威風堂々たるアントワープ中央駅

【2014/09/15=アントワープ】

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「鉄道の大聖堂」と呼ばれているアントワープ(アントワルペン)中央駅です。とにかく立派です。
20世紀への変わり目の前後10年ほどに建造された折衷様式の駅舎です。20種類以上の大理石や石で贅沢に豪華に装飾が施されています。

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ホームは幅66m、長さ186m、高さ43mもあり、ガラスと鉄骨の半筒形の屋根で覆われています。

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かつては終着駅だったため、行き止まりのホームでしたが、2007年に改修されて、4層構造になりました。地下2階が貫通ホームで、タリスなどが停車します。

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四方の大きな窓から自然光が差し込みます。

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スーツケースをもってましたが、大きなコインロッカーが見つかりました。

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日本語の説明もあって、感激です。

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コンコースでおいしそうなイチゴを売ってました。ホイップクリームをたっぷりとかけて食べるようです。

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「SUDOKU」も並んでました。数独は、立派な世界共通語です。

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駅前広場には、移動観覧車が。結構大きいです。

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ドームもあり、なるほど「聖堂」です。

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駅の横には動物園もあります。

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ウイークエンド・チケットでゲント、ブリュージュへ

【2014/09/14=ゲント、ブリュージュ】

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あちらの鉄道には、いろんな割引があります。ベルギー国鉄をネットで調べていると、weekend ticket なるものがありました。土、日曜は、2駅間の往復が半額になるお得な乗車券です。
滞在中のブリュッセルからブリュージュへの小旅行を計画していたのは日曜です。これだ!
相方のお友達の某司教さまは、「ゲントがいいよ」とお薦めのことば。ブリュージュとの中間にあります。どちらも行きたい。
weekend ticketの乗車条件は、2駅間の移動です。ゲントで途中下車すると、その先はどうなるのか。
ままよ、とネットでブリュッセル-ブリュージュ間のweekend ticketを購入しました。正規料金の50%OFFで、1人15.20ユーロでした。プリントアウトしたものが、そのまま乗車券です。
さて、ブリュッセルから乗車です。検札は何の問題もなく、右下の汚れのようなのが検印です。ゲントで下車しました。ゲント-ブリュージュ間は、ゲント駅で新たに乗車券を購入しました。6.50ユーロです。車内検札は当然、問題ありません。
ブリュージュからの帰りは、当たり前のような顔をしてweekend ticketを提示しました。検印は左上です。
ハラハラ、ドキドキしながらの検札でした。でも、こんなことを調べて、試してみるのが、個人旅行の楽しみです。で、通常の往復料金と比べると8.70ユーロの節約でした。
この乗車は、規定に違反しているかもしれませんので、同じことをされる方は自己責任でお願いします。

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ブリュッセル中央駅から行き当たりばったりでゲントへ向かうIR(各停)に乗りました。次発のIC(急行)より、ゲントには早く着きます。
次のブリュッセル南駅で、日本人のお嬢さん2人が乗りました。

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通勤電車のようでもあります。乗客は、次々と入れ替わります。

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ゲント中央駅で下車します。
お嬢さんたちは予想通りブリュージュに向かうようです。「次に来るICに乗り換えた方が、ブリュージュには20分ほど早く着きますよ」。そんな車内アナウンスを聞いてました。「そうなんですか。この電車、遅いと思ってました」。

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駅前では、グランドピアノで演奏している人がいました。投げ銭目当てのパフォーマーとは違うようです。
「ゲント音楽祭」が開かれていました。
そのイベントのひとつだたのかもしれません、この日は、「子供の音楽祭」とかが行われるはずで、期待してましたが、どこで何が行われているのかまったくわかりませんでした。
1日違いで、バッハ・コレギウム・ジャパンが登場、青木洋也さんもやって来てました。そんなのがあることを気づいたのは旅の直前で、チケットは完売でした。

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ゲントで運河巡りなんかを楽しんで、次は中央駅からブリュージュへ向かいます。

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安心のため(?)に買ったゲントーブリュージュ間のチケットです。

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この日の昼飯は、ゲントの「EXKi」で買ってきました。ナチュラルフーズのチェーン店のようです。「Margareth’s Brea」(3.10ユーロ)という名前のパンとアップルジュースを車内でほお張りました。

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ブリュージュ中央駅です。観光を終えて、さて、帰るとするか。

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ブリュッセル行きICに乗ると、隣の席に朝出会ったお嬢さんたちが座りました。1日、ブリュージュ観光だったようです。「これって、早いやつですよね」。「そう」。「ああ疲れた」。後は、お互いにぐったりと夢の中でした。

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アントワープ市庁舎を望遠ズームで狙う

【2014/09/15=アントワープ】

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 アントワープ旧市街にあるマルクト広場です。周りを16世紀に建てられたルネサンス様式の市庁舎や15世紀につくられたギルドハウスが囲んでいます。
 中央にはアントワープの英雄、ブラボー像が立っています。

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 アントワープ(オランダ語ではアントワルペン)は、Ant(手)werpen(投げる)という意味だそうです。
 この土地に昔から伝わる話で、ブラボーが悪さをする巨人アンティゴンを倒しその腕を切りスヘルデ川に投げ捨てたそうです。
 投げつける腕の先に、月がかすんでいます。

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 今回の旅は、LUMIX GMという小型ミラーレス一眼で撮影しています。レンズは標準ズーム(35mレンズ換算で28-90m)、望遠ズーム(同90-300m)、40m単焦点の3本を使い分けました。
 ここではあまり出番のなかった望遠ズームが活躍しました。

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 アントワープ市庁舎は、「フランダースの犬」のネロ少年が、絵の学校に行けるという「絵のコンクール」に出展し、その結果が発表された場所とされているところです。ノートルダム大聖堂はすぐ近くです。

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石畳の上、ゲントのトラムは走る

【2014/09/14=ゲント】

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中世以来の由緒ある町、ゲント。その石畳の上をトラムは走ります。
旧市街のコーレンマルクトあたりです。後方に町のシンボル、聖バーフ大聖堂がそびえています。残念ながら修復中で、テントを被っています。

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ゲント中央駅であるセント・ピータース駅からトラムに乗ります。まずはチケットの購入です。自動券売機ですが、難なく購入できました。

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乗車すると、印字機で乗車時間を記録します。トラムは次々とやってくるので、車内は比較的空いてます。

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コーレンマルクトで降りようと待ってましたが、だれも停車ボタンを押しませんでした。おかげで次のフランドル伯居城まで乗り越してしまいました。
このトラムは行き先字幕に「モスクワ」と表示されています。運河巡りのガイドが、「1ユーロちょっとでモスクワまで行けます」と説明してました。モスクワといっても、どこのモスクワだか知りませんが。

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聖ヴェーレ広場を戻ります。

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聖ニコラス教会前の三叉路です。左右に直角に曲がるため、回転半径を稼ぐためにいったん反対側に膨らんで曲がるようレールが敷かれています。

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運河巡りの水上からも、橋を渡るトラムが眺められます。

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観光馬車もトラムは追い越せません。

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チケットは1枚1.30ユーロ。刻印を見ると、行きは10:42分、帰りは14:05分に乗車してます。

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ゲント 眺望随一のマクドナルド

【2014/09/14=ゲント】

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 ゲントの町です。
 マクドナルドに入りました。実はトイレを使いたいという事情がありました。ここなら安心なはずです。案内に従って3階のトイレを開けると、きっちりとおられました。お掃除おばさんが。で、チップは50セントです。おかげできれいなトイレで、気持ちよい滞在でした。

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 あまり見慣れないメニューです。

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 こちらなら安心です。頼んだのはコーヒーだけですが。
 マクドって、Macでもないんです。こちらではMCなんですね。

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 窓の外には、鐘楼がそびえます。いい眺めです。

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 おなじみの「M」のロゴがなければ、それとは気づかない店構えです。

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楽器博物館 トラピスト・ビール&パスタ

【2014/09/13=ブリュッセル】

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 ブリュッセル王宮近くにある楽器博物館に入りました。古楽器からが、時代を追って展示されています。オーディオガイドを耳に近づくと、その演奏が奏でられるという、目と耳で楽しませてくれる展示です。
 特別展は、「SAX200」で、サキソフォーンの誕生以来を知ることができました。
 昼飯は、階上のレストランにしました。カメラは、入口のロッカーに預けてましたので、iPhoneでの撮影です。
 Orvalは、オルヴァル修道院で醸造されるトラピスト・ビールの最高峰だそうです。ちょっと濃い目の味で、苦味がまた素敵です。

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 「アスパラガスとリコレッタチーズのリングイネ」です。ねっとりとした濃厚味です。

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 対面に座っている相方の「トマトとモッツァレラチーズ」を写しました。皿の方向が逆です。これも、まさにもっちりとおいしいです。

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 フランス語(?)のメニューですが、なんとか理解できたのをオーダーしました。

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 レストランの窓から眺める王宮です。

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 ブリュッセルの中心部を見下ろします。

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 楽器博物館は、アール・ヌーヴォー建築の代表作です。凝った外観が見せます。ブリュッセルには、この様式の建築物も多く残っています。
 最上階のアーチ状の窓の部屋がレストランになってました。

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午後の陽ざしを浴びる グラン・プラス

【2014/09/12、14=ブリュッセル】

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なにはともあれグラン・プラスです。ブリュッセルの中央にあります。
ヴィクトル・ユーゴーが「世界でもっとも美しい広場」と、ジャン・コクトーが「豊饒なる劇場」と賞賛したそうです。
ギルドハウスに囲まれた約110mと70m四方の広場です。テントの下では、ブラスバンドの演奏が行われてました。

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王の家です。といってもかつて王が住んだことはなく、現在は市立博物館になってます。

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大きな広場ですが、いつも観光客でいっぱいです。

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チョコレートのGODIVAも広場に面して店を構えています。

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背の高さ以上にフラワーバスケットが。

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石畳も時代を感じさせます。

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ビール醸造博物館の上には、金色の馬にまたがった騎士が。

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神聖なる存在の象徴の白鳥。

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ブラバン公の館です。金箔がふんだんに使われています。

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ブリュッセル市庁舎です。たくさんの像が彫り込まれています。

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1402-55年に建設されました。塔の頂までは96mあります。

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広場は、夜になるときれいにライトアップされます。それを見られなかったのが、心残りです。

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さあ、行動開始 まずは朝市へ!

【2014/09/13=ブリュッセル】

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ブリュッセルに着いて、初めての朝です。さて行動開始です。といっても、さしてスケジュールはありませんでした。
「朝市にでも行くか」。ストッケルで土曜日の朝に開かれます。さすがにこんなことまではガイドブックの「地球を歩く」にも出てません。事前にネットで調べていました。その気になれば、何でも調べられる時代です。

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赤い野菜の4連発です。どうしてこれほどカラフルなんでしょうか。

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おなじみの野菜が並びます。それも美しい。

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ニンジンには葉がついてます。この葉っぱのゴマ和えは大好物です。食べてみたい。

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エリカの花です。縞模様です。

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栗でしょうか。マロン? かつての旅のハンブルクでも気になった木の実です。

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魚をさばいています。ヒラメを5枚に。そんな器用なことができるんだ。

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プカプカと浮かぶのはモッツァレラチーズです。

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ダルマ落としのお化けではありません。チーズです。

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こちらもおいしそうです。

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花もきれいです。そのリース、一つちょうだい、といきたいところです。

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ストッケルは、地下鉄1号線の終点です。中心部から20分ほどです。朝市はすぐ近くです。
火、木、土曜に開かれています。

おいしいワッフルの店も、このい市の中にあります。

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ブリュッセルでは地下鉄とトラムを乗り継いで

【2014/09/13=ブリュッセル】

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ブリュッセルの王宮があるロワイアル広場です。聖ヤコブ教会の前を、トラムが通り過ぎます。

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ブリュッセルの公共交通機関には、わたしの知るヨーロッパでは珍しい改札口があります。
客が少なかったこの時間、向こうから若者が改札口を乗り越えて走り去る光景を目にしました。ちょっとびっくりしました。

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順法精神が発達した日本人は、自動券売機でDiscover Brussels 24h(1日乗車券)を買いました。英語表記にすると、それほど難しくはありませんでした。ポイントは、日本とは逆に最初にコインを投入して、それから券の種別なんかを指定することでしょうか。
改札口には、オレンジ色の刻印機が並んでいます。これに差し込みましたが、動作しません。通りかかったおばちゃんに聞きましたが、「さあ~」。非接触式カードなのに気づいて、改札口横のセンサーにかざすと、ドアがパタリと開きました。

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東西に走るのは1号線と5号線。交互にやって来ます。5号線の終点のストッケルまで乗りました。朝市が開かれていて、おいしいワッフルを食べたところです。

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向こうのホームでは、朝まで飲んでいたような若者が眠りこけています。

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列車が日本とは逆にホームの左から進行してきます。わかっていても、なかなか慣れません。

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車内は、やたらと手すりが目立ちます。

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ストッケルで朝市を楽しんだ後は、トラムに揺られました。地点移動だけなら地下鉄の方が早いです。でも、のんびりと見知らぬ風景を楽しめるトラムの方が好きです。

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専用軌道に入ると、かなりの速度で走ります。

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「トラム・ミュージアム」という駅に止まりました。見ると、向こうの車庫に古い車両が保存、展示されているようでした。よほど降りようかとおもいましたが、すぐに発車してしまいました。

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乗ってきたトラムは、終点近くで地下に潜りました。ここのループ線で方向転換します。

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王宮で出会ったLRTには、「Amnesty International」の文字でラッピングされてました。

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プリメトロという、トラムと地下鉄の並走区間です。ホームの高さが2段になってました。

1日乗車券をフルに使って、ブリュッセルの散歩を楽しみました。

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ブリュッセルの朝 「Hotel Marivaux」の朝食

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 ネットで予約、3泊したブリュッセルの「Hotel Marivaux」です。もちろん朝食付きです。気兼ねなく食べられるこの朝食が、旅行中の体力を維持してくれます。
 最初の朝食です。小魚のマリネがありました。ニシンが名物ですが、大きさからするとイワシでしょうか。ちょっと酸っぱい味が、さわやかです。

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 真っ赤なトマトに、ざく切りのキュウリもうれしいです。新鮮野菜は、それだけで珍しいです。

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 サマータイムのせいもあって、朝は遅いです。

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 2日目は、温かい料理を選んでます。

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 パンは、パリッと焼けたクロワッサンを選びました。

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 いつもは「コーヒー、プリーズ」ですが、この朝は紅茶にしてみました。

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 最後の朝は、スクランブルド・エッグとまだ食べていなかったマッシュルームです。ピクルスにもトライです。

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 毎朝、並んでいる料理に変わりはありませんでしたが、満腹になりました。

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 タクシーを待つビジネス客を横目に、ゴロゴロとスーツケースを転がして、歩いて10分ちょっとのブリュッセル北駅に向かいました。

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