バギンボックスから飲む 「エル トキ メルロー」

 「バギンボックス」という言葉を初めて知りました。毎晩飲むにはリーズナブルと知り合いに教わりました。
 餃子とワインという組み合わせも、なかなかイケます。
 というか、この冬は何でも赤ワインです。おかげで空き瓶を処理するのがたいへんでした。

 で、バギンボックスです。バッグ・イン・ボックスが縮まった表現ですが、ボックス・ワインとか箱ワインとも呼ばれています。
 大きな酒売り場で見かけたことがありました。買ったのは初めてです。
 紙箱の内部に真空状態の袋で入っているので、開栓後も長持ち。保管は省スペースでエコ。何よりもコスパが魅力です。
 「エル トキ メルロー」は、チリ産のメルローです。高槻の酒量販店で2リットル880円+税でした。750ml入りのビンとは比較になりません。

 コックがついているので、グラスに注ぐこともできます。

 どれだけ飲んだのかがわからなくなっては困ります。
 素敵なデキャンタがあればいいですが、とりあえずは空きビンに取り分けました。ハーフボトルが適量です。空っぽになりました。飲みやすいワインです。
 スペインのサンティアゴ巡礼で毎晩食べた巡礼定食には、このハーフボトルが必ずついていました。ワインの酔いとともに、懐かしさがこみ上げます。

 餃子は、京都・九条のミスター・ギョーザのテークアウトです。
 これを焼くのは、わたしの担当です。底はカリッと焼き上がりました。

柳谷観音 薄雪の花手水

 朝からチラチラと雪が舞っていました。車を飛ばして柳谷観音に行ってみました。
 お正月の庭手水には、うっすらと雪がかぶっていました。渋い色彩です。
 ひしゃくの裏には、「そうだ 京都 行こう」とのひと昔前のキャッチコピーがかかれていますが、どなたもやって来てはいませんでした。

 苔手水も冷たそうです。

 龍手水の南天です。難を転じていただきたいものです。

 山門前の茶店の手水は凍り付いています。

 白いのがチラチラと舞います。

 柳谷観音楊谷寺 
 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
 075-956-0017