阪急交通社トラピックスの日帰りバスツアー「語り部と行く! 熊野古道を歩く旅」の2回目でした。
高原熊野神社から牛馬童子口までの10キロほどを5時間ほどかけて歩きました。今回は、街道のほとんどが山道で、標高差も500メートルほどありました。
語り部さんと歩くと、いろんなことを教えてもらえます。その代わりに団体行動とあって、ひとり立ち止まって気が済むまでまでカメラを構えている時間がありません。
あわてて撮った二人静(フタリシズカ)です。もうすぐ花が開きそうです。でも花へのピントがイマイチです。
【11:05】
午前7時20分に大阪・梅田を出発。途中、なんばにも立ち寄って熊野・中辺路の熊野古道館までやってきました。ここは前回のスタート地点です。地元の語り部さんと合流して、あと10分ほど走りました。
ツアー料金は、初回は3990円と格安に設定されてましたが、2回目は5990円にアップ。熊野本宮大社に着く7回目は9990円になります。巧妙に仕組まれています。
【11:29】
バスは国道311号の栗栖川バス停まで進み、すぐに出発となりました。
【12:01】
かなりの急坂を登り、前回とのリレー地点である高原霧の里休憩所に到着しました。
まずはツアー弁当とみそ汁、ペットボトルのお茶を受け取って昼飯です。熊野の山々を眺めながら、気持ちの良くいただきました。
【12:31】
いよいよ古道歩きのスタートです。
【12:46】
中辺路には、500メートル間隔で道標が建っています。今回は23番まで歩きます。
【12:48】
集落のはずれには庚申さんが祀られています。
今回の語り部さんは、経験11年というベテランです。機知に富んだ美声の持ち主です。
【12:55】
石畳が残る古道です。牛車も通ったそうです。
【13:01】
廃屋の横に一里塚跡の碑が建ってます。
【13:24】
案内板の腕木が波打っているのは、古道が曲がりくねっていることを象徴しているそうです。
【13:28】
大門王子に着きました。木立の間に朱色のかわいい祠が建っています。
王子の押印帖は、まだ不慣れな新米(?)女性ツアコンさんがみんなのを集めて、代わって押してくれます。ご苦労さんです。
【13:58】
【14:04】
十丈王子は杉林のちょっと開けたところにあります。江戸時代には数戸の民家もあったそうです。
重點王子との表記もあります。
【14:25】
熊野詣でで行き倒れた参詣者を葬る地蔵さですん。
【15:13】
「葉の裏が白いです」と説明を受けたましたが、肝心の名前を覚えていません。
【15:31】
中辺路には、旧暦11月23日に昇る月が三体に見えるという伝承があるそうです。その月を見るピークとの分岐です。
【16:01】
大坂本王子です。逢坂峠の東側の麓にあります。
【16:05】
歩き続けていると、午後の陽ざしになりました。
【16:19】
23番の道標までやって来ました。もうすぐゴールです。
【16:22】
牛馬童子口に着きました。「道の駅熊野古道なかへち」です。
なにはともあれ、缶ビールをプシュー。うまい。
【16:33】
ツアーのよいところは、ゴールにバスが待っていてくれることです。あとは、寝て帰るだけです。
帰りも阪和道・紀ノ川SAで休憩して、大阪・梅田に着いたのは午後8時前でした。