デジタルを聴く NASはお手軽

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NAS(Network Attached Storage=ナス)を導入しました。PCの外付けハードディスクのような記憶装置ですが、USB接続ではなくネットワークでつながっているのがミソです。このため同じネットワーク内の4台のPC(わたしのデスクトップとノート、女房のノート、娘のMac)ばかりではなく、ネットワークプレーヤーはもちろん、タブレット端末のNEXUS7からもアクセスできます。まだ試してませんが、iPhone5Sもつながるはずです。
NetgearのReadyNAS 102という製品です。価格.comでその安さに魅かれました。ハードディスクは後付けで、3T(テラ)バイトのを載せています。
ここに手持ちのCDをデータ圧縮せずにどんどんと放り込んでいます。すべてを入力しても、まだガラガラのはずです。

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ネットワークプレーヤーにつながったメーンのステレオで再生できます。CDを取り換える手間もなく、長時間のながら聞きには便利なことこのうえもありません。
一番活躍しているのが、卓上のノートPCで選曲して、秋月DACを通して中華アンプへ。それをスキャンピークス・スピーカーで聴くというお手軽音楽です。今もミッシャマイスキー(チェロ)、アルゲリッチ(ピアノ)のアルペジョーネ・ソナタが流れています。
秋月DACは、この程度の環境で聴くには問題ありません。でも、さらに格上げするために右側につながっている抵抗とコンデンサーで組んだLPF(ロー・パス・フィルター)部分の改造をたくらんでいます。

デジタルを聴く 秋月DACを組み立てる

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デジタルを聴く 秋月DACを組み立てる

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LPレコードを聴こうと、OPアンプを使ったEQアンプをつくってしまいました。LPはともかく、OP/EQとなにやら暗号めいてますが、すみません。わたし自身への備忘録ということで。
さらにDACを組み立てました。DACとは、デジタル信号(Digital)をアナログ信号(Analog)へ変換(Convert)する機器です。パソコンから音を出すときには、お世話になってます。
組み立てたばかりのDACが、ノートラブルでそこそこの音を奏でました。

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東京出張の帰り道。時間があったので秋葉原の電機街ぶらつきました。秋月電子通商という電子パーツの店をのぞくと、DACの組み立てキット「AKI.DAC-U2704」(1700円)が、カウンター横のよく目につく場所にぶら下がっていました。その存在は、ネットで知っていました。こんなのかと衝動買いしてしまいました。

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製作、といっても何カ所かの半田付けは作業は30分ほどもかかりませんでした。コンデンサーは、どうせ取り換えるだろうと、最初から音響用の高級品(といっても1個30円ほどから)を使用しています。

現在、わが家に存在するDACは、パソコンにオンボードで載せているサウンドカード「ONKYO SE-90PCI」、MDで録音した音声を取り込むために使っているUSB接続の「Sound Blaster SB」、それにネットワークプレーヤーの「DENON DNP-FP109」です。どのように棲み分けさせるかを考える必要があります。

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OPアンプでフォノEQをつくる その5 AT-3600Lで聴く

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 新しいカートリッジ(針)をゲットしました。FBつながりのT氏推奨品です。でも、その廉価さから「ホンマにエエ音がでるのか?」と半信半疑でしたが、いやすごい!!
 ホロヴィッツのショパンが、音色豊かに響きます。バッハの管弦楽が、スメタナの弦楽四重奏が・・・。LPをとっかえ、ひっかえして、思わずニンマリです。

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 「OPアンプでつくったフォノEQ」は、永らく愛用してきたDENON DL-103(MC型)にあわせてありました。MM型のカートリッジを使うための変更は、とりあえず手持ちのパーツで仮配線しました。基盤の上にも下にも追加した抵抗とコンデンサーが見えます。早い機会に、適切なパーツと変更します。

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 「AT-3600L」は、ATと付く通りに日本のオーディオ・テクニカ製です。ところが、日本ではこの型番のカートリッジは見当たりません。
 T氏に教えてもらった入手先は、USAmazonでした。送料込みで30ドルちょっとということで、すぐに「ポチリ」としてしまいました。DL-103を買い替えるなら、その10倍近い出費となるところでした。コスト・パフォーマンスは、抜群です。
 到着まで2週間ほどという案内がありましたが、わずか10日で到着しました。カナダの業者から発送されてきました。

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OPアンプでフォノEQをつくる その4 DL-103の昇天

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空中ブランコ結線で、機嫌よくLPを再生してくれた「OPアンプでフォノEQ」です。それが、何枚かLPを聴いているうちに、ヘニャヘニャと音が出なくなりました。仮電源としたマンガン積層電池(006P型)がへたった(電圧低下)のだと思い、そのままアルミケースに収容する作業に進みました。真空管のSRPP回路によるEQアンプの仮配線に使ったケースを流用しました。
ところが、そこからです。遠い回り道に突き進んでしまいました。
音が出ない!!
あれこれ部品や、半田づけを疑ってもトライ&エラーの繰り返し。もんもんの日々を送りました。

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しばらく冷却期間を置きました。
はたと気づきました。アンプではなくて、LPプレーヤーから信号がきてないのでは。
さらに数日して。
このプレーヤーはヤフオクでゲットしたものです。そのときについていたVMカートリッジがあったはずです。ほこりにまみれてほったらかしになっていたオーディオテクニカのAT15Eaに付け替えてみました。音が出ました。もちろん、MCカートリッジを想定した回路で組み立ててますので、ゲインなんかは無茶苦茶ですが。

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ということは、最も恐れていた事態が現実となりました。無茶を承知でテスターであたってみました。片ャンネルが断線しているようです。
永らく愛用してきたDENON DL-103が昇天しました!!
調べてみると、1993年に「これが最後」と購入しています。使用時間はそれほど多くはないはずですが、なにせ20年余の歳月が流れています。ここは潔く、アーメンと見送るほかはないようです。

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自宅で食べる たまごかけご飯

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 わたしの好物のたまごかけご飯です。温かいご飯がたまりません。
 マイブームの「柑なんば」を載せてみました。ゆずの香りが広がって、これはグレードアップです。 

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 みそ汁は、「タマネギに揚げ」をリクエストしました。これもわたしの定番です。
 甘塩の焼き塩ザケです。たっぷりの身を味わいます。

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 いただき物のイカナゴのくぎ煮です。ちょっと甘い春のうま味です。

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 残っていた筑前煮まで、電子レンジで加熱して登場です。
 ああ、満足!! 日本の昼ご飯です。

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OPアンプでフォノEQをつくる その3 試聴

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OPアンプでつくるフォノEQは、通販で仕入れたパーツがそろいました。昨夜、一気に配線しました。
それにしても、細かい作業は難儀します。パーツに書かれた小さな文字が読めません。半田ごての先が、フラフラします。それでも時間を忘れて作業に没頭しました。今朝は、肩がパンパンに張ってます。
朝から、もう一度配線を確認しました。半田づけ作業をした基盤の裏側は、恥ずかしくて見せられません。コネクター類も仮配線しました。
電源は、006P型マンガン乾電池(9V)を4個、シリーズにつなぎました。中点をアースにして、±18Vを確保しました。
写真は、右下のOPアンプのセット方向が逆になってます。

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サーカスの空中ブランコのようですが、とりあえずLPプレーヤーとプリアンプにつないで音出しです。
実は最初は「ピー」と発信音がしました。ああ、ダメだと改めて配線を見直すと、1カ所、うまく半田がのらずに、天ぷらになってました。そこを直すと、うそのように静かです。
ホロヴィッツのピアノで、ショパンの「幻想ポロネーズ」に針を下ろしました。いいんじゃないの! 横で聴いていた、わが家のピアノ判別耳も「ホロヴィッツの音がする」と、うれしい感想です。
これは、ケースに入れて本番使用の準備に進みます。

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OPアンプでフォノEQをつくる その2 回路図

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基盤の上に、ゲットしたパーツを並べて始めました。全体のバランスを考え、裏側の結線をイメージして、パズルを解くような楽しい時間です。
作ろうとしているフォノEQの回路図は、使用するOP(オペ)アンプ、LT1115のデータシートに載っている「標準的な応用例」のデッドコピーです。

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ドヴォルザーク「新世界」 最高の1枚

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久しぶりにCDを買いました。わたしの通勤経路にCDショップはありません。自然と遠のいてましたが、ふと立ち寄った書店で出会いました。「クラシック プレミアム」というシリーズもののCDつきマガジンです。
「生きて弾み、そして歌にあふれる ドヴォルザーク スメタナ」(1200円)です。交響曲第9番「新世界」が、イシュトバン・ケルテス指揮、ウィーン・フィルの録音で入ってます。「最高の1枚」とサブタイトルがついてます。1961年の録音です。SHM-CD(高音質CD)にリメークされているせいか、メリハリのある音源になってます。学生時代に、クラシック音楽の楽しさを教えてくれた亡き友が、「これは素晴らしい演奏」と聴かせてくれたのを思い出しました。
夭折した天才のただならぬ棒です。緊迫した、エネルギッシュな響きです。すばらしい。
でも、ああ。わたしにとっての「最高の新世界」は、ベルリンで聴いたヤンソンス指揮、ベルリン・フィルの響きでした。とろけるような第2楽章のオーボエの音階や、埋もれることなく表に出てくる管、まろやかな弦の調べが、かえって鮮やかに蘇ってきました。

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OPアンプでフォノEQをつくる その1 パーツ調達

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わが家のオーディオ装置は、管球式のEQ(イコライザー)アンプが、いくら触っても満足のいく音を出してくれません。これがないと、LP(アナログ・レコード)が再生できません。知識も技術もなく、ちょっと行き詰まってます。
ひょんなことから手に入れた「中華アンプ」が、思いのほかいい音を出しました。パソコン机のサブシステムとして愛用しています。そんなことから、OP(オペ)アンプ(演算増幅器)を使ったEQアンプの製作を思いつきました。八本足の代物が、OPアンプです。
通信販売などで、ぼつぼつとパーツを入手しています。真空管ならどんな球でも1本でン千円はします。それに引き換え、OPアンプなら数百円のオーダーです。しばらく遊べそうです。

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ベルリンフィル八重奏団 クラリネット協奏曲に酔う

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京都・上桂の青山音楽記念館「バロックザール」は、客席200の小ぢんまりとしたホールです。響きは抜群です。そこに最高の音が響きました。
ベルリンフィル八重奏団の演奏会でした。プログラムのモーツァルトの「クラリネット五重奏曲」があるのを見て、飛びついたチケットです。バイオリンは第一コンサートマスターの樫本大進です。
最初の音が響いたときから、もう虜になりました。
ヴェンツェル・フックスのクラリネットは、とろけるように柔らかです。名手カール・ライスターのLPは愛聴盤ですが、フックスの美音も負けてません。
樫本のバイオリンは、弱音でも存在感のある芯が通った音でした。ベルリンで聴けなかった無念を晴らしました。
シューベルトの「八重奏曲」を演奏するために結成された八重奏団です。こちらも緩急自在。ぴったりと息が合ってぐいぐいと盛り上がっていく圧巻の演奏でした。

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