「朝鮮人街道(ちょうせんじんかいどう)」は5月末に安土-近江八幡間を歩きました。よく晴れ上がった3日(文化の日)に、急に思い立って続きの近江八幡から中山道と合流する野洲までの10キロほどをたどりました。
写真はゴールの野洲で中山道と合流したところです。途中で妓王寺に回り道したりで、歩行距離はほぼ15キロ、28884歩でした。久しぶりのウォーキングに、足にタコができました。この秋はあまり出歩いていなかったと、反省です。
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出発は、近江八幡の門前通にある京街道商店街からです。
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このあたりは観光客も行き交います。街道脇の商家格子はきれいに飾られています。
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立派な門構えの本願寺八幡別院です。守山を出発した朝鮮通信使の一行は、ここで昼食を食べたそうです。
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門前通は、観音山にある願成就寺の石段に突き当たります。
境内には芭蕉の句碑もありました。
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石段の下に「右長命寺 左京みち」の道標が残ってます。
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「愛宕大神」の常夜灯なんかがあちことに残ります。このあたりでは石柱の上部に木片を埋め込んだこのスタイルが多いです。
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歩いてきた小船木町の集落を振り返ります。
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白鳥川には大規模自転車道「びわ湖よし笛ロード」が整備されています。今度はマイ・自転車、DAHONをかついでやってきたいです。
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向こうに水茎の丘が見えます。万葉集にも歌われた景勝の地です。
琵琶湖を歩いて、そして自転車で一周したときに、この下を歩いてます。
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道ばたのお地蔵産4体が、そろいの前垂れを着ています。
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ちょっと回り道をして加茂神社にまいりました。京都の上賀茂・下鴨神社の分社でした。
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きょうは「旗日(文化の日)」でした。
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「朝鮮通信使」を迎えて400年が平成18年だったようです。
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桜並木が続きます。春にやってくれば素晴らしいでしょう。
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街道に「妓王寺1キロ」の標識がありました。往復2キロかと考えながらも、横道にそれました。
想像していたとおり、畑の横に立つ民家風の小さな寺です。平清盛に愛された白拍子・妓王、妓女の出生地です。仏御前も合わせたお話は平家物語のせかいです。わたしは吉川英治の新平家物語しか読んでません。
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川の対岸でサギが羽根を休めてました。
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JR琵琶湖線の跨線橋からやってきた東側を眺めます。街道は左上から右下に向かって横切ってました。
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右が中山道。左から合流するのが歩いてきた朝鮮人街道です。街道はこのあと守山の宿まで続きます。
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中山道と八まん道(朝鮮人街道)の分岐を記す石柱は、近くの寺に残っている。