京都・新京極 「京極スタンド」の生ビールセット 

 「六道まいり」をすませて、ぶらぶらと松原通、宮川町から南座の前を通って四条河原町まで戻ってきました。暑いです。さて、どうしたものか?
 おのずと足は新京極を上がったところにある「スタンド」に向かいました。久しぶりです。「生ビールセット 大ジョッキ」です。幅50センチほどの細く、店の奥まで貫く長い大理石のテーブルの向こう側に座っていたお嬢さんが、「大きい!」と。

 料理は高野豆腐など5品ついてます。
 前のお嬢さん2人組は、あれこれ頼んでましたが、わたしは冷たいビールがあれば、これくらいで十分です。

 昔からの伝票です。
 1200と100にチェックをいれて1300円です。

 京極スタンド
 075-221-4156
 京都市中京区新京極通四条上ル中之町546

 河原町のファッションビル「BAL」に、購入後に袖のサイズ直しを頼んでいたジャケットを取に行きました。
 そこですぐ横にある「Ralph’s Coffee」のサービス券をもらいました。さっそく冷たいティーを頼んででひと息つきました。

 東京・表参道に次いで2店目、関西初出店のカフェだそうです。

 ラルフズ コーヒー 京都 BAL
 京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251 京都BAL2F
 075-223-0508

舞鶴 松栄館のシチューハンバグと海軍肉じゃが

 ちょっと早いですが、奥さまの実家の墓をきれいにしました。昼飯は、舞鶴の人ならだれでも知っている(わたしは初めて)という「松栄館」でいただきました。
 明治37年開業の旅館の別館として建築され、舞鶴鎮守府初代長官の東郷平八郎をはじめ、旧海軍関係者が多く利用したという海軍御用達の老舗旅館がリニューアルされて、「海軍割烹術参考書」のメニュー・レシピを再現するいレストランになっています。
 「海軍カレー」といった、ネーミングからそそられるメニューが並びます。選んだのは「シチューハンバグ」(セット、1200円)です。煮込みハンバーグですが、ハンバグです。「海軍時代の肉々しさ」を再現しているそうです。
 シチューを泳ぐハンバーグは、なるほど素朴な味です。皿に盛られた押し麦の混ざったご飯の方が、ワイルドでした。 

 皿には、桜と錨の大日本帝国海軍の記章がデザインされています。

 海軍カレーと並ぶ舞鶴発祥のレシピである「海軍肉じゃが」(500円)です。単品で追加しました。

 口に入れると、ごま油の香りがしました。醤油はほどほどに抑えられて、適度な煮込み具合のじゃがいもがホクホクとおいしいです。糸こんにゃくって、当時からあったのでしょうか。

 1階の大広間でいただきました。立派な能舞台がしつらえられていました。

 窓の外は、これまた立派な庭です。

 「海軍割烹術参考書」の復刻版が並んでいました。

 階段の上り口には、おしゃれなステンドグラスがはめ込まれていました。
 断りを入れて2階を見学させていただきました。

 2階は、大小の個室に別れていました。

 どの部屋にも「東郷」とか「平八郎」と揮毫された軸がかかっていました。

 夜になると、裸電球が暖かい光を発するのでしょう。

 玄関には「君が代」の故事にならうオブジェがありました。

 四条冨士通りの角にあります。向こうが舞鶴湾です。
 軍港のあった東舞鶴は、東西の通りは、冨士、八島、敷島、朝日と戦艦名にちなんでます。南北の通りは三条、四条、五条とありますが、「よじょう」です。

 松栄館
 0773-65-5007
 京都府舞鶴市字浜18

舞鶴 「トマト&オニオン 創業店」のオニオン尽くしハンバーグ

 チェーン展開しているファミレスの「トマト&オニオン」です。あちこちで見かけた記憶がある、おなじみの看板です。でも、ここはちょっと違います。なんと「創業店」です。それがそのまま現在の店名になっています。
 JR東舞鶴から南に車で5分ほどの住宅地にあります。そうと知っての初訪問でした。 

 「オニオン尽くしハンバーグ」(1025円)です。オリジナルの熱々の鉄板で登場しました。
 フライドオニオンにオニオンペースト、オニオングリルの3段重ねに、底にもタマネギ。それをオニオンソースでいただくという、まさに「尽くし」でした。

 柔らかくて肉汁たっぷりのハンバーグでした。

 ライスなどは別メニューです。「Bセット」(463円)には黒カレーがかけ放題です。これだけでもイケるうまさでした。

 スープバーもあって、コーンスープにコンソメをお代わりしました。

 トマト&オニオン、略してトマオニと呼ぶらしいですが、わたしは看板にはなじみがあっても、食べたことはあまりありません。

 昭和54年にこの地で創業したそうです。最盛期には100店舗ほどにチェーン展開しましたが、その後は創業者は退いて、大手のすかいらーくに経営は引き継がれています。

 向こうの白い建物が義父の主治医だった外科医院です。そこまでは何度も来たことがありました。

 トマト&オニオン 創業店
 0773-64-3450
 舞鶴市丸山口町75-1

 半月ほど前に滋賀・野洲の近江富士(三上山)に登りました。登山口の近くにラーメンの「来来亭」の1号店野洲本店がりました。時間があわずに食べませんでしたが、一度、訪れてみたいものです。
 わたしのなじみの創業店といえば、京都・一乗寺のラーメンの「天下一品総本店」か、「餃子の王将」の四条大宮店でしょうか。

京都・桂 「オークフード桂本店」の日替りランチ

 阪急桂の西口駅前にある眼科医で緑内障の検査を受けました。視野検査もしたので、終わったら昼でした。すぐ近くのパン屋&カフェ「オークフード桂本店」で「日替りランチ」(880円)をいただきました。
 パン屋さん併設のカフェですが、パン売り場は広く、カフェ席もゆったりとしています。
 本日のメーンは、ポークビーフに万願寺唐辛子の蒸し鶏和えでした。キャロット・ラペ(ニンジンのサラダ)は、パスタのように長く切られていて、クセもなくいくらでも食べられます。 

 焼きたてのパンもバラエティーに富んでました。ホットコーヒーでいただきました。メーンプレートと合わせて、ボリュームたっぷりでした。
 食べきれないパンは、用意してくれたビニール袋に入れて持ち帰る客も目立ちました。隣の席のお夫人は、タッパーを開けてサラダまでお持ち帰りでした。

 おいしそうなパンがあれこれと並んでいました。
 ここで好きなパンを選んで、イート・インもできます。

 日替りランチは数量限定で、帰るときには売り切れになっていました。

 右が阪急桂です。

 オークフード 桂本店
 075-391-7135
 京都市西京区川島有栖川町51 オークビル 1F

京都・大原 「竈炊き立てごはん土井」の鯛のお頭煮定食と三千院

 スペイン・サンティアゴ巡礼で知り合った神奈川に住むMayaさんが、お母さんと一緒に京都観光にやって来ました。祇園祭をゆっくりと楽しむそうです。きょうは大原・三千院までマイカーでご案内しました。
 昼飯は、大原の土井志ば漬本舗本店内にある「竈(かまど)炊き立てごはん土井」でいただきました。数量限定の「鯛のお頭煮(あら煮だったかもしれません)定食」の最後の一皿でした。目の周りの一番おいしいところから味わいました。醤油は薄いですが、かなり甘く炊いてありました。

 ファミレスなどではサラダバーを見かけます。ここでは漬物取り放題です。

 おばんざいも並んでいて、好物のゴボウのたたきをたくさん取ってきました。

 仕上げは、紫蘇のゼリーでした。
 窓の外の畑には、紫色の紫蘇が、緑色の草とくっきりとしたコントラストを描いていました。

 竈炊き立てごはん土井
 075-744-2311
 京都市左京区八瀬花尻町41

 三千院を散歩しました。

 苔むした庭が、雨を含んでしっとりとしたグリーンでした。

 時間がほんのわずか早かっただけで、静かな三千院を楽しむことができました。

 昼食の後は、江文峠を越えて貴船神社、鞍馬寺に向かいました。
 貴船神社は、若いカップルらでいっぱいでした。それでも奥宮までくると静けさを取り戻していました。Mayaさんのお母さんとのツーショットです。

京都 同志社大学「アマーク・ド・パラディ寒梅館」のハンバーグランチ

 京都・烏丸今出川の同志社大学にある学生食堂です。寒梅館という烏丸通りに面した室町キャンパスのビル1階にあり、学生でなくても入ることができます。
 「ハンバーグランチ」は600円。和風キノコソースがかかっています。
 学食価格からすると、ちょっと高目なのか、普通なのか。でも、この雰囲気で食べるとなかなかのものです。
 ただし、座った場所がカメラを構えるには最悪でした。暗いのです。土曜日だというのに、食堂は満席状態。窓際の席は埋まってました。

 半世紀ほど前に、この場所に立っていた学生会館の食堂で食べたことがあります。おいしかったという記憶はありません。

 Hamac de Paradis(アマーク・ド・パラディ)寒梅館
 075-251-0880
 京都市上京区今出川通烏丸 同志社大学室町キャンパス

 京都府民ホールアルティで開かれたコンサートを聞きました。

宇治 しゅばくの辛味大根おろしそば

 東海自然歩道の宇治のあたりを歩きました。山道は一部分で、昼飯は宇治橋東詰めにあるそばの名店「しゅばく」でいただきました。
 暑い中を1時間近く待って口にしたそばです。うまくないはずがありません。「辛味大根おろしそば」(1050円)です。
 細くて短い十割そばです。十割といってもパサパサとした感じはなく、「延びますから、早く食べてください」。それでも、わたしはゆっくりとカメラを構えました。

 きめ細かい辛味大根が、清涼感を誘います。

 そば湯も、お代わりしていただきました。

 きょうは冷たいそばだけでした。

 墓参りに行くときは、この細い道を車で走ります。昼時にはいつも行列ができています。

 しゅばく (酒蕎麦)
 0774-22-5470
 宇治市宇治東内13-1

京都・下鴨 「しもがも担々麺」の本日のランチ!!

 わたしの本籍地の京都・左京区役所に行きました。用件を済ませた後は、昼飯は何を食べようかと北大路通りをのんびりと歩いていると、向こうから知り合いがやってきました。しばし立ち話となりました。ここが故郷なんだと実感しました。
 さらに下鴨本通りを一本松まで歩いて「しもがも担々麺」にしました。「本日のランチ!!」(1000円)です。
 細くてパリッと筋が通った麺です。

 まろやかで繊細なスープです。ゴマの香りにつられて続けてすすっていると、辛さが追いかけてきました。それでも飲み進みました。

 セットになっている「あんかけ炒飯」です。飯は柔らかくなっていて、ちょっと堅めのおかゆを食べているようです。辛味味噌がうまさを引き立てています。

 暑い一日でした。よく冷えたこれは昼飯にも必須です。

 しもがも担々麺
 075-702-0575
 京都市左京区下鴨松ノ木町32-2

宇治 「食堂 山小屋」のおひるごはん

 宇治にある曹洞宗の禅寺、興聖寺に参りました。その後の昼飯は、オーガニック玄米菜食ランチとなりました。
 中宇治と呼ばれる中心地の、しかし路地を入った観光客はやってこないあたりにポツンとあります。レコードが静かに流れるレトロな癒しの空間です。
 「おひるごはん」は2種類だけ。メーン料理が違います。わたしは「テンペ照り焼きのおひるごはん」(1380円)にしました。
 野菜中心のあれこれが、盆の上にきれいに並んでいます。 

 テンペとは、インドネシア発祥の大豆などをテンペ菌で発酵させた醗酵食品だそうです。板状にしたものが甘辛く焼かれています。初めて口にする味でした。 

 新タマネギにはチアシードがかかっています。
 ダイコンはカレー味です。
 キヌアという雑穀の寒天です。
 どれもエスニックな味がします。
 サラダもパクチーがたっぷりでした。
 柔らかく炊かれた玄米とともにいただきました。手作り感満載で、食べ応えがありました。

 静かにジャズが流れていました。店主は、レコード好きのようです。

 中古のレコードも販売されていました。残念ながらわたしの好きなクラシックは見あたりませんでした。

 路地の向こうは、大きな門構えの家です。

 古民家をリノベーションして使っているようです。

 食堂 山小屋
 0774-25-6889
 京都府宇治市宇治妙楽144

 興聖寺にはフランス人の修行僧がいました。ワーキングビザで滞在しているそうです。

 新緑がひときわきれいな本堂でした。

 興聖寺
 0774-21-2040
 京都府宇治市宇治山田27-1

京都・八幡 「朝日屋」の棒寿しセット

 「背割堤」の桜を楽しんだ後は、三川合流域の一番南側を流れる木津川も渡って、京阪・八幡市に向かいました。石清水八幡宮に上がるケーブル乗り場の手前にある「朝日屋」の鯖寿しが食べたくなりました。
 ここでは棒寿しと呼んでいて、きつね、小鉢とセットになった「棒寿しセット」(1404円)を頼みました。
 大きな鯖が酢飯を覆っています。酢はそれほど強くは効いていなくて、ソフトな味わいです。
 京都なら、一塩した鯖は若狭から鯖街道を運ばれてきました。淀川伝いに大阪との水運があった八幡では、どこの鯖なんでしょうかね。

 こちらのさっぱりとしたきつねそばです。出汁がうまいです。たぬきではありませんでした。

 消費税のせいではありますが、1404円とはまた中途半端な額です。わたしは、みやげに棒寿し3貫を包んでもらいました。あわせて2400円ちょうどだったはずです。端数はどこかにいってました。

 高畑充希さんのお気に入りだそうです。
 前に来たときは、違ったタレント名があったよに記憶しています。

 左が京阪・八幡市駅です。

 朝日屋
 075-981-3202
 八幡市八幡高坊11-4