大阪・水無瀬 岡村商店の包子と、孫と凧揚げ

 保育園が正月休みとなった孫娘が遊びにやって来ました。
 昼飯は、近くの商店街にある包子(パオズ)の岡村商店に出かけました。わたしは自慢の包子3個セレクトとスープ、お茶請け、日本茶の「包子みっつセット」(1200円)をいただきました。
 きょうは豚まんとキャベツまん、ニラまんです。もっちりとした皮が、自然な味の野菜などを包み込んでいます。

 3個くらいペロリでした。6歳の孫娘も、1個半をおいしそうに平らげました。

 きょうのお茶は、熊本・芦北の釜炒り茶でした。程よい渋みの、飲みやすいお茶でした。
 ドライ・マンゴーのほのかな甘みで決まりました。

 岡村商店
 075-204-9688
 大阪府三島郡島本町水無瀬2-3-9

 腹ごなしは、孫娘と約束していた凧揚げでした。近くの淀川右岸に行きました。
 手作りした立体凧「ヘキサゴン」の本番デビューでした。

 風はほどほどでした。ちょっとバランスが崩れるシーンもありましたが、そこそこには揚がってくれました。

 孫娘もタコ糸を握りしめて、風の力を感じてくれたようです。

 なんとかじーじの面目を保つことができました。
 正月には、もう一人の孫娘も帰省してきます。もう一度、凧揚げするのが楽しみです。

京都・アルティ 感謝のバロックアンサンブル

 京都府民ホール アルティで、奥さまのお友だちのヴァイオリニストの退任記念コンサートを聴きました。
 教え子ら20数人が並ぶ弦楽アンサンブルです。プログラムのプロフィルには、みなさんが積み上げている輝かしいキャリアが満載です。
 圧巻はビバルディの「四季」でした。季節ごとのヴァイオリン・ソロを4人が分担。爽やかな春、ダイナミックな夏、凛とした秋、ドラマチックな冬と、それぞれの個性を伸びやかに響かせました。
 コロナ前に訪れたウィーンで一緒に食事をしたCさんも、はるばるかけつけていました。今はORFウィーン放送交響楽団のアカデミー生として活躍しています。

 四条通のイノダコーヒ 四条B2支店で「ロールパンセットC」(980円)で腹ごしらえしました。
 エビフライがはさまったロ-ルパンです。

 奥さまは、冬至なのでカボチャのタルトのセットです。

 ホットカフェラテに少し砂糖を入れると、穏やかな味が引き立ちました。

 イノダコーヒ 四条B2支店
 075-211-7738
 京都市下京区東洞院東入る立売西町66 京都証券ビルB2

 地下鉄の今出川で降りて、時間があったので同志社大に行ってみました。
 立派なクリスマス・イルミネーションが輝いていました。

立体凧 ヘキサゴンをつくる その3 デビュー飛行

 自分でつくった立体凧「ヘキサゴン」のデビュー飛行でした。
 大阪・西中島南方近くの淀川右岸にある河川敷公園です。強い風、いや強すぎる風を受けて、わたしの凧も青空高く舞い上がりました。
 最初のフライトを失敗して、凧の上部前縁の骨が折れています。応急修理しましたが、骨折したままなんとかバランスを保つことができました。

 向こうが新御堂筋です。

 新聞社勤務時代の同僚、YさんとFaceBookで再会しました。Yさんは器用にもストリート・オルガンを自作されています。パチンコ玉を転がすジェットコースターも、わたしのビー玉版をはるかにしのぐ出来具合です。凧も作られます。
 「みんなで揚げているから」と、この日の凧揚げに誘われました。

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アンチョビをつくる 2022

 アンチョビをオイルに漬け込みました。
 1カ月ほど前に前作業をして、冷蔵庫で寝かせていました。いい感じに塩漬けされていました。
 おいしいアンチョビは、パスタに使ったり、ジャガイモと炒めたりと、好物の味です。

 新鮮なイワシがなかなか手に入りません。たまたま生協から宅配された冷凍イワシが新鮮そうでした。
 解凍して、頭を切り落とし、手で開いて腹と骨もとりました。

 前作業として塩漬けしました。魚の重量の30%ほどの塩でまぶすのですが、適当に目分量でした。
 ラッピングして空気が入らないようにして、冷蔵庫に入れました。

 残った汁は、ナンプラー(魚醤)です。でも、わたしはエスニック料理はあまり食べることがないので、捨ててしまいました。

 薄い塩水できれいに洗って、塩分を抜きました。
 キッチンペーパーの上に並べて、水分を飛ばしました。

 保存容器となるビンを煮沸消毒しました。
 何気なくニンニクを刻み、タカノツメも用意しました。これは過去のレシピでは使っていなかったです。
 イワシはロール状にして並べました。こうした方が、取り出しやすいからです。

 オリーブオイルを注いで作業は終了です。冷蔵庫に戻しました。
 これで年末にはおいしくいただけるでしょう。

 これまでの アンチョビをつくる

宝塚ベガホール ユルゲン・ヴォルフ オルガンコンサートを聴く

 宝塚ベガホールでユルゲン・ヴォルフのオルガンコンサートを聴きました。先日、ベートーベンの「第9」を指揮したユルゲンが、今夜はオルガニストでした。独ライプツィッヒの聖ニコライ教会の前カントル(音楽監督)です。
 あまり聞く機会がないオルガンの生の音を浴びました。やはり迫力がありました。畑儀文のテノールも、よく響いていました。
 最後の1曲には、大阪バッハ合唱団のメンバーが加わりました。バッハの「イエスは変わらざるわが喜び」BWV147とプログラムには書かれていましたが、演奏が始まると「主よ、人の望みの喜びよ」として知っているコラールでした。奥さまも歌ってましたが、リハーサルなしの本番だったそうです。

 スイス製のパイプオルガンです。腹に響くような重低音は聴けませんでしたが、鳥がさえずるような弱音の高音は、天国の調べでした。
 阪神大震災で大きな被害を受けましたが、きれいに修復されています。

 演奏された1曲は、ディートリッヒ・ブクステフーデの作曲でした。聞いた名前でした。
 12年前に訪れた独リューベックの聖マリエン教会にかかっていた石版画です。「バッハはブクステフーデのオルガンを聴くために数百キロの道を歩いてやって来た」という説明を思いだしました。
 右がバッハです。「Dietrich Buxtehude」の文字も読めます。

 バッハも聞き惚れたマリエン教会のパイプオルガン

 宝塚ベガホールの玄関には、ウィーンの市立公園と同じヨハンシュトラウスの像が立っています。

立体凧 ヘキサゴンをつくる その2 テストフライト

 毎日、よいお天気が続きます。それは結構なのですが、風が吹かないので「立体凧 ヘキサゴン」のテストフライトができません。気象予報とにらめっこしても、風速1mほどしか吹きません。しびれを切らして、無風覚悟で近くの淀川河川敷に行きました。
 でも思うようには揚がりませんでした。広いグラウンドを走り回りました。汗が噴き出しました。
 青い空に、ピンクが映えることはわかりました。

 なんとか揚がりそうな感触だけはつかめました。後は糸目で凧の角度を調整することと、まったくの風頼りです。

 淀川右岸の島本町内の河川敷です。サッカーや野球場があり、休日はにぎわいます。

 立体凧は、2つのパーツに別れています。

 合体させました。

 風圧で形がこわれないように、対角に糸を張って補強しています。

 重さは130gほどと軽量に仕上がりました。

 タコ糸は百均で買ってきました。細い直径のボビンのままでは巻き取るのが大変です。合板の端材で糸巻をつくりました。

 わたしの小さな車でも、後席のシートを倒せば載せることができました。

大阪・シンフォニーホール ヴォルフ&関フィル・コアによる≪第九≫

 ザ・シンフォニーホールでベートーベンの交響曲第9番 「合唱付」を聴きました。
 指揮はユルゲン・ヴォルフ。関西フィルハーモニー管弦楽団、ソロはテノールの畑儀文らと関西フィルハーモニー合唱団でした。
 ヴォルフはドイツ・ライプツィッヒにあるバッハゆかりの聖ニコライ教会のカントル(音楽監督)を長く務めた人です。奥さまは、この人の指揮でバッハのマタイ受難曲を歌ったことがあります。
 数日前に「聴きに行こう」となりました。3階バルコニーという安い席でしたが、どんな第九か楽しみでした。

 第1、2楽章は、情熱的でエネルギッシュな演奏でした。
 3楽章は一転して、細やかで研ぎ澄まされた粘らないハーモニーに変わりました。4楽章初めのチェロやコントラバスの低く流れ始めるテーマも、息を飲むほどにきれいでした。管弦楽の配置が通常とはちょっと違ってチェロとコントラバスが左側でした。わたしの席からは、ちょうど見下ろす真正面となって、余計にストレートに音が届いたのでしょう。
 ここぞという時に、ホルンが音を外したのもご愛敬です。
 そして歓喜です。合唱もきれいにコントロールされて劇的にフィナーレに突き進みました。ベートーベンが古典派の音楽家であると感じさせる演奏でした。
 3年前にウィーンのムジークフェライン(楽友協会)で聴いた、一直線に爆発する第9とはひと味違いました。

 クリスマスの飾り付けがきれいでした。

 ザ・シンフォニーホールは1982年、日本初のクラシック音楽専用ホールとして誕生しました。創立40周年です。
 「ホールの残響が2.何秒」とかいったことを開館前に取材したことが思いだされます。

 サイモン・ラトル指揮のベルリンフィルを聴いたのもここです。後に、ベルリンでも聴きました。
 演奏会後のレセプションに招かれて、ピアニストの内田光子の生の声に接したこともあります。

 夕飯は、ホール横の「八百屋とごはん うらや福島店」でいただきました。便利なところに、夜でも定食が食べられる店ができていました。
 「元気定食」(1200円)をいただきました。から揚げに5皿もついています。生卵は、当然ながら卵かけご飯にしました。味は濃い目ですが、おいしくいただきました。

 急に込んできたなと思ったら、音楽会の前に食事する人が多いようでした。隣の夫婦もそうでした。

 向こうがザ・シンフォニーホールです。

 八百屋とごはん うらや福島店
 06-6346-3380
 大阪市北区大淀南2-1-1

わが家の Merry Christmas 2022

 メリークリスマスのスワッグ 2022バージョンが、リビングを飾りました。 年末恒例となった奥さまの手作りです。
 カードのように画像処理しました。

 玄関ドアにも飾っています。

 テーブルに材料を並べて制作中です。
 赤い実は水無瀬川近くの公園のを少しだけいただいてきました。杉の葉は、柳谷観音に登る道端にありました。花粉をたっぷりと溜めた実がついていました。

 赤色がちょっと寂しいと、タカノツメを追加しました。
 秋に茨木郊外のショップで買って、壁にぶら下げて干してました。ぺペロンチーノ用がなくなったところでした。残りは、パスタとともにいただきます。

 もうひとつは、お友だちにプレゼントするそうです。

 これまでのスワッグ

立体凧 ヘキサゴンをつくる その1 製作編

 横浜に住む孫娘とLINEのテレビ電話で話しました。正月にはやって来るそうです。「いっしょに凧揚げをしよう」と約束しました。
 となると、じーじは凧の製作です。あれこれと考えた末、「ヘキサゴン(6角)」と名付けた立体凧にしました。
 なんとか骨組みまで完成。不織紙を張って、全体の格好が見えるところまできました。あと少しです。

 子どもが小さかったころに製作した立体凧です。よく揚がりました。
 万博公園で行われた凧揚げ大会で2等になりました。実は一番上がっていたのです。わたしが勤める新聞社が主催だったので、「優勝は遠慮して」と、大会運営の同僚に謝られたのも思い出です。
 これと同じ凧をつくりたかったのです。でも、写真だけではどのように組み上げているのかがわかりませんでした。

 図書館で凧の本を借りてきました。残念ながら、あまり参考にはなりませんでした。

 ネットで立体凧を検索して見つけたのがヘキサゴンです。ただし画像だけでした。
 あれこれと考えながら、設計図をパソコンのエクセルで描きました。縦、横の断面図です。ここから必要な角材の量を計算しました。

 近くのホームセンターで、3ミリ角のヒノキ棒(長さ900mm)を、余分を見込んで20本、買ってきました。1本52円だったので、1000円ちょっとでした。
 併設の百均をのぞくと、不織紙がありました。ラッピングシートです。ピンクと紫の2色です。

 ヒノキ棒を寸法に合わせてカッターナイフで切断しました。
 短い200mmのものは、48本も必要でした。

 ヒノキ棒をボンドで固定していきます。補強のために3角に切ったケント紙を張りました。

 

 組み上がりを想像しながら立体を形成していく作業は、よい頭の体操になりました。

 2年前のヒコーキ凧

大山崎山荘美術館 紅葉と絵本展

 お隣の大山崎町にあるアサヒビール大山崎山荘美術館まで散歩しました。きょうも良い天気でした。
 広い庭から山荘を見上げました。山荘3階のベランダから三川合流域や、向かいの男山を見下ろしました。
 どちらを向いても真っ赤な紅葉でした。 

 白く塗り直されたのでしょうか。望楼の白雲楼が、ひときわ鮮やかです。
 山荘内から庭園越しに眺めます。

 宝寺の五重塔が頭を見せています。

 大山崎山荘は、実業家の加賀正太郎によって建てられました。スイス・アルプスのユングフラウに日本人として初登頂しています。

 やってきた目的は紅葉と、「こわくて、たのしいスイスの絵本」でした。
 スイスの3人の作家の絵本原画やリトグラフなどが並んでいます。 

 惹かれたのは、ハンス・フィッシャーの「こねこの ぴっち」です。ギフト売り場に絵はがきなどと並んでいたので買ってしまいました。

 病に倒れたぴっちを、大勢の仲間が見舞います。

 ぴっちは、大きなベッドに埋もれています。

 アロイス・カリジェの「ウルスリのすず」も見たかったです。

 ゆっくりと歩いてきました。わが家からの往復は約1万歩でした。

 アサヒビール大山崎山荘美術館
 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
 075-957-3123