小塩山のカタクリの花 2024

 京都西山の小塩山に咲くカタクリと、ことしも出会うことができました。
 開花は、例年と比べて1週間ほど遅いとのこと。3月下旬の悪天候が響いたようです。
 まだポツポツとしか開いていませんでした。それでもこの数日の暖かさで、一気に春の装いとなりました。

 地面にへばりついて、下からのぞき込みました。

 密生して咲いている個所は、実はここだけでした。

 W字型の紋は、個体によって様々です。

 整然とイナバウアーしています。

 何枚も、何枚もシャッターを押し続けました。

 昨年、白い花を咲かせた株です。葉っぱの模様が薄いです。白いのは、色素異常のようです。

  蕾が膨らんでいます。

 あすには咲くのでしょうか。

 ミヤマカタバミもいっぱい咲いていました。

 カタクリ保護地の「Nの谷」でカメラを構えていると、「たやさ~ん!」と声がかかりました。なんと三田からやってきた山友の2人らでした。並んでポーズしました。

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比叡山・横川 シロバナネコノメソウを追って

 比叡山・延暦寺の横川まで歩きました。シロバナネコノメソウ(白花猫の目草)が咲いているとの情報がありました。
 見つけました。ひとつの花の直径は5mmにも届かないほどです。それが群生しています。
 雄しべは8本。葯の暗紅色が鮮やかです。これが透き通るような白い萼片に映えまます。

 葯は裂開直前は暗紅色ですが、開くと黒紫色になります。

 

 キタヤマオウレン(北山黄連)もいっぱいに咲いていました。バイカオウレンとよく似ています。

 キタヤマオウレンの花弁舷部は、やや縦長の楕円形で花の中心方向が開口した形状となっています。

 こちらがバイカオウレンです。3月初め、亀岡の神蔵寺で撮影しました。
 バイカオウレンの花弁舷部は、ほぼ円形で爪部の先に皿がついたような形になっています。花の中心方向の開口はありません。

 ネットで調べた情報ですが、その差異は微妙です。

 ネコノメソウはあちこちに咲いていました。

 ボタンネコノメソウ(牡丹猫の目草)も咲いていました。

 ミヤマカタバミがあちこちで開いていました。

 紫色が美しい蕾です。もう少し開いてくれないと、何の花かわかりません。

 アセビもたわわでした。

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宇治 墓参りと朝日山のヤマガラ

 お彼岸です。宇治の興聖寺に墓参りに出かけました。独りだったので、車を寺の駐車場に置いたまま、裏山の朝日山に登りました。
 いました。お目当てのヤマガラが。切り株に餌として用意してきた落花生をばらまくと、すぐに飛んできました。
 大きな(ヤマガラに対して)落花生をくわえて、ご満悦です。

 いっしょにばらまいたパンくずは、お好みではなかったようです。

 タッチ・アンド・ゴーは一瞬です。

 落花生ばかりが狙われます。

 落花生はないの? ヒマワリの種でガマン!です。

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花の寺・神蔵寺から朝日山へ

 山友から急なお誘いでした。「花を愛で神蔵寺から朝日山へ」に行きませんかと。
 2週間ほど前に神蔵寺に参って、スプリング・エフェメラル(春の妖精)の撮影はしていました。でも朝日山にも登るのならとご一緒しました。
 初めて登った朝日山(441.7m)でポーズです。春到来を実感させる日和の中、ふかふかの足に優しい枯れ葉の道をピストンしました。
 「おかわり」で、近くの西山のピークもゲットしました。 

 早くもニリンソウの一番花が咲いていました。朝はつぼみが膨らむ程度だったのに、朝日山からの下山後は、パッチリと開いていました。

 キクザキイチゲも暖かな日を浴びて、精一杯開いていました、

 久しぶりの登山でしたが、なんとか皆さんについて行くことができました。
 いつもピンクが可愛いTちゃんは、先日の六甲全山縦走41Kmをたったの11時間で歩き通した「強者」です。

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天王山 ミツマタ・ロードは満開近し

 久しぶりに天王山に登りました。秀吉と光秀の天下分け目の戦いの舞台ですが、お目当てはミツマタ(三椏)の開花でした。
 ミツマタ・ロードは、暖かな日和に満開近しを思わせる咲きぶりでした。
 わたしは鼻があまりよくないので、甘い芳香に酔うほどには楽しめませんでした。それでも黄色の頭花をもつ白い花が球状に集まっている様をカメラで追いました。

 アカタテハは、近くには飛んで来てくれませんでした。

 黄色い球状に満開となった花もありました。枝が3つに分かれて、その先に花が咲くからミツマタです。

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京都を歩く 三条通を西から東へ 嵐電に沿って

 京都の町を東西に貫く三条通は、東は山科区四宮から西は右京区の嵐山(渡月橋)に至ります。平安京の三条大路だった中心部の区間は、碁盤の目に沿って真っすぐですが、その両端は曲がっています。
 ここ数日の寒さが和らいだ一日、渡月橋から東を向いて歩きました。
 西大路三条までは、嵐電(京福電鉄嵐山本線)と併行します。広隆寺の前の併用軌道を京紫カラーの電車が走り抜けました。

 嵐電の駅名は、難読地名のオンパレードです。
 西から鹿王院、車折神社、有栖川、帷子ノ辻、太秦、蚕ノ社、西院。
 答は、ろくおういん、くるまざきじんじゃ、ありすがわ、かたびらのつじ、うずまさ、かいこのやしろ、さい(阪急は「さいいん」)。

 烏丸-河原町間は、明治時代のメーンストリートでした。名建築が残っています。
 日本銀行京都支店は、京都文化博物館になっています。

 三条大橋の西畔には「弥二さん喜多さん」の像が立っています。お江戸から上ってきた東海道五十三次のゴールでした。
 わたしもここまでとしました。

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京都を歩く 油小路を北から南へ 鍾馗さんに会う

 京都の町を南北に貫く一番長い通り、油小路(あぶらのこうじ)を北の端から京都駅まで歩きました。
 平安京にの昔からある道ですが、ネーミングの由来はわかりません。たまたまですが油屋がありました。鍾馗(しょうき)さんも並んでいます。

 この通りの町家では、あちこちで鍾馗さんと出会えます。

 鍾馗は中国の民間伝承に伝わる道教系の神です。日本では魔よけの効験があるとされ、この辺りでは屋根の上に載せています。

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カミーノ同窓会 山の辺の道を歩く

 スペインのサンティアゴ巡礼路を歩いたことがある4人で、奈良・山の辺の道を歩きました。
 6年前に同じグループで、JR大阪環状線に沿って歩いたことがあります。そのときご一緒したスイス在住の女性が久しぶりに帰国されました。
 三輪から天理まで14キロほど。この日だけ春がやってきたような暖かな日差しを浴びて、のんびりとカミーノ談義を楽しみながらのウォーキングでした。

 わたしは餅と茹で小豆、バーナーをもっていきました。もぐもぐタイムに温かくて甘いぜんざいを喜んでもらえたようです。

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ポンポン山 福寿草に会いに行く 2024

 ことしもまた、ポンポン山の福寿草(フクジュソウ)に会いにいきました。
 咲いてました!! 久しぶりに晴れましたが気温が上がらず、期待したほどには開いていませんでした。それでも満開近しで、大きく咲いた花弁をレンズに収めました。
 2月の初めから咲いていました。タイミングがあわず、やっとポンポン山のルーティーンを果たすことができました。

 太陽に向けたパラボラアンテナのような姿はありませんでいた。

 気温が10度を超えないと、いっぱいには開かないそうです。

 ネコノメソウが咲いています。

 スミレが一輪だけ咲いていました。葵の葉に似ているところから葵菫(アオイスミレ)のようです。

 こちらは青繁縷(アオハコベ)というそうです。

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かしわら水仙郷と高尾山 焼肉を満喫

 誘われて2日続きの山行となりました。こんなこと、初めてです。
 河内の「かしわら水仙郷」で咲き乱れる水仙(スイセン)を、カメラで追いました。盛りはちょっと過ぎたような感じでした。空模様もどんよりとしていました。それでもアチラ、コチラとシャッターを押しまくりました。

 高尾山の山頂で、きょうのメンバーでパチリ。Iちゃんとは、昨秋の立山以来でした。あとの2人は、昨日から引き続きです。

 お楽しみメーンは、きょうも食べて飲むこと。
 早めの下山後は、鶴橋の鶴一に直行して、おいしい焼き肉をほおばりました。ああ、きょうもサイコーの1日でした。

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