブログ「M氏のあくび日記」に「ゴールドベルク変奏曲7種」と題してズラリとCDが並んでます。わたしの知らない演奏も多いです。
 うちにはどれくらいあるかなと調べると-。グレン・グールドがたくさん並びました。
 中段の「GLENN GOULD A Stage of Wonder」は3枚組で、1955年と81年のゴールドベルク、それにインタビューが収録されています。
 「タン タン タラ ラ~ン ラ・・・」と、次の音がいつ出てくるかという81年のゆったりとしたテンポが好きです。同じアリアを55年は1分53秒で、それが81年には3分5秒かけて演奏してます。
 歴史的演奏といわれるのは55年録音で、ほかの2枚にも収録され、もう1枚は59年の演奏です。 

 アンドラーシュ・シフの端正な演奏も好きです。左は弦楽アンサンブル版です。

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アナログ回帰 円高享受でオランダから管球を直輸入

 オランダの業者からの宅配物が届いていました。中身は真空管です。
 円高です。1ユーロが97円台まで下がった1月中旬、ネットで検索した真空管通販業者のサイトでポチリと押してしまいました。オランダの業者でしたが、ネット上ではオランダも、Amazonや楽天もあまり違いがありません。決済がYenではなくEURだっただけです。
 個人輸入だから、関税はかかるのかと思ってましたが、そんなのの請求はありませんでした。1本2000円ほどの真空管4本に、郵送料が2000円ほど。ユーロ建てでのクレジットカード支払いですので、手数料2円/EURほどがかかってますが、合計しても1万円しませんでした。

 アンプなどにもよく使われている12AT7の高信頼管です。
 CV4024という軍用タイプで、1980年代の英ムラード製です。新品ということで、きっちりとパッケージされています。こんなのが、まだ流通しているのですから、ちょっと不思議です。
 この真空管を使って、LPを聞くのに必要なEQ(イコラーザー)アンプを作ろうかと計画しています。

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