藤原岳 久しぶりの1000メートル登山

 福寿草が咲く花の名峰・藤原岳に登りました。登山口からの標高差が1000メートルという、登り応えがある山でした。
 ご一緒したのは、「どたぐつ」の学生時代からの友と、そのお知り合い、お一人は偶然にも同じ大学の同学年(学部が違うので面識はなし)という同世代4人と驚くほどに健脚なその奥さまたちでした。

 昼飯は、出発が早かったのでお手製とはいかず、コンビニ弁当でした。

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花の百名山・藤原岳 福寿草や春の花々

 花の百名山です。とりわけ福寿草が咲くことで人気の藤原岳(標高未確定。標識には1,120m)に登りました。鈴鹿山脈の北部に位置し、三重県と滋賀県の県境にあります。
 福寿草が、春の暖かな日差しを浴びて、黄金色に輝いていました。

 白い花弁が可憐なミヤマカタバミ。

 アズマイチゲのようです。

 紫色のも咲いてます。キクザキイチゲだそうです。

 葉が尖っているのは何でしたか? 花博士さん!
 ヒロハアマナというらしいです。

 コバイケイソウは花を開く準備中。

 アセビ(馬酔木)が白い花をつけていました。

 シャクナゲが咲くのももうすぐです。

 花吹雪の桜です。ここから出発しました。
 山登りについては、改めて記します。

山城三十山 金毘羅山から翠黛山

 大原の里10名山の金毘羅山(573m)と翠黛山(すいたいさん、577m)を、英会話教室のお仲間らと巡りました。絶好のハイキング日和で、山の緑が美しかったです。
 金毘羅山の頂上で食べたわたしの自家製弁当です。おにぎりとウインナーや玉子焼きなどです。 

 金毘羅山は、讃岐・琴平にある金毘羅山のほか、全国にいくつかあります。京都・大原の金毘羅山は、山のかたちが奇怪なうえ全山が秩父古生層の露岩に覆われています。山頂には三壺大神がある。山城三十山に名を連ね、ロッククライミングの絶好の練習場となっています。

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長岡京 「京・洛西 ぶへい」のお弁当 月

 「京・洛西 ぶへい」で昼ご飯をいただきました。一番簡単な「お弁当 月」です。
 舌の上でとろける造りです。
 2段の丸い器に、きれいに盛られています。「丸前角向(まるまえかくむこう)」でしたか。確かに綴じ目が手前にきています。

 ちまちまと詰まっています。貝の器には、鮭、ひろうす、えび、鴨、出汁巻き、麩、湯葉、大根・・・と、10品ほどがとりどりに楽しませてくれます。
 わさびまで、葉っぱになってます。

 天ぷらも、きれいに揚がってました。

 デザートも、ワッフルにアイスクリーム、果物ときれいに並んでいます。

 代表と料理長の経歴が掲示されていました。京都グランドホテルや下鴨茶寮、八千代と名だたる店が並んでいます。

 京・洛西 ぶへい
 075-956-0727
 京都府長岡京市井ノ内小西48-1

小豆の水ようかん 大成功編

 「小豆の水ようかん」づくりにリベンジしました。
 大成功です。わたしの口には、ちょっと甘いですが、固さもほどほど。つるりと喉を滑ります。

 つくりかたは失敗編「小豆の水ようかん 自分でつくってみましたが・・・?」と同じです。違ったのは材料です。

 乾燥小豆の使い方を間違えたのでしょう。とはいえ、腕に自信がないので頼ったのは老舗の味でした。ここのならとゲットした缶詰は、でも粒あんでした。どうしたものかと思案していると、イオンにオリジナルブランド、Topvalueのペースト状のこしあんがありました。つくり方は、袋に記載されていたままです。寒天を溶かして、あっという間の作業でした。
 これなら、胸を張って母親のところに持っていくことができます。

残照の枝垂れ桜 水無瀬神宮

 後鳥羽上皇ゆかりの水無瀬神宮です。枝垂れ桜の老木が、本殿をバックにかすかな夕日を浴びていました。
 国会証人喚問を午前、午後ともテレビで見てしまいました。ちょっと体を動かしたくなって、カメラをザックに散歩に出ました。ゆっくり歩いて15分ほどです。

 月も出ていました。

 社務所も閉まりました。

 重要文化財の客殿にも夕日があたります。

 水無瀬神宮
 大阪府三島郡島本町広瀬3丁目10-24

京都人の密かな愉しみ その2 ロケ地を巡る 西陣あたり

 「京都人の密かな愉しみ」(NHKBS)で何度も登場した老舗和菓子屋、久楽屋(くらや)です。目に焼き付いたシーンでした。
 室町上立売を上がったところにある和菓子屋、俵屋吉富の本店が暖簾を変えて使われていました。
 日曜日とあって、残念ながらシャッターが閉まってました。店内の様子はわかりませんでしたが、こぢんまりとしたたたずまいでした。

 隣は郵便局。赤いポストが映っているいるシーンです。
 久楽屋の若女将、沢藤三八子が15年ぶりに再会した菓子職人とパリに旅立つ最終回のシーンです。
 和服から洋装に着替えた常盤貴子が輝いてました。

 托鉢の僧(実は腹違いの弟)にお布施する三八子が歩いてきそうです。

 「さいなら」がエンディングでした。

 烏丸今出川から歩きました。同志社大学のクラーク館です。奥さまの案内です。
 ここで団時朗が洛志社大学の教授、エドワード・ヒースローとして教鞭をとるシーンに出てきます。

 臨済宗相国寺派の大本山である相国寺は、京都五山第2位に列せられる名刹です。

 相国寺塔頭の瑞春院は、水上勉の「雁の寺」で知られます。
 番組に挿入されているオムニバスドラマ「桐タンスの恋文」に登場します。 

 俵屋吉富の本店、茶ろんたわらやと歩いてきたところは寺之内小川通りです。北に上ります。

 不審庵(茶堂表千家)の立派な門です。

 お隣は今日庵(茶道裏千家)です。

 裏千家の前が本法寺です。

 この夜桜の下で三八子は「京を捨てる」と未練を断ち切る菓子職人と別れ、15年後に再会します。

 三上家路地です。路地は「ろーじ」と発音する袋小路です。
 続編の「BLUE修業中」で、パン職人を目指す上町葉菜(趣里)が、その日、売れ残ったパンを近所のお年寄りに配りに行くシーンに出てきます。

 本隆寺の瓦土塀が続きます。

 雨宝院から眺める瓦土塀です。

 三八子が通りがかり、エドワードに会釈する印象的なシーンです。

 エドワード教授が参拝するシーンもあります。
 花弁がかわったつばきがきれいでした。

 「京都人の密かな愉しみ」のロケ地の一部を巡りました。わが家の墓地がある宇治の興聖寺も何度も登場します。
 家に帰ると、ネットで予約した本が届いていました。「京都人の密かな愉しみ」(NHK「京都人の密かな愉しみ」制作班+源孝志監修、宝島社)です。ペラペラと繰っていくと、行きたいロケ地があちこちにあります。
 * ブログ中の常盤貴子の画像は、この本からコピーしました

京都人の密かな愉しみ 「茶ろん たわらや」の自家製釜あげもち

 「京都人の密かな愉しみ」は、NHKBSプレミアムで放送された京都の四季と通して京都人しか知らないしきたりの由来と美しき暮らし方-を描いた番組です。今も再放送されるたびに見ています。
 京都に花見に出かけ、番組のロケ地の一部を巡りました。
 寺之内にある「茶ろん たわらや」は、番組では老舗和菓子屋「久楽屋(くらや)」の支店として登場していました。わたしはここで「自家製釜あげもち」をいただきました。
 柔らかい甘さの蜜が、ぽっちゃりとした餅から滴ります。

 湯からすくい揚げた餅にきな粉をまぶします。

 抹茶の香りも素晴らしいです。

 仕上げは、ほんのりと甘いあずき餡でいただきました。

 2段重ねの塗りの器で出てきました。

 奥さまが頼んだ「みつ豆」は、これまでの常識を覆すような美しさです。

 常盤貴子が久楽屋の若女将、沢藤三八子を演じていました。ほれぼれとする和服姿で、奥さまが座っている椅子に腰かけたシーンもありました。

 「茶ろん たわらや」は、俵屋吉富の小川店に併設されています。右側の路地から入ります。

 茶ろん たわらや
 075-411-0114
 京都市上京区寺之内通小川西入ル宝鏡院東町592

 「雲龍」で有名な「俵屋吉富」の本店も、番組では久楽屋の本店として毎回のように登場しました。

 俵屋吉富 本店
 075-432-2211
 京都市上京区室町通上立売上ル室町頭町285-1