「JR大回り乗車」ってご存知ですか。大阪近郊区間(上の地図)の範囲内なら、2点間の移動は実際の乗車とは関係なく最短距離ルートで計算するという決まりです。同じ駅を2回通らず、一筆書きが可能なルートなら、最短距離の140円とかで1日中、JRに乗ってられるという「乗りテツ」にとっては夢のようなルールです。
10年以上も前に、琵琶湖一周から奈良、和歌山まで回る最長コースは踏破しています。本日は初乗車となる加古川線にトライしました。塚口発の赤線が本日のルート。黄色線が乗車運賃計算ルートです。
1.17は、関西に住むものとしては特別な日です。阪神のあたりの22年後も車窓からですが見たかったのです。
カテゴリー: わたしの好きなもの
京都・錦市場 なんでも「串刺し」
京都・錦市場を歩きました。すっかりインバウンドと修学旅行生の町になってます。
串に刺してテークアウトを始めたはしりのような天ぷら屋は、いまも繁盛してます。
今や、なんでも串にささってます。
アユは元から串にささっていたかもしれませんが…。
京都の料理に欠かせないハモも、串に刺して焼いていたでしょうが、こんな串は…。
有名な鶏卵屋さんも。
京都・大山崎 「大山崎 COFFEE ROASTERS」のおいしいコーヒー
お隣の大山崎町に、おいしいコーヒーを焙煎している店があるのを知って、コーヒー好きの息子らと行ってみました。
「大山崎 COFFEE ROASTERS」は、天王山の麓のこんなところにそんなしゃれた店ってあったかなという、古い単身者用マンションといったビルの一室にありました。
「エルサルバドル サンタ・リタ・ブルボン」を息子は200グラム購入しました。
いろんなコーヒーを、なんと3種も試飲させてくれました。話好きのオーナー夫妻と盛り上がりました。
カップもおしゃれです。
木曜と土曜日の昼しか営業してません。生産が追いつかない風です。
世界各地のコーヒー豆が集合しています。
コーヒー豆は最初は白っぽい色をしてます。
焙煎器でローストすると、徐々に茶色に変わってきます。
手前では撹拌して余熱を取っています。
テーブルの上に載った焙煎器は、それほど大きくありません。近く、もう少し大きな焙煎器を導入するそうです。
ワンルームの中央にテーブルがあり、そこでできあがったばかりのコーヒーをたててくれます。
窓の下には、JRと阪急が走ってます。眺めのいいところです。
玄関には、名刺が張られ、「OPEN」の表示があるだけです。
大山崎 COFFEE ROASTERS
京都府乙訓郡大山崎町大山崎岩崎10-1 大山崎グリーンハイツ201号室
東京・神代植物公園の「バラのソフトアイス」
東京・調布の東京都立神代植物公園を散歩しました。初夏のような暑さでした。
バラ園を満喫した入場者は、日陰のテラスでほっとひと息つき、ソフトクリームをかじってました。
「バラのソフトアイス」です。バラのエッセンスが入ってます。冷たい感触が、たまりません。
広い公園にたくさんのバラが咲き乱れてます。これだけ立派なバラ園は、初めてです。平日だというのに、人出もすごいです。さすがに大都会の限られた憩の場です。
大輪のバラが咲き誇ります。
シャクヤクも見ごろです。
「オーバー65」ということで、半額で入場できました。喜べばいいのかどうか?
昔の武蔵野の雑木林を偲ばせる緑が残ってます。
東京神代植物公園
調布市深大寺元町5-31-10
バジルを植える 2016
バジルを2株、植えました。プランターに土を入れ、化成肥料を混ぜこんで、苗を移しただけです。この間、5分もかかってないでしょう。
元気そうな立派な苗です。
阪急・水無瀬駅前の花屋さんに並んでました。いつものホームセンターではまだ見かけません。
イタリアンパセリも順調に生育しています。その向こうにパセリ1株、そして枯れかけたローズマリーです。わが家のベランダ・ハーブ園のオールスターです。
グラジオラスしか知りません
京都・大山崎 山崎聖天の桜と「鉄」
パセリを植える 2016
大阪・天満教会 復活祭を前にマタイ受難曲を聴く
J.S.バッハのマタイ受難曲を、大阪・天神橋の日本基督教団・天満教会で聴きました。
あすはイースター(復活祭)です。弟子の裏切りで十字架にかけられたイエスは、予言通りに3日後に復活します。そのエピソードは、受難曲でも最後に出てきます。終曲の合唱に向けて盛り上がっていくところです。3時間を超す大曲です。
指揮・エヴァンゲリストは畑儀文さん(写真左端)。合唱は大阪バッハ合唱団と名乗ってますが、これを歌うために結成されたました。ソプラノに、わたしの奥さまも混じってます。
そこそこ広い教会です。でも90人ほどの合唱、2編成のオケが入ると、聴衆との比率は1:1ほどです。
さすがに合唱のボリュームがありすぎて、といっても女声だけですが、それでなくても響く教会の2階席で聴いのもあって、バランスがいまいちでした。
とはいえ、やはりバッハです、マタイです。祈りの歌声が、また聴けたという思いを満たしてくれました。
マタイ受難曲は、これまでにわたしが聴いた生演奏では、一番回数が多い曲に間違いがありません。信者でもないのに。
これまでに聴いたマタイ受難曲。
天満教会は、1879年(明治12年)にこの地に建てられました。クラシックな現在の礼拝堂は1929年に建てられ、大阪空襲からも逃れました。耐震補強、改修が行われ、内部はきれいになってます。
日本基督教団天満教会
大阪市北区天神西町4-15
青木洋也 タケミツを歌う~死んだ男の残したものは
カウンターテナーの青木洋也さんのCD発売記念コンサート「青木洋也 タケミツを歌う」を、茨木市のホールで聴きました。
終演後、さっそくCDを購入。青木さんとフォルテピアノの重岡麻衣さんにサインをしていただき大喜びの奥さまらです。
コンサートのプログラムと同じ20曲が収録されています。没後20周年となる作曲家、武満徹の作品ばかりです。
武満といえば、「ノヴェンバー・ステップ」や、大昔にサイトウ・キネンで聴いた笙とオーボエの作品くらいしか思い浮かびません。ところが、ところが、もっとポピュラーな作品をたくさん書いていました。
「死んだ男の残したものは」。これは谷川俊太郎の詩に武満が曲をつけてます。ベトナム戦争反対の集会で歌われた反戦歌でした。そんなイデオロギー性を抜きにしても、ジーンと心に響いてきます。青木さんの透き通るカウンターテナーに引き込まれ、息をこらして、体を堅くして聴きいってしまいました。
武満は「私はいつも、バッハの『マタイ受難曲を聴いてから作曲に取り組むのです」と書き残しているそうです。
青木さんの声は、BCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)のマタイの演奏会などで何回も聞いています。
こんな2人が重なって、これまでは知らなかった新たな世界を描き出してくれました。