小塩山のカタクリ2023と、 竃ヶ谷の咲き始めた花々

 カタクリの花が今年も咲いたと、小塩山からの便りです。山友3人と一緒に登りました。
 生憎の薄曇りでしたが、なんとかそっくり返ってイナバウアーしているのもありました。
 「きれいね」との声が連発されました。

 折角のチャンスなので、中間にある大原野森林公園森の案内所の駐車場に車を置かせてもらい、まず小塩山をピストン。その後、竃ヶ谷(かまがたに)にも行ってみました。ニリンソウがちらほらと開いていました。 

 1輪だけ山吹色の花弁を広げていました。ヤマブキソウです。これから咲き競います。

 昼飯は、簡単野菜スープをつくりました。短時間でチャチャとつくりましたが、野菜をじっくりと煮込んだようなおいしいスープとなりました。喜んでもらえて、満足です。

 小塩山の頂上で、わたしも山友にならって「🏔」のポーズです。

 【2023/04/05 10:08】
 三田からやって来た3人とJR高槻で待ち合わせて、大原野森林公園森の案内所までやって来ました。わたしの車はトラブルでディーラー預かりになっていて、代車のSUVです。

 ツツジの下を登ります。

 アセビ(馬酔木)がいっぱいの花をつけています。

 鉄塔のてっぺんを見上げます。

 ミヤマシキミがボールのような花をつけています。

 和菓子の爪楊枝となるクロモジの花です。

 明るく、にぎやかな花です。

 50分ほどで小塩山に到着です。東斜面の大原野神社から登ってくるよりはラクチンです。

 淳和天皇陵の方が、小塩山よりも高いです。

 カタクリの保護地のひとつ、Nの谷です。

 今年も咲いてました。同じ場所に。
 色素をもたない白いカタクリです。

 もう1本です。残念ながらまだ開いてません。

 ご愛想のイナバウアーといったところです。

 炭の谷にも回りました。

 かわいいシハイスミレ(紫背菫)です。

 シロバナニシキゴロモ(白花錦衣)も咲いてます。

 こちらはミヤマハコベです。小さな花です。

 エンレイソウ(延齢草)の、ちょっと地味な花です。

 ミヤマカタバミ(深山片喰)は、あちこちに今が盛りと咲き競ってます。

 ちょっとひと休みです。

 カタクリなどの保護活動をしている「西山自然保護ネットワーク」の活動で、カタクリなどが保護されています。わたしも会員になっています。といっても、寄付のつもりでここで会費を支払っているくらいです。

 【13:01】
 天気を気にしながら、急ぎ足で森の案内所まで戻ってきました。ベンチで昼飯にしました。
 わたしがつくった簡単野菜たっぷりスープです。
 ニンニクを刻みます。
 オリーブオイルにニンニクの香りを移し、ベーコンを炒めます。
 キャベツ、タマネギ、ニンジン、サツマイモ、シメジ、マイタケを薄く切り、ジップロックに入れて冷凍保存してきた野菜を放り込みました。
 山専ボトルの湯とコンソメを投入。塩コショウして、5分も煮込むと完成でした。

 我ながら、なかなかの味に仕上がりました。

 満足の表情です。

 おいしいデザートがズラリと並びました。
 M子さん特製のケーキに大きなイチゴ、みたらし団子に甘いパイナップルです。

 頬がおちる3連チャンです。パイナップルを写してなかった、ゴメン!

 腹を満たして、竃ヶ谷へ空荷で出発です。

 何か所かの渡渉もなんのその。

 ミヤマカタバミがつぼみをつけていま。

 初夏になるとオオキツネノカミソリの花でオレンジ色になる辺りです。

 ヒトリシズカ(一人静)が、独りでは寂しいと群生しています。

 最初に見つけたニリンソウ(二輪草)です。

 ムラサキケマン(紫華鬘)が、バラバラな方向を向いてます。

 ヤマブキソウは4弁で、ヤマブキは5弁です。

 ニセカラクサケマンですかね。

 これは?

 ネコノメソウ(猫目草)が、目のような実をつけています。

 ハナネコノメ(花猫目)でしょうか。

 さて?

 花にレンズを向けるているところを写されてました。

 【15:20】
 森の案内所に戻って、花を巡る山歩きはゴールとなりました。