
紀州鉄道の紀伊御坊駅前です。どうしてここにいるかは、別のページで紹介します。
とにかく暑いです。御坊市の中心街を歩きましたが、商店は見事に閉まってます。飲食店なんてありません。あきらめかけたころに見つけた「中華」の看板でした。
「とりあえず生」です。「ひだか定食」(735円)は、八宝菜、唐揚げ、焼き豚などで構成されてます。期待してませんでしたが(失礼)、まあまあの味です。

日本の生ビールのジョッキって、容量はどのくらいなんでしょう? どんどん小さくなっていくような気がしませんか。


ひだか飯店 地図
0738-22-2476
〒644-0002 和歌山県御坊市薗112-1
紀州鉄道に乗る 2007/09/09

JR御坊駅から紀州鉄道は発車します。
総延長2.7キロの、日本一短い私鉄です。
「青春きっぷ」の有効期限は9月10日です。まだ1回分、余ってました。「スイス 2007 夏」の写真の整理も終わってませんが、暑い一日、紀州鉄道に乗りました。

紀州鉄道の運行距離は2.7キロ。西御坊まで4駅間を、平均時速20キロで走ります。

「0番ホーム」にかわいい気動車「キハ603」が止まっています。

もちろんワンマン運転です。
本日勤務の運転手はひとり(?)。何回もこの長髪運転手に出くわしました。

紀伊御坊駅です。
留め置き線に廃車になった「キハ604」が止まってます。

御坊市役所前」駅です。

運賃は、西御坊まで180円です。

わずか8分で、終点の西御坊駅に到着です。

西御坊駅の駅前通りです。この路地を通り抜けます。
後で気づきましたが、反対側が正面でした。

| 西御坊駅で折り返しの発車を待つ「キハ603」です。
といても、途中にすれ違い駅はなく、この列車がJR御坊と西御坊を1日24往復するだけです。

折り返して電車が出発していきます。
坊やが踏み切り上から見送ります。

西御坊駅から先にも線路跡が続いています。

道路が横切るところはアスファルトが敷かれてますが、赤いレールは続きます。

日高川に突き当たるところに「日高川」駅の跡が残ってます。
御坊臨港鉄道として誕生しました。港まで通じていたはずですが、1989年に西御坊-日高川間の0.7kmは廃止となりました。

レールが隠れた踏切に、警報機がさび付いています。

歩いて旧日高川駅まで往復し、再び西御坊駅に戻ってきました。列車もJR御坊ま行って、戻ってきました。

西御坊駅の正面です。

連結器が使われることはないのでしょう。

車輪の前には、排除装置が付いてます。生い茂った雑草を除くのでしょうか。

昭和35年、新潟鐵工所製造です。たぶん、国鉄からの払い下げでしょう。

西御坊駅の遠景です。

こんな路地の踏切もすり抜けます。

雑草生い茂る軌道を走る「キハ603」です。

炎天下ですが、文句も言わずに走り続ける気動車です。

「御坊市役所」前に停車中です。

「紀伊御坊」えきは、ちょっと立派でした。ここに紀州鉄道の本社があります。

「紀州鉄道ビール」という地ビールもあります。残念ながら買いそびれました。

御坊臨港鉄道の免許状です。これには昭和6年の日付がありますが、開通は昭和3年です。

これだけみれば立派な駅です。

風雨にさらされた錆が出てきたままの「604」です。
線路が曲がっているように見えるのは、暑さのせい。それとも、実際に曲がっているのか。

「学問」駅です。受験のお守りにきっぷが売れるそうです。

車内も暑いです。もちろん、冷房なんてついてません。

JR御坊に戻ってきました。

JR御坊駅です。といっても何もない駅前です。
JRの御坊駅が、御坊の中心街を離れた何もない土地にきたため、そこと、結ぶためにできたのがこの鉄道だったのです。

楽しかったミニ旅行です。
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