妙心寺の門前を東に行ったところ。木次商店街にある「ラーメン親爺」です。町の古くからある中華ソバ屋という雰囲気です。
「チャーシュー麺」(850円)を頼むと、看板通りの親爺さんが大きな鍋に麺を放り込み、かき回しながら茹でてくれます。横でお母さんがネギを洗ってます。
ちょっと黒い出汁です。醤油がきいてますが、オーソドックスで嫌みのない味です。チャーシューも醤油味です。脂身は結構多そうですが、嫌みはありません。麺は細くて」ツルリとしています。
メニューにも今風のラーメン店のような飾り気はなく、いたってシンプルです。
肩の凝りがとれませんでした。肩胛骨のあたりが痛くなって、鞄のベルトを肩にかけられないほどでした。わたしの最後の駆け込み寺は、某はり治療院です。そこで2時間、ゆっくりと治療してもらったら、嘘のように肩が軽くなりました。
昼飯を食べていなかったので、ぶらぶらと歩いて、妙心寺近くまでやってきました。
店の脇に石柱が立っています。「義経かどで地蔵尊」「南 願王寺」とあります。由緒が書かれてました。
地名の木辻(きつじ)が金売吉次の「きちじ」の音に似ていることからこの地にも吉次の別邸があったといわれている。義経が奥州への門出に際しても、吉次の念持仏に旅の安全を願ったという。
願王寺は、長屋の一角のような質素なところでした。
ラーメン親爺
京都市右京区花園木次南町22
075-463-0406
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