映画「サウンド・オブ・ミュージック」は、家庭教師のマリアが子どもたちと山の上で「ドレミの歌」を歌うシーンから始まります。その舞台となったのが、シャーフベルク(1783m)です。映画にも登場した登山鉄道で登りました。
山の上からは、ザルツカンマーグート地方の山々と、ヴォルフガング湖などの雄大な風景が広がっていました。
一泊したザンクト・ヴォルフガングの村はずれにある湖岸駅です。真っ赤な蒸気機関車が待機しています。
山のこう配に合わせてタンクが傾いています。
SLが押し上げるこの光景は、絵ハガキでしか見ることができませんでした。
山頂までの往復切符(39EUR)を買って乗り込みます。帰りの列車も指定してくれました。
9時20分発の始発列車は、ディーゼル機関車が押し上げました。力強くてスムーズな動きですが、ちょっと風情には欠けるようです。
東京からやってきた一人旅のお嬢さんと一緒になりました。久しぶりの日本語で、会話がはずみました。
帰りの列車では、隣の列にも日本人夫婦が座っていて、写真をとってもらいました。日本人にも人気のスポットのようです。
ダイナミックに登っていきます。
眼下に、真っ青なヴォルフガング湖が広がります。
ノロノロ運転で頂上直下の山上駅に到着です。35分ほどかかりました。
しばらくすると2番列車が上がってきました。定時運行に加えて、客が集まると臨時運転もしているようです。
頂上には大きなホテルがあります。
あいにく、小雨がぱらついてきたので、小屋のレストランで温かいコーヒーをいただきました。
しばらくすると、再び視界が戻ってきました。
麓のザンクト・ヴォルフガングの大聖堂がよくわかります。
垂直の壁です。
小屋の下は、見事に切り立っています。
これぞ♬ドレミの歌の世界といった光景が広がっています。
素敵な旅をされてて羨ましい!サウンドオブ ミュウジック 何回見ても
感激しますがそこに立たれて居る。何て素敵なんでしょう!! 楽しみにしてます。