真っ青な駿河湾を背にして咲くスイセンです。
ウメも満開でした。
アンコ椿の伊豆も目の前です。
薩埵峠(さったとうげ)を越えました。東海道五十三次の由比から奥津(興津)に抜ける峠道で、「東海道の親不知」といわれる難所です。山塊が海に接する地点で、江戸時代はこの峠道しかありませんでした。今は、東名高速に国道1号、JR東海道線が走っています。
東に富士の高嶺、南に伊豆の岬、西に三保の松原と街道無双の展望が楽しめるはずでした。ところがどうした。肝腎の富士の高嶺はどこに行った? 雲の彼方です。
峠の展望台ではカメラマニア20人ほどが、夕日に染まる富士を撮影しようと、カメラの放列を敷いてました。