京都・東舞鶴 「松福」の出石皿そば

 お彼岸は明けてしまいましたが、舞鶴で墓参りをしました。祖母の二十七回忌でした。
 昼飯は、久しぶりに出石そばの「松福」にしました。調べてみると2010年以来です。
 「出石皿そば」(800円)には、5皿のそばのセットです。これでは足りないことがわかっているので、最初から5皿(1皿120円)追加しました。
 つるりとしたのど越しが素晴らしいです。冷たいので、余計にそばの味が鮮明です。 

 一挙に10皿も並ぶと壮観です。食欲をそそられます。

 具材は3つ。ネギとわさび、山芋、玉子が並びます。

 最初は基本のネギとわさびでいただきました。
 次は山芋です。ねっとりとした食感が、これはこれでうまいです。

 生卵もとろりとした衣をまとってのどを滑ります。

 10皿目の仕上げは、基本に戻りました。

 食った、食った。満腹です。

 これまでの「松福

 出石皿そば松福
 舞鶴市字溝尻150-13
 0773-63-8383

宇治・笠取 「喜撰坊」の笠置シャモ 地鶏そば膳

 お彼岸です。宇治の興聖寺に墓参りに出かけました。
 暖かな一日でした。ちょっとドライブとクルマを山間に走らせ、ネットで調べた手打ちそばの「喜撰坊」に行きました。百人一首の喜撰法師が隠棲したという喜撰山からとった店名でしょう。
 「笠置シャモ 地鶏そば膳」(1500円)です。

 自家栽培のそばで打ったという細いそばです。

 ちょっと濃い目のだしに、シャモの脂が広がって、だしをすくっているだけでうれしくなる味です。ネギと柚子の香りが広がって、七味なんて不要です。

 地鶏釜飯が炊きあがりました。
 そば膳には小鉢が3つもついてます。黒豆は、正月以来です。どれも有機栽培された自然の味です。炊き立てのご飯とともにいただきました。

 温泉卵に箸をいれると、きれいな色が広がりました。

 そばをいただきながら、まずは温かいお茶です。

 「地鶏釜飯」(1000円)は、「炊き上がるまで25分ほどお待ち願います。米から炊きますので」。

 地鶏そば膳は、シャモの量によって2種類あります。わたしは50グラムの少ないほうです。

 2階に上がりました。中央のテーブルの上で、ゆべしを乾燥させてます。

 近くにある工芸村の炭山で学び、今は福知山で窯を構えているという陶芸家の作品が並んでいました。いい色合いに惹かれて、手前の2品を購入しました。

 窓の下に広がるのどかな里山の風景です。

 梅が満開でした。

 里山の農家そのままです。

 喜撰坊
 075-573-0774
 宇治市西笠取下荘川東17

京都・三条 「万菜 はせがわ」の京のおばんさいバイキング

 「京の路地シンポジウム」を聞きに、京都まで出かけました。その前に昼飯です。暖かな陽気です。三条までぶらりと歩いて和風バイキングの「万菜 はせがわ」にしました。「京のおばんさいバイキング」(昼、1050円)です。
 メーンの一品とご飯、味噌汁、あとはおばんさいをバイキングでいだきます。
 鯖の味噌煮ですが、薄味です。いいですね。

 高野豆腐にナス、こんにゃく・・・。どれもあっさりと仕上がってます。安心していただけます。

 ご飯を軽くお替りして、おかずも追加しました。
 サラダを取るのを忘れてましたが、満足です。

 野菜中心のおばんさいの数々です。取り放題です。

 万菜 はせがわ
 075-221-6680
 京都市中京区三条柳馬場西入ル桝屋町72-1

 2軒向こうがイノダコーヒーの三条支店です。

 ウイングス京都イベントホールで開かれたシンポジウムです。あじき路地の「お母さん」らがパネリストになって、京の路地の魅力や生活、課題なんかについて興味深い話でいっぱいでした。いただいたパンフレット「大切にしたい京都の路地選」(京都市都市計画局)には、わたしの知らない路地もたくさん紹介されています。春になったら歩いてみたいです。

京都・蛸薬師 「鳥せゑ」の焼きとり膳

 京都での昼飯です。寺町二条辺りからぶらぶらと歩いて、三条を西に、さらに東洞院を下がってきました。向こうに「やきとり」と書かれた提灯がぶら下がってます。「鳥せゑ 蛸薬師店」です。メニューに清酒「神聖」もあって、伏見の「鳥せい本店」の出店とわかりました。
 ランチにはどんぶり物をたべている客も多かったですが、やはり焼き鳥でしょう。というわけで頼んだのは「焼きとり膳」(900円)です。

 本店でも人気メニューの手羽先に皮、つくねなど5本が焼かれてます。
 どれもパリッと焼かれていて、昼間からビール片手に最高です。

 白濁した鳥スープと、レンコンの酢の物、大根のきんぴらと漬物でご飯をいただきました。

 食後のコーヒーもついてました。口直しにうれしいです。

 焼き鳥店とは思えないような、しゃれた作りの店です

 鳥せゑ 蛸薬師店
 075-229-6564
 京都市中京区蛸薬師通東洞院東入ル元竹田町625

舞鶴 「カフェレストラン ラベンダー」のドラオム2号

 急に舞鶴に行きました。義母の用件が無事に済んで食べた昼飯です。
 「カフェレストラン ラベンダー」のメニューを見ると「ドラオム2号」(700円)という、ちょっと意味不明なものがありました。
 「オム」はオムライスかと想像できました。「ドラ」は、出てきた料理をみて納得しました。ドライカレーでした。「2号」は、「ドラオム」というのもあったので、何かがバージョンアップしているのでしょう。
 エビになんと想像を超えた厚揚げ(豆腐)が混ざったこってりドライカレーです。ほうれん草でしょうか、緑色の野菜もたっぷりです。これにこってりチーズです。さらにフワフワ玉子がのって、仕上げに和風ウースターソースです。
 ニンジンの十字は、この食堂があった場所を表しているのでしょう。舞鶴赤十字病院でした。 

 濃厚味を食べた後は、コーヒーで口直ししました。

 海軍カレーを売り物にする舞鶴です。「金曜日はカレーの日」は、海軍の習慣です。それを習ったキャンペーンが続いてます。

 窓の外は深い雪です。ノーマルタイヤしかはいていないわたしの車ではちょっと不安で、JR特急で日帰りしました。きょうも「乗りテツ」には楽しい日となりました。

 カフェレストラン ラベンダー 
 舞鶴市倉谷427 舞鶴赤十字病院東館1F
 0773-75-4441

京都・荒神口 「天狗」の牡蠣のみぞれあんかけのうどん 小玉子丼

 京都・荒神口に古くからあるうどん屋さん「天狗」で昼飯にしました。
 すぐ近くの京都府立医大病院で、半年に1回の検診でした。今回も異常はなく、これで手術から5年が経過しました。「5年生存率」などという恐ろしい医学用語を聞いたのも、過去の話となりました。
 今年のカキも、ことのほかおいしかったです。「牡蠣のみぞれあんかけのうどん 小玉子丼」(950円)です。

 プリッとしたカキに、おろし大根がたっぷりと入ったあんかけの温まる出汁です。その熱気で、カメラのレンズが曇ってしまいました。

 自家製の生唐辛子です。これを入れると、辛さ以上に体がポカポカ。汗すらにじんできました。

 昔と変わらない町のうどん屋さんの風情です。
 京都府立文化芸術会館にも近いせいでしょう。壁の色あせた色紙は、桂米朝、枝雀、ざこばと読めました。それにしても枝雀さんが亡くなって18年なんですよね。

 いろんな定食があります。

 この店は、5年前の退院前々日にもやってきた覚えがありました。短時間の外出、外食許可が出て、病院の周りを心もとない足取りで独り散歩しました。
 ところが、このブログを検索してみてもアップされていません。NASに保管している画像データを調べると、2012年2月4日に「鍋焼きうどん」を食べてました。

 病院食に飽きた後の温かなうどんは、ことのほかうまかったのを覚えています。

 自家製麺 天狗
 京都市上京区河原町通荒神口上ル東桜町39
 075-231-1089

 

舞鶴 「凡愚」の地魚しらす丼とうどん

 祖母に初めてのひ孫を見てもらうために息子夫婦と舞鶴に行きました。
 「とれとれセンター」にも行きました。松葉ガニがたくさん並んでまましたが、ちょっと手が出ずに退散。いつもの凡愚で昼飯にしました。 

 「地魚のしらす丼」(1000円)です。この季節です。ブリでしょう。よく脂がのってます。シラスには、山芋がよく合います。

 温かいうどんを追加しました。ここはうどんもおいしいです。

 大晦日です。念願のスペイン・サンティアゴ巡礼を達成し、孫2人にも恵まれた2016年でした。おいしいものもたらふく食べることができました。来年もよろしくお願いします。 

 これまでの凡愚

 凡愚
 0773-77-1490
 舞鶴市字北田辺170-7

京都・西陣 「洋食屋キッチンパパ」のカキフライ

 京都・北野天満宮の「終い天神」に行きました。今年最後の縁日とあって、天神さんは大にぎわいでした
 骨董品の露天をブラブラと眺めて、上七軒から千本まで歩き、「洋食屋キッチンパパ」で昼飯にしました。

 「カキフライ」(1180円)です。ジューシーな広島産のカキが、サクッツと揚がってます。タルタルソースもたっぷりです。

 ご飯が自慢の店です。米は日替わりで炊いていて、きょうは京都・丹波産のミルキークイーンでした。もっちりとした甘いご飯です。
 お代わり自由で、わたしも2膳いただきました。

 サラダは別皿ででてきました。

 「黒ラベル」は好きな銘柄です。

 創業安政3年とう「大米米穀店」が元々の店で、ウエイティングスペースを兼ねた入ったところではコメの販売と精米も行ってます。

 行列のできる店です。

 洋食屋キッチンパパ
 075-441-4119
 京都市上京区上立売通千本東入姥ヶ西町591

 北野天満宮は参拝者で一杯でした。

 人だかりができているのは、猿回しでした。見事にジャンプして、拍手を浴びてました。

 よく晴れた暖かい日で、いい散歩日和でした。

京都・四条 「亜樹」の日替わり

【おわび】
ほぼ1週間にわたり、このブログが不通となっていました。このブログを運用しているサーバーに不正アクセスがあって、サーバー管理者からすべてのデータ削除を求められたためです。以来、ブログ再構築に悪戦苦闘でした。時を同じくして、夏ごろから調子が悪かった10年近く使ってきたパソコンもダウン。急きょ、新しいパソコンを購入して、こちらもデータの移行などあれこれと作業が重なりました。
ブログ『「どたぐつ」をはいて・・・』はなんとか仮復旧させることができました。これを機に、デザインなども変えようかと思っています。
とりあえずは、テストも兼ねて、「昨日の昼飯」をアップします。

京都での昼飯でした。四条烏丸の交差点で考えました。「久しぶりに行ってみるか」と、ひとりで合点して向かったのは「レストラン亜樹」です。新しい店舗ばかりの四条に面して、取り残されたような古いテントが目印の洋食屋さんです。

きょうの「日替わり」(880円)は、ポークカツとエビフライです。衣がこんがりきつね色になって、カリッとしています。ボリュームもたっぷりです。

テーブルにはドレッシングもありました。でも千切りキャベツにはウスターソースをかけてしまう昭和育ちです。

周りをちょっと気にしながら、昼からビールです。リタイアしてこそ味わえるうまさです。

亜樹
075-231-8957
京都市下京区四条通室町西入ル

京都・一乗寺 「蕎麦切 塩釜」の鶏汁せいろ

 京都・一乗寺といえば、ラーメン激戦区。そんな中のそば屋です。
 BSテレビの旅番組で紹介されているのを見たばかりです。近くまで来ているのでと、車を走らせました。
 番組でも紹介されていた「鶏汁せいろ」(970円)です。豪快にばさりとつかんで、汁にどぼりとつけていただきます。

 てんこ盛りです。これでフツーの盛りです。
 ちょっと柔らかい、口当たりのいいそばです。そばそのもの味を売りにして、お上品にちょろりと盛られたのも悪くはないです。でもこのボリュームを前にすると、そばを食べるぞという気持ちが高まります。大満足です。

 たっぷりの汁に、鶏肉と九条ネギが沈んでます。

 そば湯までいただくと、満腹感とともに、体がホカホカとしてきます。

 民芸風の落ち着いた店です。
 

 相席になったご夫婦も、「テレビに出てたのを」と注文してました。ご飯ものとのセットまで、メニューは多いです。

 隣は行列のできる人気ラーメン店です。
 車は、すぐ近くのコインパーキングに止めました。

 蕎麦切塩釜
 075-721-2966
 京都市左京区一乗寺西閉川原町29-13