目ん玉・キューブをつくる その1

 「目ん玉・キューブ」の製作に取り掛かりました。
 10cmほどの立方体に小型スピーカーを取り付けて、ミニ・スピーカーにします。
 わたしが働いた新聞社や某テレビ局などのグループ企業は、「目ん玉マーク」をシンボルにしています。このところ、テレビ局はなんとも旗幟が悪いですが、スピーカーは元気に鳴ってくれるでしょうか。

 きっかけはYouTubeでした。そこで知ったスピーカーボックスの製作キットです。
 MDF(中密度繊維板)を立方体になるように裁断されています。
 ヤフオクの即決で落札して、たったの600円でした。送られてきたのは、お隣の大山崎町からでした。

 スピーカーを固定するバッフル板は、希望した寸法に開口されています。

 百均のダイソーで売られているMDFと同じ素材を使用しているようです。
 10cm四方で6枚入りのMDFをダイソーで買ったのが残っていました。6枚ありますが、すべてがこのサイズでは立方体は作れません。
 サイズは若干、違っていました。

 10数年前のステレオ雑誌に付録でついていたスピーカーです。永らくホコリをかぶって寝ていました。これを活用しようと思いつきました。 

 板材を直角に接着するためのクランプを使用しました。2つしかないので、ボンドが乾くのを待っていると、時間がかかりました。

 同じ作業を4回、繰り返しました。

 2枚が直角に固まったのを合体させました。

 裏板を接着しました。

 表板のバッフル板を接着する前に、スピーカーを固定する木ネジの補強のために桟を固定しました。

 バッフル板を接着しました。本日の作業はここまでです。

小塩山 イワナシとカタクリの花 2025

 京都西山の小塩山にカタクリ(片栗)が咲きました。今年は1週間ほどは遅いとのことですが、ここ数日の陽気で一気に開いたようです。暖かな日差しを浴びて、イナバウアーしてました。
 イワナシ(岩梨)も咲いているとのレポートがありました。尾瀬などで咲くという宝石のようなピンクのかわいい花が、小塩山でも開花したのです。
 広い山のどこに咲いているのかはわかりませんでした。それに出会うことができました。
 

 白花のカタクリが1本だけ咲いていました。色素異常(劣勢遺伝)で、出現率は100本から1000本に1本と希少です。

 カタクリの蕾と満開のミヤマカタバミ(深山片喰)です。

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宇治 「竹林」で春の膳に舌つづみ

 宇治の京料理の竹林で春の膳をいただきました。
 平等院のすぐ近くです。あたりは観光客であふれていました。宇治川に浮かぶ中の島ではさくらまつりが開かれていて屋台も並び、満開の桜を楽しんでいました。

 前菜は、そら豆とホタルイカがごま豆腐にトッピングです。

 蛤と筍のお吸い物です。近ごろ、お目にかかったことがないような大きな蛤です。

 筍は柔らかです。

 鯛と鮪、烏賊の三種盛りでした。

 菜の花のお花畑が再現されていました。

 桜餅のようです。

 稚鮎と木の芽の揚げ物です。

 ご飯は鯛茶漬けになってました。

 ゆっくりといただいてデザートです。白ワインたっぷりのジュレがさわやかでした。

 窓の外は満開の桜です。

 平等院表参道 竹林
 050-5868-3628
 宇治市宇治蓮華21 平等院表参道北門前

孫娘と食べる ミート・スパゲティ

 小学校は春休みです。孫娘が独りで阪急に乗って遊びにやってきました。昼ご飯はミート・スパゲティでした。
 わたしがしたことは、パスタ3人分、280グラムを茹でただけです。ソースは奥さまが前夜から煮込んでました。お子さま仕様でちょっと甘めですが、タバスコを振りかけておいしくいただきました。
 孫娘も、奥さまと同じ量をペロリと平らげてくれました。

 ブロッコリーも大好きです。

 もってきたプラバンを一緒に作りました。トースターで加熱すると、すぐに溶け始めてあわてて停止。冷ますとでき上がりました。

 真剣な表情で工作中です。あっという間に少女になりました。

京都・洛西 めだか食堂のランチ・ハンバーグ

 京都・洛西の園芸店をのぞきました。まだバラが咲くには時間が必要でした。「めだか食堂」が近くだったことを思い出してランチしました。
 リーズナブルな「ハンバーグ(200㌘)」(1100円)です。しっかり、どっしりとしています。濃厚なソースにからめていただきました。 

 シーズンらしく、サラダのわきにホタルイカがいました。

 奥さまが頼んだミンチカツから、半切れが回ってきました。衣をまとっていますが、肉のうま味は同じでした。こんな肉々(憎々ではありません)しいランチは久しぶりでした。

 明るくてゆったりとしています。

 窓からは、電線がちょっと邪魔ですが、比叡山などが臨めます。

 大きなミモザが黄色くなっていました。

 めだか食堂
 075-331-5022
 京都市西京区大枝西長町2-343

京都・小塩 十輪寺のなりひら桜

 あすから4月。それを待たずに桜が一気に開花です。
 京都西山の善峯寺に上がる山腹にある小塩の十輪寺まで車を走らせました。寺ゆかりの在原業平に名を借りた「なりひら桜」が満開でした。

 推定樹齢200年ほどの枝垂れ桜です。
 「伊勢物語」の主人公で平安時代初期から前期(800年代)にかけての貴族・歌人がこの桜をみたことはありません。

「三方普感の庭」を縦横に枝を延ばして空を覆っています。

 ツバキを並べた花手水とのコントラストです。

 池に反射します。

 本堂の前に咲くヤマザクラももう満開です。

 寺の裏山に業平の墓があります。沈丁花がふくよかな香りを振りまいていました。

 業平は晩年、ここに隠棲し、塩焼きの風流を楽しんだと伝えられます。その塩竃が再現されています。

 小塩山 十輪寺
 京都市西京区大原野小塩町481
 075-331-0154

 紅葉のころにも訪れています。
 京都・小塩 十輪寺の紅葉

QUAD22邂逅(9) 化粧直しで見栄えを回復

 

古い英国製のプリアンプ、QUAD22の修復は最終コーナーに達しました。
 機能や音質はともかく、最大の課題が前面パネルの欠損しているボリューム・ツマミでした。なにせお顔の中心です。ここが決まらなくてはー。

 適当なツマミをネットで探しました。これならという製品もありましたが、3000円以上もしました。アルミ無垢の削り出しとはいえ、ちょっと手が出ません。
 ハードオフのジャンク売り場で、これなら使えそうというツマミがついた壊れたDVDアンプを見つけました。1000円でした。ツマミだけ取って、本体は大型ごみの日に処分しました。

 プラモデルのラッカー塗料の茶色と白、黒を購入しました。3色を混ぜました。

 むかし、ナローゲージの鉄道模型を作っていた時に使ったスプレーガンが健在でした。
 配合したラッカー塗料を、銀色のツマミに吹き付けました。塗り上がったのが、最初の画像です。もう少し暗い色でもよかったですが、これでひとまずはOKとしました。

 音質を大きく左右する結合コンデンサーです。
 修復直後に新品に代えました。でも待て、オリジナルではダメだったのかと、取り外した同容量の4本のうち、測定結果がまあまあだった2本を戻しました。
 コンデンサー1個で、一気にオリジナルの音に戻った気がしました。でもLPを聴き込むと、高音は素晴らしいですが、中高音が薄っぺらでした。ダメだ!

 ネットで評価の高かった新品を購入しました。
 弦が「オオ、素晴らしい!」のもつかの間、ピアノの音はバシャバシャしていました。

 手持ちのコンデンサーと交換すると、ほぼ及第点が見つかりました。上の双信製のポリカーボネート複合フィルム・コンデンサーです。

 パネルに電源ONを表示するパイロットランプがついているのに気づきました。調べると豆球が断線していました。
 懐中電灯(画像後部の赤い物体)の球で代用できないかと調べましたが、電圧が一致しませんでした。
 家電量販店で購入しようとすると、「もうLEDしかありません」。ということは懐中電灯は、球が切れたらお終いです。まあ、蛍光灯すら製造中止になる時代です。

 ありあわせのLEDランプをつけました。ちょっと光量不足のようでした。

 パイロットランプにはQUADの文字が明るく光るはずでした。
 「薄紅」をひいた風情も、これでよしといたします。

自分でつくる ブロッコリーとアンチョビのパスタ

 採れたてのおいしいブロッコリーをドサリといただきました。細かく刻んでアンチョビとパスタにしました。
 多すぎたかと感じたブロッコリーも、アンチョビの塩味で旨さがひきたってペロリでした。
 奥さま作のスープがあるのに、缶も開けたので昼から大満足です。

 瑞々しいうえに、旨味がつまっています。

 野菜の簡単スープもイケます。

 こんなのを何袋もいただきました。ブロッコリー大好きの孫のところにもっていくと、ちょっと湯がいたのをおやつ代わりにつまんでいました。

 オリーブオイルにニンニクの香りを移し、アンチョビと一緒にブロッコリーも。白ワインとパスタの煮汁でさっと煮込みました。

「教皇選挙」の白い煙まで

 アカデミー脚色賞を受賞した話題の映画「教皇選挙 CONCLAVE」を、枚方のTOHOシネマズ くずはモールで観ました。
 ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂の外界から遮断された空間。ワンフレーズですが門外不出だった秘曲「ミゼレーレ」も流れます。そこで繰り広げられる次期ローマ法王(教皇)を決める選挙を描いています。
 枢機卿という最高職の聖職者の集まりではあります。でもそこには保守対革新、人間の欲、過去、陰謀、その他のあらゆる要素が入り乱れて、何度も「黒い煙」が立ち上ります。
 ストーリーの早い展開に、息もつかせぬ2時間でした。そして、想像だにしなかった結末が待ち受けていました。事前知識は何もなく見た映画でしたが、コンクラーベの仕組みから「白い煙」の正体まで、充分に楽しみました。

 海外旅行でもどこでも、大きな顔をして「over sixty」と言えるようになったきっかけは、映画のシニア割だったかもしれません。

山と飲み会 生駒山から鶴橋へ4時間コース

 生駒山に登りました。あいにくの天気となりましたが、降られることもなく山上遊園地の子ども列車のレールの向こうにある一等三角点(642m)を目の前にしました。
 山と飲み会の例会です。歩いているより飲んでる時間が長いのが会則です。きょうも4時間コースをこなしました。

 近鉄生駒へ下山後は、鶴橋へ直行。焼肉屋で近江牛を堪能しました。

 遊園地でのおジイさんらの宴会1次会は、コーヒーとお菓子でした。子ども連れのママが写してくれました。

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