わたしのバッハ グレン・グールドを聴く

 入院中の病室には、時間がたっぷりとあります。もっぱらバッハを聴いてました。ゴールドベルク変奏曲、平均率クラヴィア曲集、無伴奏チェロソナタ・・・。
 わたしの担当となった看護実習生(府立医大看護学科2年)は、高校までピアノを習っていたそうです。「いいですね。病室にバッハが響いているのって」

 元お隣さんのブログ「M氏のあくび日記」に「ゴールドベルク変奏曲7種」と題してズラリとCDが並んでます。わたしの知らない演奏も多いです。
 うちにはどれくらいあるかなと調べると-。グレン・グールドがたくさん並びました。
 中段の「GLENN GOULD A Stage of Wonder」は3枚組で、1955年と81年のゴールドベルク、それにインタビューが収録されています。
 「タン タン タラ ラ~ン ラ・・・」と、次の音がいつ出てくるかという81年のゆったりとしたテンポが好きです。同じアリアを55年は1分53秒で、それが81年には3分5秒かけて演奏してます。
 歴史的演奏といわれるのは55年録音で、ほかの2枚にも収録され、もう1枚は59年の演奏です。 

 アンドラーシュ・シフの端正な演奏も好きです。左は弦楽アンサンブル版です。

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