JR金沢駅構内の「おみやげ館」でビールのアテにと買ったすしです。
彩りが見事で、小ぶりなので選んだ「ふきよせ」(840円)です。調べると、持ち帰りの芝寿しでつくってます。秋季の限定商品です。
サンダーバード40号に乗り込み、すぐにいただきました。昼食からすしが続きましたが、おいしいです。
土産に買ってきたのもすしでした。有名な源の「ますのすし」(1300円)と「ぶりのすし」です。
帰宅後に早速、開けましたが、さすがにすし3連チャンはきついです。一切れだけおいしく食べました。
「金沢に行くなら、まいもん寿司に行って、のどぐろを食べといで」と、金沢通の娘の薦めです。素直に従いました。といっても回転寿司です。敷居は高くはありません。
のどぐろです。2貫で550円というのは、この店ではそれなりです。レーンには回ってません。
塩を振って食べます。うまいです。脂がよくのってます。ツルリとのどを通過します。
のどぐろは、アカムツの別名のようです。焼き魚は小浜の太谷食堂で食べたことがありましたが、寿司は初めてです。
あら汁です。たったの190円です。大きなアラがはいってます。エビは頭だけすが、いい出汁をだしてます。これは最高のお値打ちです。
旬の秋刀魚は脂がのってます。
この日、底引きが解禁されたそうで、初入荷のハタハタも、プリプリしてます。
どれも文句なくおいしいです。
七尾港や金沢港直送の日本海の魚が自慢の店です。
おいしい店がありそうな香林坊や近江町市場ではありません。JR金沢駅の西にクルマで10分ほどの、北陸自動車道沿いにあります。
金沢まいもん寿司駅西本店 地図
0120-611448
〒 920-0027 石川県金沢市駅西新町3丁目20-7
倉敷と豚カツがどう結びつくのかわかりませんが、豚カツ店が多いそうです。そんな中からネットで調べた「かっぱ」に行きました。
頼んだのは「名代とんかつ」(900円)。ライス、みそ汁は別料金です。セットのミニとんかつというのもあるようですが、初めてですのでストレートにいきました。
厚さは優に1.3ミリはあります。衣がちょっとかわってます。サクッと食べさせるのではありません。わりと分厚くて、身離れがよいというか、肉から離れてしまいます。トマト系のソースにどっぷりつけて食べるのにはよいです。千切りのキャベツも、おいしく、たっぷりのソースが、きれいになくなりました。
それにしても「わらじ」ですね。京都に、そんなうたい文句のステーキ屋があったのを思いだしました。
L字型のカウンターにテーブル席、奥に部屋もありました。
隣はカレー店の「カッパ」です。
かっぱ 地図
0120-044085
〒 710-0055 岡山県倉敷市阿知2丁目17-2
ならまちまで歩いてきました。
奈良名物って? お腹が空いてきましたが、適当な店を知りません。
ここなら来たことがある、と入った「PAO」です。
メニューをみて「ならまち黒米ごはん」を頼みました。ちょっと遅かったので、「すみません。もうありません」。
「メキシカンサルサ丼」(900円)にしました。奈良のイメージとは結びつきませんが。
ピリ辛のサルサ、目玉焼き、サラダの下には、黒米が隠れています。ほんの少しでですが、赤飯のような色になってます。
何はともあれ、よく冷えたビールです。ひと息ついてテーブルをみると、「マイ箸」が100円です。常連さんなら、箸をリザーブできるようです。
高い天井の上で、扇風機が回ってます。
井戸も現役で残ってます。
青春18きっぷの残り1回を使って、和歌山にやって来ました。となると「和歌山ラーメン」をはずせません。
和歌山ラーメンには、2つの系統があるそうです。一方は豚骨系で、代表は井出商店とのことです。もう一方は醤油系です。その代表格のひとつが「元車庫前 ○宮」です。ココまでは、事前にネットで調べました。
「中華そばセット」(800円)です。よく冷えた生中を飲んでひと息ついていると、運ばれてきました。京都の「新福菜館」ほどではありませんが、黒い色をしています。和歌山ラーメンの必須品かと思っていたナルトはのってません。
細い、ツルリとした麺です。汁は、色ほどに辛くはなく、むしろさっぱりとしています。そうだ、忘れていたと、胡椒もふりました。器もそれほど大きくはなく、ぺろりと食べてしまいました。
セットには炒飯の小がついてます。これも醤油の味が香ばしいです。中華では、チャーシュウの切れ端が入っていることが多いですが、ここでは、ハムです。
和歌山ラーメンと「早や寿司」はセットかと思ってましたが、ここにはそんなものはありません。メニューをみると、フツーの中華料理店と同じです。
地元では「和歌山ラーメン」とはいわず、「中華そば」というようです。屋号の「○に漢字1字」という店が、あちこちにあります。
「元車庫前」というのは、昔は市電(?)の車庫の前にあった屋台が発祥と言うことらしいです。現在は国道42号から紀三井寺競技場に入る交差点角にあります。
明るい店内に4人掛けテーブルが11卓並んでます。これだけ広いと、次から次へとやってくる客も、待たなくて席に着けます。
丸宮中華そば 地図
073-445-4881
〒 641-0014 和歌山市毛見1130-3
バスでJR和歌山駅に戻りました。その運賃が、なんと490円。高いラーメンになりました。
バスは、井出商店の前も通りました。こちらには、やはり行列ができてました。
毎日、そばを食べてました。2日目(22日)の昼食もそばでした。
草津温泉の中心、湯畑(ゆばた)の近くにある「三國家」です。自慢の「三國そば」(950円=そばのみ)は、2.5人分のそばが、大きな皿に盛られています。ツルリとした、おいしいそばです。
付け汁は別に頼みます。「都汁」(400円)は、小さく切った鴨肉とネギです。さっぱりといただけます。
もうひとつの「田舎汁」(400円)は、けんちん汁です。たっぷりの具が沈んでます。
「そばビール」の名前にひかれてこれも飲みました。オリジナルかと思ったら、なんと米国産でした。ちょっとそばの香りがする濃い味ですが、アルコール度は高くありません。
草津温泉の古くからの温泉街です。「まいたけうどん」も名物のようでしす。そちらの店は、満員で長い行列でした。
湯畑です。手前からわき出した温泉が、向こうの樋に流れ込みます。底には、黄色い「湯の花(イオウ)」が堆積します。昔は、これを入浴剤にしていました。
上田へはじめて行き、五日ほど滞在したときに〔刀屋(かたなや)〕の蕎麦を、これもはじめて口にした。
東京では口にすることができぬ、本物の手打ちだ。
(略)
並のもりそばでも、東京の三倍はある。
大盛りとなれば、とても私ひとりでは食べきれない。
昼時は、客があふれんばかりに詰めかけて来るので、私はいつも、午後の空いた時間を選ぶことにしている。
(略)
この店の名を〔刀屋〕というのは、封建のころ、刀の鍔(つば)をつくる鍛冶職だったからである。
いかにも、城下町の蕎麦屋らしいではないか。
池波正太郎「散歩のとき何か食べたくなって」(新潮文庫)より
こんな文章を読めば、上田市にやってきて「刀屋」を外すことはできません。どんなガイドブックにも勝ります。21日の昼飯です。
「もりそば」です。「並」でこの盛りです。隣のテーブルの「大」は、文字通り山を築いていました。
もうひとつは、人気の「真田そば」です。出汁が味噌仕立てです。
器に味噌となめこが入って出てきます。ここの別器の鰹のだし汁を入れます。好みでそば出汁も入れて混ぜると、冷や汁(みそ汁)のようです。これでそばを食べます。
そのそばですが-
あまり光沢はなく、ちょっとねっとりとした、悪く言えば団子のような感じです。スルスルと喉を流れるというわけではありません。しっかりと咀嚼(そしゃく)していきます。食べても、食べてもそばです。もちろん、きれいにいただきましたが、期待していただけに、ちょっと…という味でした。関東人とは、味覚の構造が違うのでしょうか。
量もさることながら、価格にもびっくりします。もりの並(優に2人分)で650円です。
メニューは多いですが、もり、ざる、真田の他を食べている人は見あたりませんでした。
「草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティバル」を2日連続で楽しみました。草津温泉の帰りに寄った軽井沢です。中軽井沢で遅めの昼食を食べて、午後3時半に佐久ICから高速に乗りました。関信越-長野-中央-名神と大山崎まで走って、水無瀬の自宅には予定通りの9時に着きました。草津温泉から540キロ。往復1000キロ超の、久しぶりのロングドライブでした。
「村民食堂」の「信州御膳」(1800円)です。観光地です。いい値段がついてます。
野菜の天ぷら、ヒジキ、ナメコそば、具だくさんのみそ汁と食べ応えがあります。
サーモンの南蛮漬けです。
漬け物の野沢菜がおいしいです。
「村民食堂」と名乗ってますが、軽井沢町とは関係ありません。
広い食堂です。窓の外には、緑が広がります。
赤ちゃんもいれば、犬もいます。
ガイドブックに紹介されているので、客の列が続きます。だいぶ待たされました。
2階では宴会も可能です。近くの軽井沢高原教会で挙式したカップルが、親族とともにやってきました。披露宴をするようです。
「披露宴は村民食堂」と、招待状に書くのかなと笑ってしまいましたが、さすがに宴会場にはしゃれた名前がついてました。
日帰り温泉の「星野温泉 トンボの湯」が隣にあります。
村民食堂
0267-44-3571
〒 389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町星野
姫路・みゆき通りを歩いていてもらったパンフレットに「姫路おでん」が紹介されていました。初めて知りました。となれば、さっそく挑戦です。大手前通りの「夢乃蕎麦」で食べた「姫路おでんセット」(400円)です。
「生姜醤油を小皿に入れて、つけて食べる」というのが、姫路おでんのひとつの定義だそうです。
薄味のおでんです。姫路には「関東煮(かんとうだき)」と呼ばれる濃く甘い味付けのおでんもあるそうです。
薬味の数々です。京都・祇園「原了郭」の黒七味もあります。
姫路おでんの起源は、それほど古くはありません。おでんを生姜醤油をかける食べ方は古くからあったそうです。それを、2006年に姫路おでん探検隊が「姫路おでん」と命名したそうです。
「夢乃蕎麦」は1階に店舗がある蒲鉾の「ヤマサ」の直営店のようです。おいしい蒲鉾がサービスで出てきました。
メーンは「かまぼこ屋のかき揚げそば」(830円)です。蒲鉾のねりものでタマネギを揚げた、おいしいかき揚げです。
冷たく冷えた蕎麦も、ツルリとのどを通る上出来です。
夢乃蕎麦
079-225-2277
〒670-0922 姫路市二階町60 ヤマサ大手町ビル2階
天橋立を目の前にする「雪舟庵」です。知人の「お薦め」で昼食にしました。
数量限定という「日替り定食」です。予約してました。それにしてもすごい。メーンは白身魚のフライです。ニンニクの効いたトマトソースがかかっています。これが1500円の定食とは思えません。
よく冷えた焼きなすびに、身欠きニシンがのってます。
刺身はスズキです。
サワラでしょうか。カレー粉がはいったマヨネーズを付けて焼いてあります。
茶碗蒸しは、豆乳が入って甘いです。
冷たくてのどごしがよい素麺です。
炊き込みご飯には白魚がのってます。山椒が味を引き締めます。
プラス500円の「寿司定食」は、同じ料理で、ご飯がすし5貫に変わります。
目の前にワイドスクリーンのような光景が広がります。
クルマがなければ、ちょっとたいへんな場所です。一番左がマイ・シトロエンです。
雪舟庵 地図
0772-27-1530
〒629-2233 京都府宮津市溝尻247