大阪・梅田 「エキナカ酒場しおや 本店」のさしみ煮魚定食

 阪急から新梅田食道街に向かうと、新しい店ができてました。「エキナカ酒場しおや 本店」です。「さしみ煮魚定食」(880円)に目がいき、カウンターに座りました。2階には座敷もあるようです。
 出てきました。予想を上回る迫力です。でっかい鯛のあら煮です。旨い。でも皿が小さすぎて、骨や皮をよける場所がありません。先に平らげた刺し身の皿をガラ捨て場にして、ゆっくりと頭の周りをほじくりました。

 ちょっと薄いですが鯛に鮪、海老も踊ってます。
 だし巻き、奴など3品もついて、これはボリューム満点です。

 一番人気は海鮮丼でした。なにせワン・コイン未満です。コスパ最高です。

 しおや(汐屋、潮屋)といえば、JR大阪駅の環状線ホームや御堂筋口の改札を出たところなどにあった駅そば店です。そこらの一等地は、JR系列のチェーン店にとって代わられました。駅弁と同じことです。
 それでも新梅田食道街に移ってきた隣の立ち食いうどん、向かいの立ち寿司しおやに続いて、この居酒屋となったようです。今度は飲みに来たい店です。

 エキナカ酒場しおや 本店
 06-6312-9439
 大阪市北区角田町9-28 新梅田食道街

小豆の水ようかん 自分でつくってみましたが・・・?

 「甘いものが食べたい」というリクエストがありました。長く茶道の師匠をしていた人です。食べたいのは和菓子とわかっていますが、固形物の摂取は止められています。
 柔らかい水ようかんならいいかとデパートの和菓子店を巡りました。でも季節柄か、見つかりませんでした。
 となると、自分でつくるしかありません。ネット検索すると、簡単なレシピがいくつも引っ掛かりました。さっそく挑戦しました。
 ピントが、楊枝の方に来てませんが、おいしさを予感させるまずまずのビジュアルとなっていました。

 用意したのはこちら。小豆のこしあんと寒天です。他に砂糖も入れました。葛は今回は使ってません。

 鍋にこしあんと同量(同重量)の水に寒天と砂糖を入れて熱しました。
 こしあんは乾燥粉末でした。ドバーッと入れると、予想以上の量です。
 あわてて熱湯をそそぎ、思いの堅さに緩めました。砂糖も追加しました。
 仕切りのついたケースに注ぎました。
 待てない性格です。氷水で冷やして粗熱をとり、冷蔵庫に放り込みました。

 冷蔵庫で1時間ほど。程よい堅さに固まりました。
 仕切りを取り除き、二重底を持ち上げると、きれいに分割できました。さすがに道具です。

 これでおいしければ良かったのですが・・・。
 ヘンに粉っぽいです。小豆の甘みがしません。二口、三口でギブアップしました。ゴミ箱へ直行となりました。
 何がいけなかったのでしょうか。乾燥あんの使い方を誤ったのでしょうか。改めてネット検索すると、ペースト状のこしあんもあるようです。小豆を炊いて、甑(こしき)でこすほどのエネルギーはありませんが、材料を吟味して再挑戦します。

今夜の一献 菜の花の温かいサラダ ホタルイカ風味~2018

 春になるとわが家に必ず登場する「菜の花の温かいサラダ ホタルイカ風味」です。このブログにはなんと過去9年の記録が残っています。
 ワインビネガーのあまり酸っぱいのは・・・という要望に、バルサミコ酢に変更。いつものだし醤油もちょっと追加して、味にパンチをつけました。ことしもおいしくいただきました。

 朝のテレビ番組で、兵庫・新温泉町の獲れたてホタルイカを料理していました。ホタルイカの串揚げ、スパゲッティ、しゃぶしゃぶとどれもおいしそうでした。
 近くの生協で買てきたホタルイカはボイルされてますが、兵庫・日本海沖産でした。
 面倒ですが、ひとつずつ目を取り、ピンセットで舟(軟骨?)を取り除きました。口当たりに差が出ます。

 もう一皿は、チャプチェでした。
 2本1000円のスペイン産ワインで、機嫌よく酔いました。

 これまでの菜の花の温かいサラダ ホタルイカ風味

犬ふぐり咲くShimamotoの春

 「犬ふぐり」が咲いてました。JR島本の北側の畑です。
 俳句では春の季語となっているのですね。直径1センチにも満たないかわいいブルーの花があたり一面です。

 米国人男性が先日、三田市の女性の切断遺体を遺棄したのが見つかった現場につながる辺りです。JRで大阪から走ってくると、最初に見える「田舎」の風景かもしれません。だから男性もここを選んだのでしょうか。
 Shimamoto,a little town in Osaka Prefecture は、米国や豪州のニュースでも取り上げられて、とんだところで名を広めました。
 犬ふぐりも、種子の形からの連想からですが「イヌの陰嚢」とは、またかわいそうな名がついています。「日本の植物学の父」といわれる牧野富太郎博士の命名です。博士を顕彰する高知県立牧野植物園は、四国霊場31番札所、竹林寺近くの五台山にあります。訪れたのは、いつのことだったしょうか。

 タンポポも黄色く光ってました。

高槻 「デ・ボン・クール」のランチメニュー

 ちょっと欲しいものがあったので西武高槻店へ。昼飯は、車を駐車場に止めたまますぐ近くの「デ・ボン・クール」で「ランチメニュー」(1550円)をいただきました。奥さま、お薦めの店です。
 おじ(い?)さん1人ではちょっと入りにくいような雰囲気も漂っています。テーブルの両脇はいずれもデザート皿が空になった奥さまグループがにぎやかに話に夢中になっておられました。「ランチは2時間まで」という張り紙を眺めていると、一方の客はまさにそのルールを適用されていました。それほどに居心地が良いということなのでしょう。
 メーンのデミグラソース・オムライスです。バターたっぷりのライスが、柔らかい卵に包まれています。小ぶりですが、濃厚なデミグラソースには野菜も混じっていて、十分な食べ応えです。

 前菜がこのボリュームでした。カボチャスープにちょっと黒っぽいのはサバの炭焼き(?)、鶏に魚、ポテトにレタス、パンまでついて、これだけで一品になりそうです。コスパ満点です。
 メニュー並んでいるグラスワインかドイツやベルギー・ビールが飲めたら、最高だったでしょう。

 このところ毎日のように作っているスープです。プロの味を参考にしました。

 ランチメニューには、デザートがついています。これをミニワインにも代えられます。わたしは頼まなっかので100円引きでした。
 奥さまは、メーンのパスタを半分ほど残して、このデザートをおいしそうに食べてました。残ったパスタは、わたしが平らげました。

 コーヒーだけで口直しには充分でした。

 デ・ボン・クール(de bon coeur)
 072-684-2076
 高槻市芥川町1-15-14

自分でつくる ボンゴレ・ビアンコ

 久しぶりに食べたくなった「ボンゴレ・ビアンコ」です。朝からスーパーに立ち寄ったら、おいしそうな大きなアサリが並んでました。1パック、買って帰り、ササッとつくりました。

 大きなアサリの身がうまいです。3月はアサリの旬です。

 タマネギとニンニクを刻みました。
 最後にイタリアンパセリを採ってきて振りかけました。ベランダで越冬したプランターのイタリアンパセリは、何もしなかったのに元気に新しい葉を茂らしつつあります。

高槻 「龍門」の青椒肉絲定食

 好物の青椒肉絲をメーンにした「青椒肉絲定食」(1000円)です。
 朝に「高槻にちょっとした中華の店があったらいのに」と話していたばかりでした。偶然通りかかった阪急につながる本通りに広東料理店がオープンしていました。
 青椒肉絲は、もう少しピーマンの味がシャキッと残っているのが好みですが、濃厚な味です。コーンの入ったトロリとしたスープも旨いです。
 ご飯か粥か選択でき、お代わり自由です。粥もおいしそうでした。隣の席に座っておられた4人組の奥さまは2人がお代わり、1人は2度もお代わりしてました。

 電車でジムに行って汗を流し、昼飯に軽く一杯。そんなのんびりとした時間を、久しぶりに過ごしました。
 箸袋をひっくり返すと、住所は駅前のアルプラザ4階と書かれていました。引っ越してきたようです。

 いろいろと目移りするメニューです。

 店先には、開店祝いの胡蝶蘭が飾られていました。

 龍門
 072-682-8748
 高槻市高槻町13-4-1

今夜の一献 新タマネギのスープ

 新タマネギでスープをつくりました。先日の「鶏のブイヨン」が残ってました。
 ありあわせの材料で適当につくったので、「似て非なるもの」です。いい出汁がでてますが、ちょった淡白すぎる味になりました。
 お相手は、オーストラリア産のシャルドネです。久しぶりのコルク栓でした。

 メーンは奥さま作のハンバーグです。柔らかくてジューシーです。

 口直しは、いただきものの京都・村上重の千枚漬です。
 今冬は、千枚漬に使う蕪が不作でした。年末の贈答用にいつのもように頼むと、品切れになってました。今ごろになって、再登場のようです。
 七味だけをふりかけていただきました。ヘンに甘くはない、シンプルな本物の味です。

 タマネギが少なすぎました。梅干しは多すぎました。
 昆布の後ろは、まだ凍ったままのブイヨンです。
 ことことと煮て、タマネギを取り出し、ハンドブレンダーで細かくしました。

 ジュース状タマネギをスープに戻せば完成です。

 辰巳芳子さんのレシピ本です。奥さまの友だちが、「つくるのだったら」と貸してくださいました。まるで料理の設計図のように体系的に書かれており、読んでいるだけで楽しいです。

 道具が欲しい人です。今度はホーロー鍋です。リビング用品店で1000円未満で並んでいたバーゲン商品です。
 こんなのをゲットしてしまうと、次をつくらないわけにはいきません。

自分でつくる 伊予柑ぎっしり・ゼリー

 伊予柑に砂糖を加え、ゼラチンで固めただけの混じりけのないゼリーをつくりました。
 ゼラチンの量が少なくて、ちょっと固まり切らずにユルユルですが、かえって伊予柑の甘みが感じられるゼリーとなりました。

 自宅近くのスーパーに入ると、入り口の目につくところに伊予柑が山積みになっていました。
 ちょっと面倒ですが、小房にわけ、それぞれの袋も取り除きました。

 ハンドブレンダーですりつぶしてジュースにします。
 水で薄めて鍋にかけ、砂糖とゼラチンも加えて加熱しました。

 トロリとしたところで終了。粗熱をとったあと、カップに取り分け、冷蔵庫で冷やしました。
 伊予柑2個で小さな4カップでした。

 新しいことを始めると、道具が欲しくなる性分です。
 今回は、ハンドブレンダーです。ネットで探すと3000円ほどのがありました。貯まっていたポイント利用で、半額ほどで手に入れました。

今夜の一献 にんじん葉のゴマ和え

 好物のにんじん葉のゴマ和えで一献です。シャキッツとした舌触りと、ほのかなにんじんの香りがサイコーのアテです。

 近所の町角で週に何度か、採れたての野菜を売る売店が立ちます。柔らかそうなにんじん葉が並んでいました。100円でした。他に、このところ値上がりしているネギとダイコンも買って、合わせて400円の買い物でした。
 さっそくゴマ和えにしました。ゴマを摺り、にんじん葉を湯がきました。小さな根、これがにんじんですが、もせん切りしました。
 醤油と味りんで味付けして完成です。

 今夜ののメーンは、豚肉と白菜の重ね蒸らしでした。柚子胡椒でいただきました。