逆・京都一周トレイルの最終回(その5)は、蹴上から東山三十六峰を峰を伝って南下して、伏見稲荷までのルートでした。
清水寺の上にある清水山も通りました。
白い花が咲いてました。なんという花かはしりません。ササのような葉から茎が伸び、先端がこの状態でした。
【追記】
京都・下鴨の実家の庭の雑草を刈りました。切り取った雑草の中に、なんとこれと同じ花が。母親に尋ねたら、「ハナミョウガ」だそうです。
ゴールは、伏見稲荷大社です。赤い鳥居のトンネルが続いています。
【10:07】
平日ですが、会社は休みです。暑そうな一日の予感でしたが、急に決心して出かけてきまし。家を出たのは午前9時を回ってました。
阪急、地下鉄と乗り継いで蹴上からスタートです。向こうにインクラインの下を抜ける「ねじりまんぽ」のトンネルが見えます。
三条通を西に進むと、粟田神社の門前にトレイルの道標が立ってます。
【10:20】
有名料亭の前なんかを抜けて急な舗装道を登りつめると、尊勝院です。
平安神宮の鳥居が、もう眼下です。
【10:26】
初っ端から急な坂道です。蒸し暑いです。汗が一気に噴き出します。
タブレット端末の歩行記録を取るアプリにスタートを入れるのを忘れてました。ここから「on」です。
ずいぶん昔に歩いたことがあります。この「青蓮院」の石柱には覚えがあります。でもルートはずい分と広く整備されていて、かつての雰囲気とは違います。
知恩院から登ってくる道を合流します。
青蓮院門跡です。あまりに立派になっているので、どこに着いたのかと戸惑いました。
【10:47】
京都市街が見渡せる展望台です。かつては東山ドライブウェーと名づけらていた道を愛車の「117クーペ」のハンドルを切って、やってきたものです。
「世界文化遺産貢献の森林」です。
この辺りの森林が、「檜皮(ひわだ)」や大径木の供給地となり、伝統建造物の維持が保たれているのです。
ここを下れば清水寺です。
【11:14】
清水山のピークです。三等三角点がありますが、眺望はありません。敬意を示して、踏んずけてきました。
清閑寺山は、東山三十六峰の30峰です。石燈籠が立ってます。
【11:37】
清閑寺の前まで下ってきました。
国道1号の五条バイパスでは、この暑い中、スピード違反の取り締まり中でした。こんな道、少しくらいスピード・オーバーしても、歩行者がいるわけでもなく、おおかたの迷惑にはならないですがね。
再び山道に入ったところで、冒頭の白い花が咲いてました。
いったん、住宅地の中を歩きます。自販機があったので、冷たい水を買って、ゴクリ。生き返りました。
左下がこれからすすむルートです。おおきな枝垂桜です。春にやってきたら、すごい風景でしょう。
今熊野観音寺へ続く赤い橋です。こちらは紅葉のシーズンがスゴイのでしょう。
西国33番の札所、今熊野観音寺は、随分と前にやって来たことがります。
【12:21】
御寺泉涌寺の前を通り過ぎます。
伏見稲荷への最後の急坂です。つらかった。足が前に進みません。
【12:47】
伏見稲荷大社の境内までやってきました。
四つ辻は、京都市街が見渡せるビューポイントです。
赤い鳥居のトンネルを下ります。途中で横道に行ってしまい、「おもかる石」なんかはパスとなりました。
伏見稲荷大社の本殿です。
子どものころに、よくやってきたことがあります。
【13:24】
京都一周トレイルの「道標1」は、昔の京都市電の稲荷電停の広場にあるはずでした。それが見つかりませんが、とりあえずはゴールです。
相変わらず歩数は無茶苦茶です。83歩で飛んできたはずがありません。