自分でつくる 初めての簡単ピザ

 五輪が終わり、テレビの前から解放されました。ちょっと寂しいです。
 手持無沙汰なので、ピザづくりに挑戦しました。ネットで検索した「簡単ピザ」です。
 それらしい出来栄えにはなりました。中心部分がちょっと粉っぽいのと、もう少し薄くてカリッとしているのが好みです。

 「中力粉をまぜて」と、ピザが得意な娘婿が話してました。でも、そんな名前の小麦粉は、スーパーでは見つかりませんでした。
 レシピをみてわかりました。強力粉と薄力粉をまぜるだけのことのようです。比率は、レシピによってバラバラです。
 わたしは1:1(50g+50g)にしました。
 イーストではなくベーキングパウダーを使っているので、発酵不要です。

 2つの小麦粉とベーキングパウダー、塩をよく混ぜます。
 牛乳60ccとオリーブオイル大さじ1を入れます。
 ひと塊になり、しっとりするまで練り込みます。
 ラップをして10分ほど休ませます。これで準備完了です。

 トッピングは、冷凍保存のトマトソースを解凍して、ベーコン、タマネギなんかを刻みました。

 クッキングシートの上で延ばします。麺棒にまとわりついたりで、なかなかうまく延ばせません。
 この作業を娘婿は手際よくこなします。ピザ屋でアルバイトをしていたことがあるそうです。

 具材をトッピングして、彩に欠けることに気づきました。ピーマンを輪切りにして飾りました。

 クッキングシートごとオーブンで8分ほど焼くと、完成しました。

自分でつくる スキレットで簡単和風ペペロンチーノ

 スケボー女子の金銀を見ながら食べたパスタです。
 すいすいパスタを、スキレットだけを使って調理して、そのままいただきました。パスタを茹でる鍋、ソースをつくるフライパン、でき上がりを盛りつける皿の3役を、スキレット1丁で済ませました。
 ペペロンチーノの最後に、だし醤油をひと回ししたので、和風テーストです。

 パスタを1時間ほど水につけておきました。すいすいパスタはアウトドアだけでなく、家でやっても茹で時間の時短調理となります。

 パスタを同量の水と火にかけると、すぐにあめ色に変化して、茹で上がりとなります。
 同じスキレットで、いつものペペロンチーノのソースをつくり、パスタを戻しました。水分を調整する茹で汁がないので、白ワインを加えました。

 用意したのは、エリンギ、ズッキーニ、タマネギ、ベーコンです。

自分でつくる ごま油香る なすと豚バラのつけそうめん

 スマホを触っていると、kurashiruの「ごま油香る なすと豚バラのつけうどん」がヒットしました。さっそく昼飯に挑戦しました。
 オリジナルは、もっと汁が多く、熱いままのつけ麺のようです。わたしは冷製パスタのソースにしようと、汁を少なくして冷蔵庫で冷やしておきました。
 いざ、食べる段階になった細いパスタ、カッペリーニを取り出すと、消費期限が1年もオーバーしていました。大丈夫でしょうがさすがに敬遠して、隣にあった讃岐素麺にしました。
 当初計画の変更で、汁気が少ないです。でもうまさに変わりはありません。タイトル通りにゴマ油と豚肉のいい味が出た、濃厚麺を楽しみました。 

 ごま油で豚肉となすを炒め、濃い目に希釈した麺つゆで煮込み、みりんを垂らしただけです。
 粗熱をとってガラス容器に移し、冷蔵庫へ。
 食べるときは、もう少しましな容器に移せばよかったのですが、面倒なのでそのままです。

 豚肉は肩ロースの残りが冷凍されていました。
 ナスを刻むだけの簡単レシピでした。

そばの実の収穫

 蕎麦屋でいただいてきたそばの種を蒔いて2カ月近くがたちました。ベランダの小さなポットに、白い花が咲き、濃い茶色の実が成りました。
 収穫です。といっても一枝の先をもぎ取っただけです。

 硬い4つの実がついていました。

 脱穀(?)の仕方がわかりません。生姜卸の上で潰してみましたが、うまくいきません。
 一粒、口に入れました。硬い皮は破れましたが、さして味はしませんでした。

 京都・久我にある「蕎麦工房 膳」でみやげにいただいたそばの種です。
つぼみが膨らみ白い花が咲きました
ベランダをにぎわせてくれています。

自分でつくる 冷製完熟トマトうどん

 この夏のマイブームです。完熟トマトうどんです。いただいた「スープ・レッスン」(有賀薫、プレジデント社)のアレンジ・レシピです。
 冷製とはいえ、作りたてです。トマトにはぬくもりが残っており、うどんも水で冷やしただけです。それが、かえって味を際立たせます。
 熱いガス台の前に長時間、立つのは苦しいです。ささっとできるのがうれしいです。

 フライパンでゴマ油を熱し、ニンニクの香りを移します。
 串切りしたトマトを、、片面60秒ほどづつ炒めます。

 トマトとニンニクを刻むだけです。キュウリは薄切りに塩をして容器に保存されているのを使いました。
 茹で上げて流水で冷やしたうどんにキュウリとトマトを盛り、ソースをかけ、最後に3倍希釈の麺つゆをそのままかけ回しました。

JR・ICOCA大回り乗車 北近畿ルートの3食

 JR西日本のICカード、ICOCAの利用可能駅が今春、拡大されました。北近畿エリアでは、山陰線の園部-城崎温泉、姫新線の和田山-寺前間の主要駅です。
 これまでは大阪近郊区間に限られていた大回りルートが、ICOCA利用だと京都-和田山-姫路と回るループが可能となりました。
 青春18きっぷのシーズンですが、5回分を使い切る気力もなく手が出ません。お手軽に、北近畿をぐるーっと回って片道160円ぽっきりというICOCA大回りを楽しみました。
 駅弁もいただきました。和田山のホーム・ベンチで昼飯にしたのは京都で買ってきた「京風だし巻と牛すき重」です。目の前に止まっている気動車、キハ40のガラガラというディーゼルエンジンのサウンドをバックに、風に吹かれていただきました。

 京都では、ホームの立ち食い、麺家の「朝定食」をいただきました。現役時代には、東京出張の折によく食べた思いでの味です。

 姫路での足跡は、これしかありません。ホームにある「まねき」の「えきそば」です。黄そば(中華そば)と和風だしが、絶妙のマッチングです。

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自分でつくる ルッコラのペペロンチーノ

 ベランダのルッコラが、食べごろに成長しました。ペペロンチーノにしていただきました。
 ちょっとほろ苦いルッコラが、いい香りです。
 ニンニクをたっぷりと効かせて、安定のお味です。

 ルッコラは、冷蔵庫にストックされていました。実はこちらを使いました。
 朝食で、トーストに生ハムとルッコラを載せていただくのが、マイブームです。

 ベランダのルッコラは、直播きしなかったのがかえって悪かったようです。育ったのは2株だけです。
 成長を楽しみにしてきただけに、ペロリと食べてしまうのが忍びなかったのです。

憧れの 300Bシングル・アンプの製作 番外編 「紫電改」敗れる

 憧れの300Bシングル・アンプは、機嫌よく鳴っています。
 1世紀ほど前に発売された米ウエスタンエレクトリック(WE)のトーキー用アンプ#91B型を参考にした回路となっています。6SJ7-300Bのシンプルな2段構成です。このうち初段(ドライバー)球の6SJ7は、米RCAのメタルチューブを使っています。黒い2本です。真ん中のGT管も同じ6SJ7ですが、将来の増設に備えたダミーで動作はしていません。
 そのルックスがちょっと気になってきました。真ん中の球が格好いいです。で、3本とも同じスタイルの球に変更しました。

 ヤフオクで、4本1000円で落札したすべて中古の6SJ7です。左から、TEN、TEN、NEC、NATIONALとメーカーはバラバラです。

 古い球です。おそらく製造から半世紀は過ぎているでしょう。薄っすらと「TEN」と印刷されています。 
 TENは、神戸工業のブランドでした。その後、富士通テンとなり、現在はデンソー・テンとして存続しています。
 前身は、戦前の川西機械製作所という機械製造メーカーでした。飛行機、繊維機械、衡器、真空管の製造を行い、真空管技術は最高水準との高い評価を得ていたそうです。ここから独立した川西航空機(現在の新明和)は、あの二式大艇や紫電改を誕生させました。こじつければ「兄弟」というわけです。

 RCAの6SJ7は、ガラスではなくメタル(金属)で覆われています。軍用に強固にしていたのです。
 

 さて、日米の6SJ7を聴き比べました。
 結果は、あっさりと決しました。モーツァルトのディベルティメントK136のLPに針を落とすと、その差は歴然としていました。弦楽器がスーッツと延びる音がまるで違うのです。
 ルックスでは、断然勝っていたのですが、仕方ありません。古い球だったので、TENの真価は発揮されなかったのかもしれません。元の状態に戻しました。

 

伊勢参り その4 山の辺の道・北ルートを円照寺まで

 梅雨が明けたらガンガン照りでした。お伊勢参りの4回目は、奈良市街から南を目指しました。
 大阪・玉造を出発した伊勢本街道と合流しましたが、本街道はJR万葉まほろば線とほぼ平行にまっすぐ変化のない道を南下します。
 わたしはちょっと外れて山の辺の道・北ルートを歩きました。天理からの南ルートほどには見どころはありませんが、東海自然歩道でもある静かな道でした。
 ゴールは、ちょっと短いですが天理との中間点となる円照寺でした。山の中にたたずむ趣のある寺でした。

 山の辺の道はよく整備されていました。あちこちに句碑がありました。
 「かるかたのたかまとやまをたかみかも いてくるつきのおそくてるらむ」(大伴坂上郎女)

 夏空が広がりました。向こうが生駒山系です。

 昼飯は近鉄奈良に戻って食べました。
 ギンギンに冷えた生ビールといただきました。

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茨木 手打ちそば 十八庵のそば御膳

 箕面公園から勝尾寺へと、緑のトンネルをクルマで走りました。山道の終わりかけたあたりにポツリと「蕎麦」の幟を掲げた店がありました。一度は通り過ぎましたが、気になって戻りました。
 「手打ちそば 十八庵(とはちあん)」です。おやじさんが一人でやっている、小さな店でした。
 「そば御膳」(1400円)は、十割そばと山椒切りそばの組み合わせです。山椒の香りがほのかにする、ちょっと緑色っぽいぼそぼそとしたそばは、3種の塩でいただきます。目の粗い岩塩(?)が、わたしにはうまかったです。
 十割は、比較するとフツーですが、ヘンに気取りがなくのどを滑ります。

 揚げ出汁そば豆腐です。初めていただきました。厚揚げのようですが、そば粉を入れて豆腐状になっていて、トロリとしています。

 奥さまが頼んだ「穴子天おろしぞば」は、天ぷらが絶品です。少し回ってきましたが、穴子もモロッコインゲンもカリッと揚がっていました。

 プラスチックのカップの冷たいお茶とともに、食べきれないほどの揚げそばが出てきました。塩気があるのをポリポリとつまみながら、そばが茹で上がるのを待ちました。
 そば屋といえば、ちょっと肩ひじ張ったような店が多いです。ここはまるで気取りがないのがうれしいです。

 一方のそばは月替わりです。

 テーブルが2卓の小さな店です。窓が開け放たれていて、気持ちよい風が吹き抜けていました。

 車がないと行けないような場所です。
 それでも先客があり、次客がありました。知る人ぞ知る人気店のようでした。

 手打ちそば 十八庵 (とはちあん)
 090-5650-1695
 茨木市泉原910