「青春18きっぷ」のシーズンです。気になります。「夏の関西1デイパス」というのもひかれます。ああ、どこか遠くへ行ってみたい。暑い1日、家でエアコンを回しているより節電に協力と、あと20いくつとなった「近畿の駅百選」のプレートハンティングに出かけました。目指すは和歌山県の大阪南部です。
【海南駅】
かつては石油コンビナートとしてにぎわった町の玄関です。リニューアルされて「バリアフリーに配慮した」というのが認定理由です。
駅前には、万葉学者の犬養孝さんの筆になる万葉集の一節が碑になってます。
熊野古道がすぐ近くを通ってます。
高架上のホームを、白浜行きの特急「くろしお」が発車していきます。
【和歌山市駅】
高島屋なども入居する立派なターミナル駅です。それなのに、真夏の昼下がりに利用する客はまばらです。
地下には食堂街もありますが、案内看板をみるとほとんど空白。営業しているのはかつて食べたことがある和歌山ラーメンの店だけのようでした。
南海の新型車両2台が並びます。左は和歌山港行きの特急「サザン」です。
ホームの端にはJR西日本の和歌山市駅もあります。
JRの駅に地方私鉄の駅が併設されているのはよくあるケースですが、反対というのは初めてです。
昔は南海・なんば発白浜行きの急行「きのくに」なんてのも走ってました。ここで折り返してJR和歌山駅-紀勢線に向かったのでしょう。
【みさき公園駅】
電鉄経営の都市近郊遊園地は、宝塚や阪神、あやめ池とみんななくなって、生き残っているのはひらパー(枚方パーク)とここくらいのものでしょう。でも、わたしは初めて降り立ちました。
海をイメージさせるヨットのデザインを取り入れたモダンなデザインです。
改札を出ると正面がみさ公園ですが、豊かな緑が広がり遊具のようなものは見えません。
左2本が南海本線、右は多奈川間をピストン運転する多奈川線です。
通常は右端の5番ホームを使用しますが、1日に1本だけ突き当たりの4番ホームから発車します。レールを錆びさせない配慮らしいです。
【関西空港駅】
何回も利用してますが、コンコースで立ち止まって振り返ったのは初めてです。南海とJR西日本の改札が別になっているのも、初めて気づきました。
島式ホームが2面。手前の南海側と、向こうに特急「はるか」が止まっているJR側は自由に移動することはできません。
鉄人28号のような南海特急「ラピート」です。わたしは南海泉佐野から100円の特急指定席券を買って、これに乗ってきました。
海外旅行の計画はありません。次にやってくるのはいつでしょうか。