巡礼道には、運び屋が存在します。わたしも試してみました。きょうは、オ・セブレイロの峠まで、700mを登る行程でした。
朝のアルベルゲに、ザックを置き去りにしました。
きょう宿泊予定のアルベルゲと連絡先なんかを書いた封筒をぶら下げておきます。料金の5€も入れて。
峠の登り口でこんなポーターに追い抜かされました。巡礼者が馬の背で運ばれて行きます。
オ・セブレイロのアルベルゲに着きました。まだ開いてません。ザックを並べて待ちました。わたしのザックは、どこかに着いていると思ってました。
ありません。公営アルベルゲのホスピタレイロは、そんなの知らんとけんもほろろです。
「バーに届いてるよ」と教えてくれる人がいて、村のレストランを1軒ずつ捜索です。同じように探している人もいて、業者に電話してもらうと、あと半時間で到着するとか。わたしの足の方が早かったようです。
となれば慌てても仕方ありません。ビールを飲んで待っていると、やがてワゴン車が到着。わたしのバックもありました。
ここでもスペイン時間を思い知らされました。