びわ湖ホールで「びわ湖ホール声楽アンサンブル」のヨハネ受難曲を聴きました。すごい演奏でした。
男声、女声各パート4人づつ。たった16人のアンサンブルです。みんながオペラ歌手の卵(失礼!)といった実力派ばかりです。出だしから、そのクリアーで迫力満点のボリュームに圧倒されました。小ホールでしたが、音響もすばらしく、よく響きます。
でも、2時間に及ぶ大曲です。聴き続けるうちに、ちょっと疲れてきました。陰影に乏しくて、絢爛豪華な極彩一色です。残念ながらわたしの好きな、教会の天井から降り注いでくるような心安らかなハーモニーとは出会えませんでした。
開演までに時間があったので、ホールのホワイエでコーヒー・タイムを楽しみました。
目の前に琵琶湖が広がります。こんな時期にも遊覧船は浮かんでいました。
これまでに聴いたバッハのヨハネ、マタイ受難曲
プラハで聴いた、ペーター・シュライヤーの指揮・エバンゲリストのヨハネが懐かしいです。