小塩山のカタクリの花 2022

 カタクリの花、三連荘です。飽きもせずに、きょうは京都西山の小塩山に登りました。
 「小塩山のカタクリ」は2013年以来の記録がこのブログに残っています。それを途切れさせるわけにはいきません。
 今年もきれいに咲いてました。その中でレンズを向けたのは、白いカタクリでした。白花変種か突然変異個体のようで、色素を失っています。華やかさが影を潜め、なんだかもの憂げにも見えます。

 開いたばかりのようです。
 同じ個体を昨年も撮影してます。そのときは、もっとイナバウアーしていました。

 白い花のつぼみです。これも普通のつぼみと比べると、白っぽいです。

 向こうに1輪、白いカタクリが咲いています。
 絵本の「ウォーリーを探せ」みたいです。

 カタクリの下に、同じ色をしたシハイスミレ(紫背菫)が咲いています。

 ミヤマカタバミもいっぱいです。

 3つの保護地のうち、炭の谷の下部はミヤマカタバミがすごく増えています。

 ネコノメソウの黄色ともコントラストを描きます。

 見つめていると、「猫の目」がイメージされてきます。

 ハコベでしょうか。


 【2022/04/09 10:20】
 高槻からポンポン山の西の麓をぐるりと回って大原野森林公園森の案内所までやって来ました。
 ここに車を置いてスタートしました。


 
 タムシバが真っ白な花をつけています

 振り返るとポンポン山です。山肌の白い点々、タムシバが咲いているのでしょう。

 ミツバツツジは1本だけが咲いていました。

 【11:01】
 40分で小塩山の山頂にある淳和天皇陵に到着です。
 東麓の大原野神社から登って来るよりも、ずっとラクチンです。

 小塩山の山頂表示は、御陵の背後の、御陵よりも低いところにあります。

 頂上にはNの谷、炭の谷、御陵の谷の3つのカタクリ保護地があります。西山自然保護ネットワークの人たちの管理のおかげで、いつまでもカタクリの花を見ることができるのです。
 わたしは何年か前から幽霊会員になっていて、寄付のつもりで会費を納めています。郵便局で振替すると料金がかかるので、直接、持参です。

 昼飯は、途中のコンビニで買ってきた「サーモンづくし」とカップみそ汁でした。

 トロリと冷たくて、おいしかったです。
 「要冷蔵」あとあるのに気づきませんでした。それほど時間が経っていなかったので大丈夫でした。

 【13:32】
  同じ道を下山しました。ちょっと道を間違え違う尾根を下りかけました。すぐに気づいてUターンしました。