鯖街道・出町 「花折」の鯖寿し膳

花折1

 「京は遠ても十八里 鯖街道を往く」も4回目になってしまいました。やっとゴールです。最後の昼飯はここ、と決めていました。
 「京鯖寿し 花折」。その本店住所は「鯖街道出町終点(葵橋東詰)」と書かれています(実際は、左京区下鴨宮崎町121)。

花折2

 「鯖寿し膳」(1785円)には、鯖すし3切れにすまし、酢の物が付いてます。さすがです。鯖のあの生臭さはどこかにいってしまい、飯と一体化しています。それに、身も昆布もさくっとかみ切れます。しょうがも、ヘンに甘くなく、すっきりとしてます。
 ちょっと高かったけれど、まあハレの日だから許しましょう。なんの?って、祇園祭の宵々山、いや鯖街道完歩の。ごちそうさまでした。

花折3

 

花折4

京は遠ても十八里 鯖街道を往く その4

その4  大原~出町    (06/07/15)

 7:53

 阪急烏丸から四条通に上がると、向こうから京都バスの大原行きが。接続がうまくいきすぎて、カメラを落ち着いて構えている余裕がありませんでした。右側が長刀鉾です。

 8:44

 大原に着きました。日焼け止めをしっかり塗り、サングラスに替えてさあ出発。
 久しぶりに三千院まで行ってみることにしました。

 8:51

 三千院は午前8時30分から開門していました。商売熱心なこと、いやお寺はどこも早いか。

 8:55

 とれたて野菜がきれいに並べられています。

 9:11

 日曜朝市が開かれる会場。残念…。
 前回日曜日は、坊村に向かうバスからにぎわいを見て、寄り道したいと思ったほどでした。

 9:14

 大原の里を振り返ります。右から3分の1の谷が寂光院あたりでしょう。

 9:19

 戸寺は、京都一周トレイルの中継点でした。比叡山からここまで。そして鞍馬-二ノ瀬への出発点となりました。

 9:25

 花尻橋の土井志ば漬け本舗。広い駐車場にまだ車は止まってませんが、これが満車になるのです。京都の味として人気が高く、観光土産として欠かせません。

 正直いえば、わたしは、ここのしば漬けはあまり好きではありませんが。

 9:29

 土井志ば漬けの大きな蔵(工場)にかかっているのは、なんの像でしょうか? 鍾馗さんではないようだです。

 9:32

 カーデザインの「童夢(どうむ)」。かつては、ここが本社だったと思ってましたたが、閉鎖されています。HPで調べてみれば、滋賀県に移っているようでした。

 9:44

 高野川に沿って歩きます。涼しそうな光景です。

 9:57

 旧道を歩いていると、対岸に「かまぶろ」が。
 壬申の乱のおり、大海人皇子が傷を癒したという伝説が残る八瀬かま風呂です。土で固めたかまの中に塩水に浸した筵を敷き、その上に横たわり上記で蒸したといいます。古代版のサウナのようです。

 9:59

 「かま風呂」と同じ格好をしている。これがわたしの第一印象でした。当たり前です、大原女家の和菓子の方が、これをまねているんです。

 10:04

 鮎の友釣りをする釣りマニア。

 10:22

 九頭竜大社の手水鉢です。苔むした龍が水をはいています。

 10:44

 比叡山に登るケーブルが八瀬を出発していきました。

 10:49

 八瀬にはかつて、京福電鉄の小さな遊園地があり、野外の大きな円形プールがありました。

 それが、すべて撤去され一段マンション群が建築中です。
 

 10:57

 崇道神社。桓武天皇の実弟、早良(さわら)親王を祀っています。

 

 11:03

 三宅八幡の鳥居を横目に通り過ぎる。

 11:09

 叡山電車の三宅八幡駅。ちょっと休憩しました。
 
 向こうにそびえるのは比叡山です。

 11:27

 山端(やまばな)の料理店「平八茶屋」。

 11:38

 高野川に沿って歩きました。この道の突きあたり右手角が、「天天有」だったはず。このあたりは一乗寺のラーメン激戦区で、右に曲がると「高安」があります。ああ、ラーメンを食べたいところですが、ここはぐっと我慢。

 11:52

 高野橋から振り返ります。

 五山の送り火のひとつ「妙法」のういちの「法」が松ヶ崎の山にくっきりと。

 11:56

 賀茂川、高野川には、あちこちに亀をデザインしたコンクリートが置かれ、川を渡ることができます。

 12:03

 蓼倉橋という歩道橋を渡ると、京都市立下鴨中学の横でした。わが母校なんです。でも、当時の校舎は残っていません。

 12:09

 糾の森(ただすのもり)を横切りました。下鴨神社にも珍しく多くの観光客が。

 12:22
 
 「鯖寿し膳」(1785円)には、鯖すし3切れにすまし、酢の物が付いてます。さすがです。鯖のあの生臭さはどこかにいってしまい、飯と一体化しています。それに、身も昆布もさくっとかみ切れます。しょうがも、ヘンに甘くなく、すっきりとしてます。
 ちょっと高かったけれど、まあハレの日だから許しましょう。なんの?って、祇園祭の宵々山、いや鯖街道完歩の。ごちそうさまでした。

 12:37

  「京鯖寿し 花折」。その本店住所は「鯖街道出町終点(葵橋東詰)」と書かれています(実際は、左京区下鴨宮崎町121)。

 12:45

 賀茂川にかかる出町橋。そのわきに「鯖街道口」の石碑がたっています。「従是洛中」。ついにゴールしました。

 12:50

 ふたばの前には、きょうも行列が。名物の豆餅を土産に買いました。

 12:53

 出町枡形商店街。「鯖街道の終点です」と書かれています。

大阪・難波 「おかんのみ」せの焼サバ定食

おかんのみせ1

 梅雨があけたようなカンカン照りです。会社を出たものの、きょうも意気消沈。近場でどこかなかったかな?
 「ふるさと九州 おかんのみせ」の焼サバ定食(680円)です。サバはちょっと塩がきつかったが、すなおに大根おろしがついてました。あとは小鉢2つ。ご飯と漬け物は自由でした。

おかんのみせ2

 地下鉄四つ橋線難波駅を上がった通りは市道南北線というらしいです。地図を調べて初めて知りました。その東側を南に行ったところで、これまで歩いたことはありませんでした。

贋「一日一止」 

一日一止

 大津市途中 (2006/07/09)
 「一日一止 止まれといわれて止まってみる。」というタイトルの知人のブログがある。なかなかの写真である。ちょっとまねて私もパチリ。「止まれ、止まれ」といわれても、わたしは京を目指す。
 「京は遠ても十八里 鯖街道を往く」の③、坊村~大原のHP版をやっとアップしました。
 

難波八阪神社の夏祭り

難波八阪神社1

 難波八阪神社の夏祭りです。昨日につづいて、今夜は本殿です。日本一の大獅子殿が、晴れの舞台となります。かわいい子どもたちが舞ってます。
 

難波八阪神社2

 あたりが暗くなると、圧倒的な迫力です。躍っているおばさんも負けずに迫力があります。

難波八阪神社3

大阪・難波 「凛酌」のカレイのみぞれ煮定食

凛酌1

 会社を出ましたが、暑いです。遠くまで歩く元気は失せました。一番近いそば屋にでも、と向かうと、そば屋の隣に「ごはんや凛酌」というのができてました。初めてです。
 カレイのみぞれ煮定食(700円)に冷奴(100円)をつけました。
 小鉢が2皿もついて、なかなかのものです。カレイも結構厚みもあって、いけます。近くでいい店を見つけました。

凛酌2

凛酌3

大阪・千日前 「神座」のねぎラーメン

神座1

 大阪・道頓堀の相合橋の上で、難波八阪神社の船渡御を見物しました。のども渇き、小腹も空いたので、ちょっと寄った「神座(かむくら)」です。あまりにも有名な店です。行列ができることでも有名ですが、きょうは空いてました。「昼飯」ではありませんが、ご勘弁を。

神座2

 ねぎラーメンです。別皿にネギが山盛りです。これをドバーッとかけてしまいます。これがおいしいんです。
 白菜がたっぷりはいった野菜スープといった独特の味わいです。半分ほど食べてから、食べ放題のニラを追加して、味を変えてみました。
 ビールはスタイニー、しかもひとり1本のみです。もちろん店内禁煙です。

神座3

 

神座4

 店内は「一方通行」です。結構広い店ですが、カウンター席ばかりで、入口と出口が別になっています。

神座5

 千日前に入り口があり、店の前の自動販売機でチケットを買います。

難波八阪神社の船渡御巡行

船渡御1

 難波八阪神社は、わたしの勤めるビルあたりの氏神さまです。ビル建設では地鎮祭から竣工までお世話になり、正月にはお祓いをうけました。日本一のド迫力の大獅子殿があります。
 ここの船渡御は230年間、行われていなかったのが、平成13年に復活しました。
 会社を出て、四つ橋筋の深里橋で気持ちよい風に吹かれていると、やがて手漕ぎのどんどこ船がやってきました。

船渡御2

 せっかくだからと、道頓堀を歩き、戎橋までやってきました。ドンキホーテの観覧車の前の道頓堀川を行くどんどこ船です。

船渡御3

 ちょっと休憩してもう一度、相合橋に戻ってみると、にぎやかさが倍増してました。

船渡御4

 大阪締めで景気つけです。

船渡御5

 赤い灯、青い灯の道頓堀です。グリコの看板も健在です。やっぱりミナミです。

接写-習作2 マッチ

マッチ

 マッチって、久しぶりにお目にかかりました。昔は、喫茶店には必ずありましたね。灰皿とともに。
 タバコを吸わなくなったせいもあるのでしょう。珍しく火をつけてみました。
 
 堺町通り三条下ルところにあるコーヒー店[イノダ]のコーヒーをのまなければ、
「ぼくの一日は始まらない」
という人がいるかとおもうと、
「サンボアで一杯のまぬうちは、おれの一日が終らぬ」
という人もいる。
 ……
 [サンボア]は、京都で、もっとも古い酒場の一つであって、立飲台へ出されるウイスキーも、カクテルでさえも、きびきびとした中年の主人の、小柄だが精悍な風貌に似つかわしい、男っぽい味がしてこようというものだ。
 池波正太郎「散歩のとき何か食べたくなって」より京都・寺町通り
 サンボアは、神戸で創業し、現在は京都サンボアのほかに大阪にも何店かあります。

大阪・難波 「杵屋」の天丼定食

杵屋1

 本屋に行きたかったので、ということはOCATの丸善しかありません。難波の会社の近くには。
 で、同じフロアーの食堂街で「実演手打ちうどん 杵屋」にはいりました。天丼定食(870円)です。味は、とくに書くほどのこともありません。どこで食べても杵屋です。

杵屋2

杵屋3