「御堂筋のたそがれは」。坂本スミ子の古い歌を思い出しました。
「もっと歩こう中之島」
「川の向こう」は、京橋から見た夕日です。
中之島の大阪市中央公会堂では、学生時代に「赤い鳥」なんかのフォークを聴いた覚えがあります。昨夜はその地下にある「中之島ソーシャルイートアウェイク」で、大学時代の同好会「どたぐつ」の懇親会でした。40人ほどが集まり、あっという間に時間が流れました。
締めくくりは、定番の大学逍遥歌「桜花爛漫月朧」を、昔と同じように肩を組んで歌いました。
パリ在住40数年というマダムにディナーに誘われました。「パリからワインをいっぱい持って帰ったから、飲みにおいで」と。
貴腐ワインから始まりました。
実は、この前にスターターのシャンパンも飲んでます。
次々とボトルが空きました。
フォアグラのテリーヌです。こんな大きな塊のフォアグラも、パリ仕込みです。
こちらもフォアグラ。薄いトーストといただきました。
トロリ、こってりと甘い貴腐ワインが、フォアグラの濃い味とマッチングします。
チコリとカキ、クルミのサラダです。先が切れたサーバーもおしゃれです。
ベトナム風揚げ春巻きです。「ネム・ザン」とのことですが、料理教室で習ったレシピの「チョー・ゾー」と同じで地方によって言い方が違うようです。
パクチーといっしょに包んで、ヌクナム(ベトナムの魚醤)につけていただきます。カリッと揚がっていて、これもうまいです。
次は、ちょっとライトな赤。
1本1本が個性を発揮するボトルです。どこ産の何年ものと説明してくれましたが、ワインのことはよくわかりません。
キノコキッシュが温まりました。
キリリとしまったよく冷えた白が締めでした。
デザートは、洋ナシのタルトでした。満足の一夜でした。
マダムのやよいさんは、中学時代の同級生です。大学卒業後、すぐにパリに移り住みました。
わたしのスペイン・サンティアゴ巡礼中に、LINEで何度か電話してきて元気づけてくれました。「困ったことができたら、いつでも連絡してよ。サンジャック(サンティアゴのフランス語読み)にも知り合いがいるから」と。幸い、お世話になるようなトラブルには巻き込まれませんでしたが、ずい分と安心感が広がったものです。「メルシー」の言葉では言い尽くせません。
こんなワインと料理に夫婦でご招待してくださり、ありがとうございました。
わが町の若山神社では、「夏越し(なごし)の大祓」が行われていました。6月末日です。
文武天皇の大宝元年(701年)創建という古い神社です。
本殿前には、「茅の輪」が設けられています。八の字に3回くぐってきました。
「蘇民将来子孫也」と記されています。素戔嗚尊と蘇民将来を巡る故事からその子孫を名乗って災いから逃れようという信仰です。
茅の輪も、祇園祭の粽も同じ由緒です。
若山神社の裏手の山に「太閤道」があります。秀吉が、本能寺の変を聞いて中国から大返しした際に通ったとされる道です。
ことし1年の厄払いに、茅の輪守をいただいてきました。
キヌガサダケです。実は、これを写真に撮ろうと若山神社に行きました。
残念ながらロングスカートを開けて様な優美なのには出会えませんでした。
悪名高いVistaの時代から、7は飛び越して8、10へと乗り継いで10年以上も使っているデスクトップPCです。ブログ更新がメーン作業ですので、この程度の性能でもさして不満はありませんでした。
ところが、Cドライブに使用しているSSDがデータ容量の満杯に近付き、警告が出るようになりました。その都度、不要なファイルを削除したりしてしのいできましたが、それも限界がきました。容量の大きなSSDと交換することにしました。
Amazonで注文すると、翌日には届きました。
SSD(Solid State Drive)は、電子メモリー・チップに記録します。HDD(Hard Disc Drive)が、回転するレコード盤(?)のようなものに記憶させるのと比べて、高速、無音が特徴です。
HDDは何度も交換し、数年前からCドライブにはSSDを使ってました。発売当初は高価でしたが、今ではグーンとや安くなってます。
このSSDは、240G(ギガ)で7000円しませんでした。
PCケースを開けると、埃だらけです。
SSDを仮配線します。ブランコ状態ですが、軽くて振動もないので短時間なら大丈夫です。
同梱の移行ソフト(正確には入っているのは換装ソフトのシリアルナンバーだけ、プログラムはネットからダウンロードする)を起動すると、即座にクローンの移植作業が始まりました。所用時間は10分ほどでした。これで、これまでと同じ環境で使い続けられます。
可能ならクリーン・インストールしたかったのですが、なんせOSが変遷している古いPCですので、リカバリー・ディスクはありません。
これまで搭載していたSSDを、新しいものに交換すれば、あっけなく作業は終了です。
古いSSDが容量が60Gしかありません。データは、DドライブのHDDに保存していました。
住吉大社へのお参りをすませて、五所御前といわれる「御祭神の住吉大神が降臨した地」を歩きました。そこにあったのが「五大力石守」です。住吉大社のパワースポットです。
第一本宮の脇を抜けたところが、そのパワースポットです。
玉砂利の中から、「五」「大」「力」と書かれた小石を拾い集めます。それをお守りにすると、体力、智力、財力、福力、寿(命)力の五大力が授かるそうです。
願いが叶うと、同じ三文字を書いた小石を添えて倍返しするしきたりです。
狭い石柱の間から腕を突き出して、必死に小石を漁ります。
五大力御守袋が用意されてます。
探し当てた3つの小石を袋に納めました。
わたしは、ある夢の成就を祈願しました。それにぴったりのお守りでした。
「初辰まいり」の幟がはためきます。そこの社務所に御守袋はありました。本殿授与所にも並んでました。
いただきものの「晩白柚(ばんぺいゆ)」がそろそろ食べごろになっているはずです。大きな実に包丁を入れ、恐る恐るいただきました。
果汁はそれほど多くはありません。適度に甘いですが、とにかくそのボリュームに圧倒されました。ごちそうさまでした。
包丁と比べてください。果物ナイフではありません。普通の菜切り包丁の刃渡りでも届きそうにありません。世界一大きな柑橘類だそうです。
計ってみました。百均出身の定規ではスケールオーバーの直径約18センチです。でか!!
暑さが15ミリはあろうかという皮をむきました。その皮は天日に軽く干してお風呂に入れると、さわやかな香りが楽しめるそうです。
用意したタッパーには収まりきらず、2つに収容しました。
晩白柚は、熊本・八代の特産です。原産地はマレー半島で、大正9年に当時台湾総督府に勤務していた熊本出身の植物学者によって台湾に輸入され、さらに熊本県に持ち込まれたそうです。
砂糖漬けにする晩白柚漬けのレシピも紹介されています。
【追加画像】
晩白柚の皮は、時おり雪も舞う寒空にさらされています。
JR島本駅の裏にある「桜井レンゲの里」で、小正月の「どんど」が行われました。ことしで16回目ということですが、わたしは初めて知りました。
高く組まれた竹に火がつけられると、一気に燃え上がります。
春には一面にレンゲの花が咲く田んぼです。
400個の餅が準備されています。竹に挿してふるまわれます。
残り火にかざして餅を焼きます。近づくと、かなりの熱さです。
つきたての柔らかい餅は、すぐに食べごろになります。
何もつけずにかぶりつきます。あっちっち。おいしいです。
寒風に吹きさらされて待ったかいがありました。