好天に誘われて、カメラをザックに入れて散歩しました。家から西国街道沿いに歩き、ちょっと山手にある山崎聖天まで半時間ほどです。
参道に腰かけて振り返ると、鳥居の向こうにJR京都線が走っています。しばらく待ちました。
下りサンダーバードが駆け抜けます。先頭車が通過するほんの一瞬を切り取るのは、大変です。
新幹線の向こうは、石清水八幡宮のある八幡です。
JR快速も通過します。さらに足許には阪急京都線も走ってます。
水無瀬神宮まで散歩しました。FB友だちが、きれいな枝垂桜をアップされてました。わたしもレンズを向けました。
枝垂桜は、ソメイヨシノよりちょっと早く開花するそうです。
陽を浴びていると、うっすら汗ばむほどの陽気です。
レンギョウの黄色とのコントラストも素敵です。
白い「おみくじの花」も咲いてます。
日本百名水の「離宮の水」を求めて、ポリタンクをかかえた人が絶えません。
家から歩いて片道15分ほど。半時間ほど撮影して、ほぼ1時間の心地よい散歩でした。
水無瀬神宮
大阪府三島郡島本町広瀬3丁目10-24
075-961-0078
北野天満宮を散歩しました。
すぐに桜の開花です。梅はお仕舞近しです。それでも、最後の華です。
「CANON G9X」で撮影しています。コンパクト・デジタルですが、1.0型センサーと画像素子が大きいのがウリです。
ところが、マクロ(接写)撮影がもう一つ、うまく使いこなせません。きょうも、かなり手こずりました。
久しぶりにやってきた北野天満宮は、御土居のあたりがきれいに整備されていました。
御土居は、豊臣秀吉が京の都の周囲にぐるっと築いた土塁です。その出口に京七口がありました。かつてその京七口を順に歩いたことがあります。
御土居の下を流れる紙屋川のあたりには、梅はほとんど残ってません。
ポンポン山に登りました。ちょっと気分転換です。
福寿草(フクジュソウ)にはちょっと早いかなと、ポンポン山の北の尾根にある保護地に行ってみると、咲いてました。
「冬が温かかったので、例年より早いです。これで二番花です。来週が見ごろかな」と保護にあたってくれている大原野森林組合員さん。
晴天となったので、太陽を浴びて光ります。
残念ながら花の数は、寂しいくらいに減ってます。
「気候のせいでしょうかね。おじいちゃんのころは、この辺りは菜の花畑みたいに一面、真っ黄色になったそうです」
黄金(こがね)色ですね。
久しぶりにニコン・一眼デジタルをザックに入れて行きました。ところが、装着したマクロレンズのオートフォーカスがうまく動きません。ファインダーをのぞいてマニュアルで撮影しました。ミラーレスやコンデジに慣れてしまった身には、カシャリ、カシャリとシャッターが落ちる音が気持ちよいです。
5月になると、同じ谷のもう少し下の方でヤマブキソウが咲くそうです。こちらも絶滅危惧種です。またやってこなくては。
秋桜(コスモス)を見に行こうと向った地は、奈良・斑鳩の法起寺です。ナビをセットすると、高速でも一般道でも所要時間はほとんど同じです。のんびりと枚方を抜け、私市から磐船街道を走り、高山、富雄を通ってやって来ました。小泉を過ぎて、カーブを曲がると、幹線道わきに国宝の法起寺の三重塔が目の前でした。
お目当ての秋桜は、まだ五分咲きでしょうか。
それにしても、広い田の向こうに三重塔というのは、京都では見れない光景です。
稲はたわわに実りのシーズンを迎えています。
柿もたわわに、実りの秋です。
1袋300円。わたしも別の農家のガレージで買い求めました。
蓮がきれいに咲いてます。
法起寺(ほうきじ)は、法隆寺、四天王寺などとともに聖徳太子が建立した太子建立七ヶ寺の1つに数えられています。
聖徳宗 法起寺
奈良県生駒郡斑鳩町岡本1873
通勤で行き帰りするJR島本駅前に、何本かの花水木(ハナミズキ)植えられています。その実が、日とともに赤くなりました。
きょうは時間があったので、カメラを取り出しました。
葉っぱも色づき始めてます。
これまでの花水木。
朝刊を見て、きょうが祇園祭の後祭であることを知りました。巡行のタイムスケジュールを見て、阪急・河原町から河原町通を北上して御池まで歩きました。すでにぎっしりの人垣ですが、その後ろからカメラを構えました。LUMIX GM1に望遠ズーム(45-150mm)を付けてます。35ミリ換算で最大300ミリ望遠です。
南観音山のやり回しにくぎ付けになりました。先導役と呼ばれる扇をかざした2人の所作です。先導役の合図に合わせて、引手らの呼吸が合い、大きな図体の山が河原町御池の交差点を南にターンします。
「回れ右」のような合図なんでしょう。
手にする扇は、表が金に赤い日の丸、裏は銀です。巧みに使い分けてます。
格好いい~!!
南観音山は山と名乗ってますが、構造は車輪が付いた鉾そのものです。昔は後の祭りの殿(しんがり)でした。
屋根方とよばれる衆が、あたりに気を配ります。
巡行のルートは、前祭の山鉾巡行とは逆です。見物した河原町御池の交差点などで右に90度ターンします。
先頭の橋弁慶山と、続く北観音山です。
小ぶりな山は、車輪がなく、やすやすとターンします。
昨年、150年ぶりに復活した大船鉾です。
こちらも、ゆっくりとターンしました。