湖東・高室山 満開のベニバナヤマシャクには早かった!

 滋賀・湖東の高室山は、霊仙山から続くカルスト台地の南にあります。ベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬)が美しく咲き乱れる山として人気があります。例年ならこの時期に満開を迎えます。真夏日となった暑さの中を登りました。
 咲いてました。直径4センチほどの可憐な花です。ただし、ほとんどはまだつぼみ。今シーズンの満開となるには1週間ほど早かったようです。
 それでも360度のパノラマが広がる頂上でベニヤマシャクを見つけて満足のひと時でした。 

 この日のサブイベントは、わたしの地元・水無瀬の岡村商店の包子(パオズ)でした。わたしのブログを見て、「食べたい」の声。コッフェルで蒸して、熱々をいただきました。
 コーンにチーズが入った包子です。こんなシーンで食べると、またうまいです。

 いつもの山友3人と登りました。霊仙山をバックに、ハイ!チーズ!!


 【2022/05/29 08:54】
 名神・湖東三山SICで降りて国道306を走り、犬上郡多賀町佐目の左目自然公園駐車場までやってきました。水無瀬から1時間20分ほどでした。

 「360度大展望の山」です。看板に偽りはありませんでした。

 スタートです。

 初っ端から急坂です。

 緑の美しさに圧倒されます。

 フタリシズカ(二人静)がいくつも花をつけています。

 【10:08】
 1時間ほどの登りを耐えた先には、林道が走っていました。

 再び高室山への登りです。

 ベニヤマシャクはどこ?と歩きました。
 見つけました。でもそれはつぼみでした。

 エビネが咲いています。

 新しくゲットした高級コンデジを構えるIさんです。

 茎が成長していない子どももいます。

 山頂直下で待望の白い花弁のベニヤマシャクと出会うことができまし。

 【10:40】
 高室山の頂上です。360度の視界が開けました。

 待ってましたとばかりに包子タイムとしました。
 バーナーで湯を沸かし、網の上に蒸し布に包んだ包子を置いて5分ほど蒸しました。

 キャベツの包子です。もっちりとした衣です。

 Iさんの、本日のランチセットです。包子とIさん手製の豆乳プリン、コンビニ仕込みのおにぎりなど。デザートにはUさんが持ってきてくれた甘みたっぷりのパイナップルが並びました。

 豚まんは、文句なしのお味でした。

 展望は抜群ですが、山々の名を特定できないのが残念です。

 ゆっくりと昼飯タイムをとって、北側の777ピークまで歩きました。フィーバー!!って、ちょっと古いですかね。

 あそから降りてきたのだと高室山を振り返りました。

 ワラビが芽を伸ばしていました。柔らかそうなのをいただきました。

 ここにもベニヤマシャクが咲いていました。

 林道を北に歩いていると、びわ湖方面の視界が開けました。彼方に比良連山が霞んでいました。

 林道から外れて下ります。その前に最後の登りがありました。

 横に枝を延ばした桜の木の下に、地蔵が祀られていました。

 ここにも、ここにもとつぼみばかりを確認しながら下りました。一斉に咲いたら素晴らしいだろうなと。
 で、咲いてました。

 二つ並んで咲いていたのは、ここだけです。

 タツナミソウがお行儀よく咲いていました。

 【13:53】
 ジグザグの急坂を下りました。「ガッタリ」まで降りてきて、山道は終わりました。 

 車1台をガッタリの辺りにデポしておけばよかったと後悔しながら、暑い道を駐車場に向けてトボトボと歩みました。

 十二相神社の前を通り抜けました。奥には十兵衛屋敷があります。
 明智光秀(十兵衛)の出自に関する古文書が見つかったことから、地元では光秀の出生地として売り出そうとしています。

 【14:22】
 ゴール! 

 甲良町保健福祉センター内にある甲良の湯で汗を流しました。町民のための福祉施設のようです。たったの250円で、さっぱりとさせていただきました。

 甲良の湯 
 滋賀県甲良町大字在士357-1 甲良町保健福祉センター内
 0749-38-5155