今夜の一献 美味なるもの三品と

 焼酎の湯割りがおいしい日々が巡ってきました。
 鹿児島の芋焼酎「黒霧島」です。鉄瓶でふつふつと沸かした湯で割ると、ことさら美味です。
 西舞鶴の魚店で昨日、買ってきた鯛のあらを奥さまが煮てくれました。プロが3枚におろしたあとの骨ですので、身はそれほど残ってませんが、その骨の隙間に残った身が大好物です。
 シーズン・インしたタグ付きのズワイガニには目もくれず、いや横目にしながら買った一皿500円の鯛のあら身が、すばらしい一品となりました。

 朴葉味噌に挑戦しました。こちらは先日、京北の滝又の滝を歩いたときに拾ってきた朴の葉です。乾燥させていました。
 味噌にキノコを混ぜ、みりん、砂糖で味付けしたのを、ガス台で焼きました。

 ちょっと目を離していると、乾燥した葉の周辺に火が回って燃え上がりました。あわてて吹き消して、味噌がぐつぐつとしてきたのででき上がりとしました。

 残念ながら朴の香りはイマイチです。まあ、遊び心の一品ということで・・・。

 安定のお味は、地元・水無瀬の手作り豆腐屋さん「いちまる」のひろうすです。がんもや飛竜頭とも呼ばれます。

 今夜はほんのちょっと醤油辛かったですが、食べなれた奥さまの味付けです。ごちそうさまでした。