師走です。忙しくなりました。これから忘年会が続きます。
大阪・ミナミの某店です。最初の舟盛りだけを写しました。あとは鍋に、一品料理に・・・。食べきれないほどでした。
京都・鹿ヶ谷(ししがだに)の法然院にやってきました。
「東北関東大震災に心をよせて」という悲願会が開かれており、声楽アンサンブルの「La萠Mie」が「妖精の歌声」を響かせました。ソプラノのひとりが、ドイツ演奏旅行に同行した「Chor Mater」のメンバーでもあります。
舞台は、日ごろ入ることができない本堂で、正面には本尊の阿弥陀如来坐像が。音響的にはデッドな空間でしたが、西洋の宗教曲から日本の童歌まで、清らかにしみ通る素敵なハーモニーでした。
須弥壇にまかれた菊の花が気になってました。「須弥壇(直壇)上には、二十五菩薩を象徴する二十五の生花を散華している」と法然院のHPに説明されていました。
松井智惠さんが主宰する「La萠Die」は、12月11日に「星降る夜の子守歌」というコンサートを法然院で、18日には「LA萠DIE クリスマスコンサート」を高槻カトリック教会で開きます。
11月も末だというのに、紅葉はまだまだでした。それでも茅葺きの山門を入ると、水を表すという白砂檀にかかる紅葉は、美しく色づいています。
法然上人ゆかりの地にたてられた寺です。山手の墓地には谷崎潤一郎の墓もあります。
「鹿威し」のカーンという音が時おり響く静かな庭です。
きれいに色づいた紅葉にも出会いました。
法然院
京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30
075-771-2420
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京都・岡崎の京都市美術館で6月から開かれている「フェルメールからのラブレター展」が、大混雑の人気です。17世紀のオランダ絵画を代表する巨匠、ヨハネス・フェルメールは、日本の好みにあうようです。今月中旬までなので、待つ覚悟をかためて出かけました。
やはり「50分」の待ちです。これくらいはあたりまえのようです。実際には、もう少し早く入場できました。
それにしてもフェルメールの人気はすごいですね。
チケットを買うのに、前庭に並びます。やっと館内に入っても、チケット検札までに10分ほど。フェルメールの3点は、第4室に展示されてますが、その前でまた入室制限。やっと近づいても、すごい人で、その背後からのぞき込みます。もう一度、列の後ろに並び直して、ゆっくりと対面しました。
「手紙を読む青衣の女」は、修復後世界初公開という今回の目玉です。
フェルメールは、「手紙を書く女」と「手紙を書く女と召使い」の3点が展示されています。
どれもものすごい「解像度」です。「これはアナログではなくてデジタルの世界だ」というのが、ちょっとヘンですがわたしの感想です。
フェルメールの絵は30数点しか現存しません。
その1点の「絵画芸術」は、ウィーンの美術史美術館にあります。フェルメール自身がキャンバス内の後ろ姿でキャンバスに向かっているという作品です。
ちょうど1年ほど前(2010年9月21日)、ウィーンの美術史美術館です。静かなものでフェルメールの前もご覧の状況。多くの作品のうちの1枚といった感じでした。
それにしても寛容な美術館で、フラッシュをたかなければ写真撮影も自由でした。日本では、ちょっと考えられません。
わたしの滞在時間の方が限られていたので、この時はベラスケスの「マルガリータ王女」に再会し、フェルメールと対面するというのが究極のチョイスでした。
ちょっと早い時間にJR新大阪駅で乗り換えました。といっても帰省で大混雑の新幹線は横目に、それにしても暑いです。「生ビール」の文字に吸い寄せられて、「新世界名物」と注釈がある串カツセットです。
「二度づけ禁止で~す」。運んできたねえちゃんが念を押しました。
エビにオクラ、シュウマイに何だったかな。そして牛です。
キャベツも付いてます。
「ソースには箸でつけないでください。手でもって・・・」。ごていねいに!
もちろん、こんなのを飲んでないはずはありません。
午後6時まで限定の「限定セット」(980円)です。
つらつら考えて思い当たりました。東京から出張してきたサラリーマンを狙っているのでしょう。新世界の疑似体験というわけです。
テークアウト用に揚げた串カツも並んでました。そうか、これと缶ビールを買って上りの「のぞみ」に乗るんですね。
東京発にも、こんな洒落たのがほしいです。
大阪らしくのれんもてんこ盛りです。
昼は讃岐うどん、シームレスで夜は串カツという1日2業態をこなしているようです。さすが、大阪。
ちょっとダイニング 愉々家 (ゆゆや)
06-6302-9213
大阪市淀川区西中島5-16-1 新大阪駅 2F
イタリア・トスカーナ地方をゆっくりと旅行された知人のみやげです。ありがとうございます。
ワラ細工で、良い香りがします。Pienzaとあり、その町のみやげのようです。
石こうアラバスターというのが商品名のようです。Narcisoはスイセンです。その香りです。
こちらはフィレンツェ産のゼリーです。おいしくいただきました。
四国88ヶ所を一緒にお遍路している友と、次回の検討会をしました。梅田の紀伊国屋前で待ち合わせて、向かったのは新梅田食道街の「さくら」です。友が店長の妹を知っているとかでしたが、今月から店を手伝っているというお目当ての妹は不在。気兼ねなくいただきました。
まずは「豚玉」。カウンターで焼いて運んできますが、ものすごいスピードです。ほんとに注文を聞いてから焼いたのと聞き返したくなるほどです。でも味に手抜きはありません。
こちらは「すじ肉玉」だったかな。どちらもふんわり、しっとり、いいあんばいです。
焼きそばも外せません。二人だからいろいろと頼めます。
鉄板焼3種。
豚キムチがイチ押しかな。
当然、水ではありません。
この前に小麦色のも2杯ほど。
「親父の代から創業46年」だそうです。昔は、通路を隔てたもっと小さな店でした。久しぶりに訪れると、周辺の店を吸収して大きな店舗になってました。
お遍路の次回計画も、ほぼまとまりました。
お好み焼 さくら
06-6364-7521
大阪市北区角田町9-10 新梅田食道街
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御宿(おんじゅく)の海岸が「月の沙漠」の舞台であることは、坂東33ヶ所を巡った友のブログで知りました。
「御宿といったら、なにも名所はないから」とその「月の沙漠記念像」へ案内していただきました。残念ながら天気が悪く、海も空も灰色ですが、沙漠の雰囲気は感じることができました。
「月の沙漠」は大正ロマンの竹久夢二らと並ぶ抒情画家の加藤まさおによって、ここを舞台に作られました。記念像のほか、近くには記念館もあります。
太平洋の水平線が広がります。
岬に近い高台に「メキシコ記念塔」があります。
1609年、スペイン船がメキシコに帰る途中、嵐に遭いここで難破、村民が総出で救助した。この友好関係を記念して1928年にメキシコ記念搭が建てられたそうです。
眼下に岩和田漁港が。その向こうでは「烏」と呼ばれるサーファーが群れていました。
真っ赤な「デイゴ」の花が咲いてました。暖かなのでしょう。
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