「青春18きっぷ」で岡山・津山まで行ったのは、ホルモンうどんが食べたいこともありましたが、こちらを訪ねたかったのです。
「津山まなびの鉄道館」は、わが国に現存する扇型機関車庫のなかで2番目の規模を誇る「旧津山扇型機関車庫」をメーン施設にしています。
正面の「DE501」は、日本最大2000馬力を誇る液体式ディーゼル機関車です。ところが投入予定路線が急速に電化され、1両しか製造されなかった「遅れてきたDL」です。
懐かしい気動車3兄弟。左のキハ181は特急「はまかぜ」や「やくも」に乗りました。キハ28や58は、夏の信州へと運んでくれた「ちくま3号」でもお世話になりました。
回転式の機関車庫には、やはりSLが似合います。
C57の動輪からのぞくD51です。
津山駅の方に目を転じると、現役の気動車が並んでいます。
津山まなびの鉄道館
岡山県津山市大谷
0868-35-3343
早朝のJR島本駅の改札には、まるでわたしに向けたような張り紙がありました。
【06:09】
ホームで朝食のサンドイッチをほおばり、西明石行の各停に乗りました。楠公父子の別れの桜井の駅の木立に、朝日がまぶしいです。
【06:51】
大阪で姫路行新快速に乗り換えます。予定より1本早い各停できていたので、後方ながら並ぶことができて座席を確保しました。ギリギリに飛び乗っていたら、立つところでした。
【08:01】
姫路で岡山行普通に乗り換えました。ここでもなんとか座席確保です。
車内を巡回してきた車掌を呼び止めて、青春18きっぷの使用1回目欄にスタンプをもらいました。
【09:34】
岡山で津山線に乗り換えます。さすがにターミナル駅だけあって、各方面への列車が出ています。
津山行は、赤い快速のディーゼルカーです。
旭川に沿って北上します。
坂を上がるときは、床下の発電機の音がひと際、大きくなります。
【10:56】
津山に到着しました。約5時間の旅でした。ここまででJR営業キロは261.7キロ。4750円します。青春18きっぷの1回分は2370円ですから、すでに元を取った勘定です。
津山の駅前には、B’zの凱旋公演の幟が立ってました。