ベルリンフィル八重奏団 クラリネット協奏曲に酔う

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京都・上桂の青山音楽記念館「バロックザール」は、客席200の小ぢんまりとしたホールです。響きは抜群です。そこに最高の音が響きました。
ベルリンフィル八重奏団の演奏会でした。プログラムのモーツァルトの「クラリネット五重奏曲」があるのを見て、飛びついたチケットです。バイオリンは第一コンサートマスターの樫本大進です。
最初の音が響いたときから、もう虜になりました。
ヴェンツェル・フックスのクラリネットは、とろけるように柔らかです。名手カール・ライスターのLPは愛聴盤ですが、フックスの美音も負けてません。
樫本のバイオリンは、弱音でも存在感のある芯が通った音でした。ベルリンで聴けなかった無念を晴らしました。
シューベルトの「八重奏曲」を演奏するために結成された八重奏団です。こちらも緩急自在。ぴったりと息が合ってぐいぐいと盛り上がっていく圧巻の演奏でした。

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中華アンプ 「SA-98E」を試聴する

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中華アンプ、SA-98Eを試聴する環境が整いました。わたしのパソコン机に収まりました。左上がSA-98Eです。
スピーカーは、一昨年夏の雑誌「Stereo」に付録で付いていたScanSpeak製10cmフルレンジです。購入後、ほったらかしになっていたのが、日の目を見ました。スピーカーボックスは。既成のフォステックス製です。10cm用なので、寸法も気にせずヨドバシ梅田で衝動買いしたら、ScanSpeak製がひと回り小さくて、固定できません。仕方なくバッフル板を付けました。
バッフル板は東急ハンズで見つけたカリンの切れ端にジグソーでスピーカー穴を開け、2つに切っただけの未塗装です。
音源は、右に立てているDENONのネットワーク・オーディオ・プレーヤーです。ずーっとJ.S.バッハばかりを流しているインターネット・ラジオを聴いてます。

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試しにメーンシステムと比較してみました。
青木洋也さんのカウンターテナーが響き渡るCDを聴き比べました。最初、SA-98E+ScanSpeakの音を聞いたときは、びっくりしました。いけるじゃなの。これがトータル1万5000円ほどの音とは信じられません。結線して音出ししてすぐでこの状態です。アンプ、スピーカーともに素性の良いのに感心しました。
さすがに、さ行の撥音なんかが刺激的です。最低で10時間ほどのエージングは必要というブログの書き込みもあります。今後の熟成が楽しみです。
メーンシステムに切り替えると、音の厚みがぐっと増しました。勝敗は明らかです。ちょっと安心しました。

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右のむき出しになっているのが、今回のデジタル・アンプ試聴のきっかけになった雑誌「Stereo」の今月号の付録アンプです。こちらはラックスという日本のメーカー製です。まだ試聴してませんが、両方でしばらくは、遊べます。

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中華アンプ 「SA-98E」がやってきた

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中華アンプです。中華そばは和製ですが、これは正真正銘の made in China です。これが、「中国製」の評価を覆すできばえのようです。ブログには高評価が並んでいます。そんなことを昨日、facebookで知り、物は試しとネット購入したら、もう発送されてきました。早すぎます。
オーディオ・アンプで、スピーカーを鳴らすための道具です。

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いきなり、わが家のメーン・スピーカーにつなぐには躊躇します。つなぐスピーカーがなくて、音出しできません。急きょ、スピーカーも手配です。
これで、パソコン机に座って音楽を聴こうとたくらんでいます。

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自宅で食べる かつお節と「湯豆腐」

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京都の「錦(にしき)」です。わたしにとっては、「錦市場(にしきいちば)」という言い方は、どうもしっくりときません。
その錦で、かつお節を買いました。となると、湯豆腐しかないでしょう。

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豆腐は、高島屋の地下食料品売り場で初めてゲットした豆腐屋の「京豆腐」です。ソフトですが、残念ながら豆の香りが今ひとつでした。

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わが家の湯豆腐は、こんな感じです。
器にたっぷりの九条ネギとかつお節、醤油、味醂をいれて、湯煎します。ネギの水分が溶け出して、絶妙のタレになります。

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芋焼酎の湯割りです。お相手は蕪すしです。蕪に鰤の切り身をはさんで麹に漬けてあります。

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かつお節を削ります。これはわたしの担当です。

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新しいかつお節は、気持ちよく削れました。

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錦を西側から歩きました。お目当ての店などかつお節の店は2軒はまだ休み。寺町も近くなって見つけた「島本海苔乾物」で買いました。
「残りの小さくなったかつお節は、醤油に漬けて出汁を出して、最後は金づちでたたき割ってください」と教えられました。

島本海苔乾物株式会社
京都市中京区富小路通錦下ル
075-211-0291

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Merry X’mas シュトーレン三昧

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ドイツのクリスマスに欠かせないのがシュトーレン(シュトレン)。京都・元田中のリモールのをいただいて以来、あちこちのを口にしました。

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京都・下鴨の実家近くにある「グランディール」製です。白い砂糖をたっぷりとまとっています。

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これまでのグランディール

グランディール 下鴨店
075-701-3956
京都市左京区下鴨梅ノ木町44

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宇治の大好きなパン屋さん「たま木亭」です。黒豆の入ったシュトーレンです。

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ちょっと甘く、和風の味です。

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これまでのたま木亭

たま木亭
0774-38-1801
宇治市五ケ庄新開14-91

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さらに2つが並びました。

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京都の鉾町にある人気のパン屋さん「クロワ ルース」です。作って間がないせいか、パンの味に近かったです。

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Croix-Rousse (クロワ ルース)
075-204-9049
京都市中京区西洞院通四条上ル蟷螂山町468-4 シティファースト  1F

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「レ・ブレドォル」は、よくベーグルを買いによる北大路通の「LOVES BAGLE」の筋向いにあります。シュトーレンは2種類ありました。
まだ、食べていません。

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レ・ブレドォル
075-706-2510
京都市左京区下鴨高木町33 杉山ビル 1F

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京都・元田中 「リモール」のシュトレン

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クリスマスには早いですが、「シュトレン」をいただきました。ドイツ伝統の菓子パンです。

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ドライフルーツなんかが練り込まれ、周りには白い砂糖をまとっています。クリスマスまで、毎日、薄く切って食べ進むそうです。ドライフルーツなどの味が、日に日にパンに沁みだして、おいしく変わるそうです。

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シュトレンは、ドレスデンが発祥の地です。
昨年、おみやげにバームクーヘンを買った「クロイツカーム」でも、当然のことながら売り出しているようです。

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京都市内を車で走っていると、娘から「元田中のリモールという店でシュトレンを買ってきて」という突然のリクエスト。路肩に車を止め、スマートフォンで店の所在地を調べました。
東山通の叡電・元田中からちょっと下がった路地を東に入ったところにありました。まわりは住宅街。看板も何もなく、店の前まで来て、のれんでその存在を確認しました。

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民家の格子のガラス戸を開けた、たたきの玄関にかわいいショーケースがひとつ。その上に「シュトレン」は載っていました。大小2種類があり、娘に携帯で確認して買ったのは小です。

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どこかわかりませんでしたが、喫茶スペースもあるようです。

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京の洋菓子工房 Limour(リモール)
京都市左京区田中里ノ前町49
075-781-9848

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大阪・OBP いずみホールで「メサイア」を聴く

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 「第九」とともに日本では年末恒例のようになっているヘンデルのオラトリオ「メサイア」を聴きました。開演前のいずみホールです。最後部の席でしたが、合唱と器楽がうまく混じり合って聴こえました
 カウンター・テナーの青木洋也さん、テノールの畑儀文さん、テレマン室内オーケストラと、何度も聞いている奏者です。でも、今回は青木さんの指揮でした。初めてです。
 渾身の演奏でした。これがメサイアかと思うほどに美しく、ダイナミックに響き渡りました。ソプラノもバスも、トランペットも。指揮者が変わると、演奏もまるで違ってきます。長身の青木さんが、さらに大きく見える指揮でした。

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 長い演奏の合間には、よく冷えた白ワインです。これも欠かせません。
 JVC(日本国際ボランティアセンター)が、「とどけ歌声 東北へ世界へ」というタイトルで開いた記念コンサートでした。

 わたしが聴いた青木洋也さんのページはコチラから。

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三重県産「赤ナマコ」で一献

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帰宅途中のJR大阪駅。ジェイアール大阪三越伊勢丹の地階食料品売り場をブラリとしました。
「正月までの今が旬だよ」というかけ声につられて手を伸ばした三重県産の赤ナマコです。すでに調理してあります。
おろし大根を添えて、唐辛子、ポン酢でいただきました。

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特段、味が素晴らしいわけでもありません。でもこのコリコリとした噛み心地は、ナマコです。好物です。
お相手は、焼酎の湯割りです。残念ながら燗酒は苦手です。

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ジェイアール大阪三越伊勢丹は、阪神や阪急ほど込んでなくて、散歩には最適です。

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TELEFUNKEN 「ECC802S」で聴く

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再び、おおかたの方には、何のことかという書き込みです。
ジャンクボックスにTELEFUNKENの「ECC802S」という真空管が1本眠ってました。ユーナナ(12AU7)の高品質管です。愛用している2A3ppのメーンアンプの初段管に使われています。試しに差し替えみました。
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタのCDを聴きました。素晴らしい。アンネ・ゾフィー・ムターのヴァイオリンが艶々としています。テストを忘れて最後まで聴いてしまいました。
わが家の信頼できる音質測定器さま(奥さんの耳)も、「このピアノの方がホンモノ」と。

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テレフンケンのダイヤマークは、はっきりと刻印されてます。

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12AU7のバリエーションです。
左から、東芝の「12AU7A」です。最後に「A」がつくのはローノイズ管です。新品で1本800円でした。
米軍仕様の「JG5963」も仲間です。GE(General Electric)のロゴがついてます。
EH(Electro-Harmonix)は、比較的新しいロシア製です。これまでは、これで聴いてました。
右端が、大トリで登場のTELEFUNKENの「ECC802S」です。一度聴いてしまうと、これで決まりです。

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TELEFUNKEN 「ECC83」で聴く

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 おおかたの方には、何のことかという書き込みです。ご勘弁を。
 FACEBOOKのお友達の書き込みにつられて、わたしも。

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 ECC83(12AX7)という真空管です。日本を含めて多くのメーカーで製造されました。
 これはドイツのTELEFUNKEN(テレフンケン)製です。音が良いということで、いまや「お宝」となっている貴重品です。
 その昔、といっても1980年代あたりまでは、ちょっと奮発すれば買える程度の珍しくもない真空管でした。わたしも1本1500円(記憶はあいまいです)だったかで購入した記憶があります。
 これは、オーディオ・メーカーに勤めていた兄に譲ってもらったものです。わたしと違って几帳面な性格で、購入日と思われる昭和42年の日付けがあります。

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 9本のピンの間には、ホンモノの証明の「ダイヤマーク」があります。

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 LPレコードを聴くためのフォノEQ(イコライザー)アンプの初段に差してみると、他とは一皮むけた素晴らしい音がします。

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