若狭・小浜 大谷食堂の焼き魚定食

太谷食堂1

 若狭と京を結ぶ「鯖街道」の出発地、福井・小浜のいずみ町商店街です。ここに昔からある「大谷食堂」(箸袋には「大」ではなく「太」と書いてあります)です。
 これは一品で頼んだカレイのから揚げです。ぱりっとして、おいしい。エンペラまできれいに食べました。

太谷食堂2

 のどぐろの焼きです。むつの一種だそうです。むっちりとした油ののった身が、ぽろりととれます。

太谷食堂3

 焼き魚定食で頼むと、どんぶり飯に、鯛がはいったすまし、小鉢、漬け物がついてきました。漬け物は、いかにも自家製という風情で、白菜も沢庵もそれだけでご飯が食べられるできばえでした。

太谷食堂4

 

太谷食堂5

 「時価」です。それは、「その日の魚によって値が変わります」という意味です。町の寿司屋のように「高いですから、頼むのには心して…」と脅しているわけではありません。
 定食3品にから揚げで締めて4800円也。信じられない安さです。

太谷食堂6

 大谷食堂は、「京は遠ても十八里」の鯖街道出発地点の目の前にあります。

家庭でできる手軽な薬膳

料理教室1

 今月のベターホーム協会「野菜料理の会」のメニューは、「家庭でできる手軽な薬膳」でした。手軽であるかどうかは、ちょっと微妙ですが、おいしい味でした。

料理教室2

 「荷葉飯」(フーイエファン=おこわのハスの葉包み)です。
 もち米に、しいたけ、きくらげ、にんじん、ハスの実、焼き豚を煮ます。これをハスの葉に包んで蒸したらできあがり。真ん中に乗っているのがハスの実です。
 中国風のちまきと同じですが、油は使っていません。

料理教室3

 蒸し上がったハスの葉を開けたところです。

料理教室4

 左の写真の手前にあるのがハスの花を乾燥させたものです。この中に実が入っています。
 料理は「炒銀耳山薬」(チャオインアールサンヤオ=長いもと白きくらげの炒めもの)です。貝柱、長いも、白きくらげをマヨネーズとエバミルクで炒めてます。長いものシャキっとした食感が独特です。
 右は「酸涼拌」(スワンリャンパン=せりとえのきのあえもの)です。松の実とクコの実が紅白のアクセントになっています。
 

料理教室5

 左の料理は「貴妃紅棗藕」(クイフェイホンザオオウ=れんこんとなつめの中国酒煮です。れんこん、中華くわい、とりの手羽中、なつめ、チンゲンサイを紹興酒で煮てます。
 右は「蘿蔔湯」(ローポータン=だいこんスープ)です。大根を煮て、ザーサイで味を付けています。

料理教室6

 これが、われわれのテーブルのできあがりです。4人1組のところを3人でしたが、スピーディーに調理できました。