「鉄たび展」の「或る列車」

 大阪・梅田の阪急うめだ本店で開かれている「鉄たび展」を楽しみました。
 「模型の神様・原信太郎とデザイナー・水戸岡鋭治の鉄道ロマン」というサブタイトル通りに、原信太郎の1番ゲージの世界が広がっています。

 原信太郎製作の「或る列車」です。
 明治39年(1906年)、「九州鉄道」が米ブリル社に発注したものの、九州鉄道が国有化されて幻となった豪華客車、「九州鉄道ブリル客車」が「或る列車」と呼ばれています。

 JR九州で水戸岡デザインで再現された「或る列車」の原型がこれだったのです。

 鉄の音が響きます。

 残念ながら、特設会場では土台がしっかりしていないためか、ボタボタというベニヤ板の響きしかしませんでした。
 横浜の原鉄道模型博物館では、「ゴトン、シャカシャカ」と鉄路の継ぎ目を通過する音が、もっと本物のように聞こえた覚えがあります。

 入場料はおとな800円。わたしはSTASIAカードをもっていたので100円引きでした。

大阪・なんば 「珉珉 南千日前本店 」のジンギスカン定食と餃子

 会社の診療所に、月に1回の薬をもらいに行きました。昼飯は、千日前をブラリとして珉珉 南千日前本店に入りました。
 珉珉の、といってもあちこちにあるチェーン店で食べる「コーテル・リャンガー、パオロー・イーガー」は、若かったころのB級グルメの王道でした。もう餃子2人前は頼みませんでしたが、ジンギスカンはサラダ、スープ、ご飯のついた定食でした。
 黒板のメニューにもジンギスカンとあり、爆羊肉(パオロ―)の文字は見当たりません。札幌のジンギスカンとはちょっと違って、たっぷりのタマネギと炒めている料理です。せめて並列表記は残してほしいところです。

 ニンニク餃子発祥の店です。隣とくっついている薄い皮に包まれた焼き餃子は、時たま、無性に食べたくなる味です。

 黙っていても「黒ラベル」です。餃子のタレを準備して、焼き上がるのが待ち遠しです。

 わたしより4つ、若いだけです。「餃子の珉珉」の総本山です。

 珉珉 南千日前本店 
 06-6641-6088
 大阪市中央区千日前2-11-25