ポンポン山 メスティンで焼きとり缶詰の炊き込みご飯

 きょうも天気が良さそうでした。ポンポン山に登りました。
 福寿草がまだ咲いているはずですが、花より昼飯。メスティンを使って炊き込みご飯をつくりました。味付けは焼きとりの缶詰です。
 シメジも入れ、冷蔵庫に残っていた小松菜も刻んで持ってきました。彩も美しく、大成功です。
 ちょっと柔らかかったので、スプーンの方が食べやすかったでしょう。
 それにしても山でご飯を炊いて食べたのは、学生時代の合宿以来でしょうか。

 銅板でつくったアルコールランプで炊飯しました。ちょっと風があったので、アルミの風防を立てました。
 火力が弱かったのか、想定よりもだいぶ長く、15分以上かかりました。

 シェラカップで湯を沸かし、即席のみそ汁をつくりました。
 同じシェラカップで、ティーバッグ入りの日本茶もいれました。温かいのにほっとしました。

 ポンポン山の山頂です。愛宕山がよく見えていました。


 【2021/03/15 10:55】
 本山寺の駐車場に車を止めさせていただいて出発です。
 駐車場には、「ハイカーの無断駐車お断り」と張り紙があり、気が咎めます。とはいえ、麓の神峯山寺からここまで単調な舗装路を歩いてくるのは億劫に感じられます。有料化されてもいいですから、ハイカーも胸を張って使わせてもらえるようになるとありがたいです。

 せめてもと、摩尼車(まにくるま)の横の浄財いれに、何がしかを駐車場代と思って志納してきました。
 この摩尼車は、いつでも「色即是空、空即是色」という般若心経のサビの辺りがこっちを向いています。意識して回してみると、車のアンバランスのためか、いつもこの角度で回転が止まるようでした。

 本山寺から尾根に上がったところでウォーキングポールをセットするためにザックをおろしただけで、ノンストップで天狗杉まで歩いてきました。ここも素通りしました。

 【11:55】
 ポンポン山の頂上到着です。さっそく持ってきた材料を開けました。
 頂上には、テーブル・ベンチがあちこちに設置されています。

 メスティンには「メスティン折り」と呼ばれる折り方でクッキングシートを折って入れてきました。この上で料理すると、食べた後の始末が簡単です。
 「5分で炊ける」というメスティン用の無洗米1合を入れます。
 水150ccをいれます。水を吸わせる時間もなしに、すぐにスタートできます。
 缶詰の焼きとりを、汁ごと入れます。
 シメジも載せ、小型容器に入れてきた薄口しょうゆと白出汁も加えて炊き込みました。

 ご飯の後は、やはりお茶ですね。日本人です。

 山頂の気温は12度ほどでした。それにしては風が冷たく感じられ、ウインドトレーナーを着たままでした。

 帰路は久しぶりに水声の道を下ろうと考えていました。
 ところが、そのルートは「土砂崩れ!倒木多数!危険!」と書かれています。安全優先で元来た道を戻りました。

 車で神峯山寺まで降りてきて、春の花に出会おうと「神峯山の森 自然園」に行きました。ところが「休園」でした。理由も期限も書かれておらず、さて春の花は拝めるのでしょうか?

 登りが1時間15分、昼飯休憩がなんと1時間5分、下りは50分でした。