ルッコラをドサリと載せただけのペペロンチーノです。
このところマイブームがつづくルッコラです。朝食では、ちょっとほろ苦い葉っぱと生ハムをトーストに載せて食べ続けています。マヨラーですからそちらも欠かせません。
冷蔵庫を開けたら目に止まり、独り食べる昼飯のネタにまでなってくれました。
刻むものも少なくて、チョー簡単です。
京都の「たぬき」です。昨日、奈良で吉野葛を買ったばかりです。さっそくの登場です。
大阪で「たぬき」といえば、きつねそば、つまりは揚げがのったそばのことです。ところが、京都ではあんかけのうどんです。刻んだ揚げと九条ネギがトッピングされています。薬味は七味ではなく、おろし生姜です。たっぷりとのせます。
寒い日でも、これを食べると体がホカホカと暖まります。
昆布、かつお、イリコをボトルに入れて冷蔵庫に常備している出汁を使いました。これさえあれば後は簡単です。
自分の手だけは足らず(?)、奥さまの応援を得ました。
冷凍のうどんと、味付けして冷凍してある揚げを使いました。もちろん主役は吉野葛です。
「大和国大宇陀町 森野藤助謹製」、「大日本葛粉製造元祖 創業四百五十年」と書かれています。
森野吉野葛本舗
0745-83-0002
奈良県宇陀市大宇陀上新1880
ロメスパ、すなわち路面スパゲティのことです。東京の「ジャポネ」が有名ですが、わたしは「リトル小岩井」でした。現役時代に東京出張したときには、隣のビル地下街にあるそちらの「バジリコ」でした。
あの味が懐かしくて、挑戦しました。
醤油をちょっと入れた和風の味付けです。皿が盛り上がる大盛りでしたが、食べ尽くしました。
ロメスパには必須の太麺です。茹で時間は、なんと16分です。しかもアルデンテはダメです。
くたくたになるまで煮て、いったん湯を切り、オリーブオイルでコーティングして、冷蔵庫で寝かせました。
ここまでが朝食直後の下準備でした。
チンゲン菜やタマネギ、ニンニク、豚肉を刻みました。
味付けは、醤油とケチャップ、コンソメです。化学調味料も入れたいところですが、わが家にはありません。
「太麺パスタ」といえば、昭和の喫茶店風ナポリタンです。ただ、茹で時間16分は、さすがに長いです。これを短縮しようと、「すいすいパスタ」で試してみました。
ケチャップ味にもちもち・ふにゃふにゃ麺の、思い通りのお味となりました。
フォークの画像は、湯気でレンズが曇ってしまいました。
冷凍庫からベーコンを取り出そうとすると、カチンカチンのウィンナーソーセージが2本、見つかりました。ナポリタンにはやはり、ウィンナーですね。
午前10時。昼飯はナポリタンをつくろうと、「すいすいパスタ」の準備をしました。
といっても、スパゲッティをバットの水に漬けておくだけです。今回は、塩も加えておきました。
2時間後の正午。調理開始です。十分に水を吸って柔らかくなった麺を、鍋で茹でます。まるでうどんのようです。
温まったところで湯を切れば、スパゲティは茹で上がってました。この間、5分ほどだったでしょうか。
本日の材料一覧です。主役は、ここには写っていないケチャップです。
太さ2.2mm、茹で時間16分という太い「スパゲッティ」です。
現役時代の東京出張の折によく食べた大手町ビル地下街にある「リトル小岩井」の「醤油バジリコ」を思いだしながらつくりました。
バジリコ(バジル)といいながら大葉が入っていましたが、なかったのでベランダーのバジルを飾りました。粉チーズに隠れています。
味付けは、鎌田のだし醤油です。これでイタリアンではなく、ニッポンの「ロメスパ(路面スパゲッティ)」の味です。
茹で時間16分は、さすがに長いです。
いったんざるに揚げて湯を切ってからフライパンで炒めました。
ピーマンがちょっと多すぎましたが、半分だけ残すのも中途半端でした。
FB友だちのYさんがいつも紹介されている太麺です。スーパーなどでは見かけたことがありません。思いついてネット通販で調べると、ありました。
さっそく届けてくれたのは、なんとヨドバシカメラです。そういえば大阪・梅田のヨドバシ梅田がオープンしたときは、地下に鮮魚や野菜も並ぶ食料品売り場がありました。カメラや電化製品ばかりでなく幅広い品ぞろえですね。ごていねいに「保証書」までついています。
イタリアではポピュラーな「スパゲッティ・ポヴェレッロ」は、日本語にすると「貧乏人のパスタ」となるようです。
目玉焼きにしているとはいえ、黄身がトロリとしているところは、まるで玉子かけご飯のパスタ版ですね。
TKG大好き人間には、たまらないお味です。
最後に黒コショウを振るのを忘れてました。それでも気づかないままに、ペロリといただきました。
ニンニクの香りを移したオリーブオイルの上で目玉焼きをつくりました。ひとつはトッピング用に取り置き、もうひとつは裏返してよく焼き、フライパンの上でこまかくしました。パスタの茹で汁をかければソースの完成です。
刻んだのはニンニクと、ベランダから摘まんできたイタリアンパセリです。
パルミジャーノ・レジャーノを仕上げ段階でたっぷりと混ぜ込んでいます。
たまご2個とチーズ。どこが貧乏人なのか、ちょっと疑問です。