J.S.バッハのマタイ受難曲を、大阪・天神橋の日本基督教団・天満教会で聴きました。
あすはイースター(復活祭)です。弟子の裏切りで十字架にかけられたイエスは、予言通りに3日後に復活します。そのエピソードは、受難曲でも最後に出てきます。終曲の合唱に向けて盛り上がっていくところです。3時間を超す大曲です。
指揮・エヴァンゲリストは畑儀文さん(写真左端)。合唱は大阪バッハ合唱団と名乗ってますが、これを歌うために結成されたました。ソプラノに、わたしの奥さまも混じってます。
そこそこ広い教会です。でも90人ほどの合唱、2編成のオケが入ると、聴衆との比率は1:1ほどです。
さすがに合唱のボリュームがありすぎて、といっても女声だけですが、それでなくても響く教会の2階席で聴いのもあって、バランスがいまいちでした。
とはいえ、やはりバッハです、マタイです。祈りの歌声が、また聴けたという思いを満たしてくれました。
マタイ受難曲は、これまでにわたしが聴いた生演奏では、一番回数が多い曲に間違いがありません。信者でもないのに。
これまでに聴いたマタイ受難曲。
天満教会は、1879年(明治12年)にこの地に建てられました。クラシックな現在の礼拝堂は1929年に建てられ、大阪空襲からも逃れました。耐震補強、改修が行われ、内部はきれいになってます。
日本基督教団天満教会
大阪市北区天神西町4-15