宇治市植物公園のハーブたち

 「植物園にでも散歩に行くか」ということになりました。といっても京都府立植物園は市内の人出の多さからちょっとおっくうです。初めて行った宇治市植物公園は、車で30分ほどでした。
 温室には、カラフルな熱帯の花々が咲き乱れていました。それはそれでインスタ映えしますが、わたしがレンズを向けたのはハーブの数々です。
 白い花はスイート・マジュラムです。肉料理に欠かせないハーブです。フジ色の花はチャイブ。名前だけは知ってますが、使ったことはありません。

 セージです。サルビア近縁種だそうです。

 ジャーマン・カモマイルと表示されていましたが、カモミールですね。花はリンゴの果実に似た香りがするそうです。わたしは嗅覚が鈍いので、わかりませんでした。

 キャラウェイには、その匂いにさそわれてかテントウムシが。

 チャービルは「美食家のパセリ」と呼ばれるそうです。

 ギョウジャニンニクもハーブの一種ということで。

 河津桜が、サクランボをつけていました。真っ赤なのを一粒、口に含みましたが、あまりの酸っぱさにあわてて吐き出しました。

 修景池の観月台です。緑が清々しいです。

 若葉が美しいラクウチョウです。

 花の広場には、3675個のプランターを並べた高さ18メートル、幅62メートルのタペストリーが。ゴリラがおいしそうに黄色いバナナにかじりついています。

 わが家からさほど遠くないところに、こんなにすばらしい植物園がありました。休日だというのに、園内は人出もまばら。弁当持参で、木陰でゆっくりとするのもよさそうです。

 宇治市植物公園
 0774-39-9387
 宇治市広野町八軒屋谷25-1