「数」ある欧州旅 『31』

 ちょうど2年前の8月31日です。スペイン・サンティアゴ巡礼の7日目で、やけくそに続いた道を22キロ、ロス・アルコスまで歩きました。
 その日の夕食も巡礼定食。結局、選んでしまったサラダミックスと、セグンドは生ハム、目玉焼き添え。無難な選択でした。デキャンターの赤ワインも飲み干して、サングリアも追加しました。そのお代€13のレシートです。

 その1か月後。9月30日にカミーノを歩き切ってサンティアゴ・デ・コンポステーラに到着しました。翌10月1日は、バスツアーで大西洋に突き出た西の端の岬、フィステーラまで行きました。
 巡礼の途中で何度も顔を合わせた「リタイア3人組」が「0キロ」のモホンで到着を祝いました。
 Sさんは今、再び巡礼の「北の道」を歩いておられます。Kさんは、地元、金沢の古民家でカフェを開いてマイペースでやっておられます。

 マドリードの中心広場、デル・ソルに道路元標があります。最初の巡礼の前に訪れました。すべての道(国道)が、ここから出発していました。

 最後の2枚は、「31」ではありませんが、これでひとまずゴールです。