「近畿の駅百選”熱”」が、長い潜伏期間をおいて再発したようです。お盆で帰省した奥さまの実家、舞鶴で半日ほど時間ができました。向かった先は、京都丹後鉄道(丹鉄、旧北近畿タンゴ鉄道)の3つの駅でした。
駅百選に選ばれている西舞鶴です。選定理由はリニューアルされた、全面ガラス張りの開放的で近代的な駅舎です。旧駅舎の時代から何度も利用しており、認定証を探しに来たこともありました。でも、見つかりませんでした。橋上のJRの駅を探していたからです。1階に併設の京都丹後鉄道に行ってみました。
豊岡まで走ります。コウノトリが描かれた車両が入線してきました。
ありました。認定書とともに掲出されていました。駅百選に選ばれたことを記す案内文もありました。
JR九州のユニークな列車を設計していることで知られる水戸岡鋭治デザインの「丹後くろまつ」も待機しています。
京都丹後鉄道でもう一つ、駅百選に選ばれている網野までやってきました。国道はお盆とあって車が多く、2時間近くかかりました。
ところが認定プレートは見当たりません。
立派な跨線橋もある対面式のホームです。
「屋根は帆、窓は船室の丸窓と夏の海に浮かぶヨットをイメージした駅舎」です。
駅員に聞くと、以前は掲出していたが、今は宮津駅で保管しているとのことでした。
ならばと宮津に転進しました。
ところが、駅員は「わかりませんね」。期待はしてませんでしたが、西舞鶴の厚遇ぶりから、ちょっとがっくりでした。
駅前は百日紅がきれいです。「フーテンの寅さん」でも出てきそうと以前に書いた駅前の食堂が、どうしたことか行列のできる店に変身してました。