天王山 メスティンでつくる「山パスタ」

 久しぶりに天王山に登りました。というか、「歩いて昼飯」と「自分でつくる」、「パスタが好き」を合体させたようなものです。
 メスティンは、近ごろ人気のソロ・キャンパーご用達の飯盒のような調理器具です。これを使ってパスタをつくってみたかったのです。
 ケッチャプで味付けした、昔、喫茶店で食べたナポリタンのようにできました。こんなシーンで食べてれば、文句なしにおいしいです。

 缶ビールの空き缶でつくったアルコール・ストーブで調理しました。これならもってくるのも軽いです。

 途中の山道にキノコがいっぱい生えてました。食べられるものなら、パスタにいれたかったです。でもキノコの知識がありません。

 【2020/10/13 10:26】
 水無瀬の自宅から歩いて半時間ほどでサントリー山崎蒸溜所までやってきました。ここから天王山に登ります。

 3ルートの分岐点です。左端のサントリー山へのルートを進みました。

 気持ちの良い稜線です。ゆっくりと進みました。

 【11:16】
 ひと汗かいてサントリー山に到着です。丸太のテーブルがあるので、ここで昼飯にするつもりでした。でも、ちょっと早すぎて、あまり腹が減っていません。

 春にはなかった真新しいプレートがついてます。

 もう少し歩こうと、天王山に向けて進みます。

 ここにもキノコがいっぱいです。ちょっと毒々しいです。

 ススキがそよぐ向こうが天王山の山頂です。

 【11:50】
 途中から脇道に入り、林道を通って「天王山森林ボランティア小屋」までやって来ました。

 テーブルにするのに格好の切り株があります。ここで昼飯としました。

 用意してきた材料です。
 パスタは120㌘。ベーコンの塊とタマネギ、ピーマン、ニンニク、タカノツメ、ケチャップ、塩、オリーブオイルです。マッシュルームは使いませんでした。

 メスティンにオリーブオイルを敷き、ニンニクを炒めます。
 オピネルのナイフでベーコンも薄くして放り込みます。タカノツメも。
 タマネギとピーマンを刻んで、これも炒めます。
 パスタを半分に折り、オリーブオイルで絡めます。水240CCを注ぎます。
 ケチャップを2袋加え、蓋をして加熱します。

 沸騰したら全体をかき混ぜて、パスタの茹で時間、7分を待ちます。
 冷たい缶がたまりません。

 ほぼ水分がなくなり、パスタが柔らかくなっているのを確認して、あとは蓋を開けて水分を飛ばしながら煮詰めれ完成でした。

 独り、パスタを食べていると、若い女性が迷い込んできました。
 「ここ天王山の頂上ですか?」。「いえ、まだ先ですよ。ちょっと道が悪いですが、ここを登ったら、正規ルートに出ますよ」
 そんな風に教えましたが、大丈夫だったかなと気になって、後片づけもそこそこにわたしも後を追いました。

 【12:50】
 天王山の頂上です。あまりのハイカーの多さにびっくりしました。
 探していた女性もいて、「ちょっと怖かったけど、無事に登りました」とのこと。安心してすぐにUターンしました。

 【13:12】
 正面登山路を一気に降りました。
 この後、JR山崎から一駅ですがJRに乗って帰宅しました。

 青線が本日のルートです。