Paso a paso サンティアゴ巡礼の旅 朝食は簡素

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 【9/7】
 マドリードで泊まった「La Posada de El Chaflan」の朝食です。
 パンとコーヒーくらいかとあまり期待してませんでした。フロントの前にあるバールスペースに独り座ると、ただ1人いる気のよさそうな男性従業員が準備してくれました。

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 生ハムにチーズがついてます。

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 最後に焼いたトーストを運んできて、「That’s all」。はい、ごちそうさまでした。慣れない旅の初日です。ゆっくり食べられてありがたかったです。

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 【9/9】
 巡礼1日目です。サリアで泊まったのは「Pension」で、食事はついてませんでした。巡礼中は、ずっとこのスタイルの素泊まりでした。チェックインしたときに前金で支払いを済ませてしまい、早朝に鍵を部屋に置いたまま出発しました。
 朝食は、巡礼路で開いている最初のカフェに入りました。
 この日は、パンケーキとカフェ・コン・レチェ(ミルク入りコーヒー)です。気のいいおやっさんに、スタートのクレデンシャルも押してもらいました。

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 【9/10】
 巡礼2日目は、ゴンサールのカフェです。
 食べているのは「ナポリタン」という名の菓子パンです。スペインでは、チョコ入りのデニッシュのことのようです。マドリードのホテルで食べたのも、このパンです。

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 【9/11】
 巡礼3日目は、馬鹿デカいクロアッサンです。半くらいしか食べられませんでした。

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 【9/12】
 巡礼4日目は、ポカディージョにするような2つ割にしたパンを焼いて出してくれました。ジャムやバターをつけていただきました。

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 【9/13】
 巡礼5日目の最終日は、ラバコージャのホテルを出発すると、途中にカフェはなく、何も食べずにサンティアゴ・デ・コンポステーラの町に入ってしまいました。
 巡礼事務所でコンポステーラ/巡礼証明書を発行してもらい、大聖堂での昼のミサに出席しました。ホテルにチェックインして、もう一度、大聖堂に向かう途中のバールで飲んだ一杯のビールが、この日の朝食兼昼食でした。

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 【9/13】
 サンティアゴ・デ・コンポステーラで泊まったStella Luscofusco P.R.には、愛想のいいお母さんの手作りといった感じの朝食が付いてました。ヨーグルトがおいしかったです。

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 焼きたてのトーストがついてましたが、簡素なものでした。

 というわけで、ふり返ってみると、カフェ・コン・レチェのファンにjはなりましたが、たいした朝食は食べていませんね。

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Paso a paso renfe(スペイン国鉄) 「Alvia」に乗る

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 マドリード・チャルマルティン駅のホームで出発を待つrenfe(スペイン国鉄)の高速車両「Alvia」のS-730シリーズです。
 動力車は先頭と後尾の各2両です。その間に6両のタルゴ型客車(1軸台車連接型客車)がはさまってます。

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 Preferende/1等の車内です。車両の幅が広いのに1+2列のシート配置でゆったりとしています。

 「Alvia」は7月末、サンティアゴ・デ・コンポステーラ近郊で多数の死者を出す脱線転覆事故を起こしました。
 わたしはそれ以前に、行きのマドリード~サリア間、帰りのサンティアゴ・デ・コンポステーラ~マドリード間のチケットを予約していました。事故は、運転士が規定無視の高速でカーブに突っ込んだ人為的なものでした。これで、かえって安全運転が徹底されることを信じて乗車しました。

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Paso a paso ドーハ空港の不思議なビール

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ドーハ空港での長いトランジットです。小腹が空いてきまた。きょうは1日、どれだけ眠って、どれだけ食べたのかもわからなくなってます。ラーメンでも食べたいところですが、そんな気の利いたものはありません。
スパゲティ・ボロネーゼにしました。味はフツー。こんなとこでフツーなら、上出来です。

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問題はこちら。ビールを注文しました。出てきたのがこれです。

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「Barbican」はブランドでしょう。その下には麦芽飲料とあります。
ところが、その下にはノンアルコールと。

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驚くことにストロベリーとも。
肝心のお味は、イチゴ味の炭酸飲料です。まずくはないですが、ビールを頼んだはずなのにアテがはずれました。

で、やっと気づきました。ここはアルコールご法度な国なんだと。
免税店には、いくらでも並んでますが。

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王冠がついてます。栓抜きがないので、どうして開けるのと聞くと、ニヤリと笑って、大げさな身振りでキャップを回しました。
お国違えば、なんでも違います。

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Paso a paso QATAR AIRWAYS 長い長い帰り道

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 覚悟してたといえ、長い長い帰り道です。
 サンティアゴ・デ・コンポステーラをたったのは昨日の朝。renfe/スペイン国鉄でマドリードまで6時間。
 今朝のQATAR でドーハまでまた6時間です。
 近くの席で、小さな子どもが巻き舌で泣くので、うるさくてオーディオを聞いてました。300アルバムほど入ってましたが、日本人のは、山口百恵だけでした。たぶん。(追記です。「Kobukuro」も入ってました)
 いいですね。「秋桜」、「いい日旅立ち」。「Edo Dancer」は、「伊豆の踊り子」でした。

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 ナポリ上空を飛行中。地中海に積乱雲が浮かんでました。向こうはアフリカ大陸です。

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 カタール航空は、座席のピッチがこれまでの航空会社より広いようです。膝を組めるのが、まだしもの救いです。

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 アラビア半島の雲上に夕陽が沈むころ、ドーハが近づいてきました。
 ここのトランジットで6時間待ち。関空は、はるか先です。

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Paso a paso マドリード・バラハス空港 帰国のザックはグルグル巻き

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朝の人気のない地下鉄は怖いので、最後の安心のためにタクシーを張り込みました。
バラハス空港に着くと、荷物のパッケージ業者が待ち構えてました。これも用心と頼みました。

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ラッピングフィルムでグルグル巻きにしてくれます。1個10EURでした。

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最後に持ち手を引っ張り出してくれました。

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日本の航空会社のようにビニール袋で覆ってくれるサービスはありません。

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チェックインを済ませてを、朝食です。
カフェ・コン・レチェ/ミルク入りコーヒーも、これで最後です。

マドリード空港で送信できませんでした。ドーハ空港からアップです。

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Paso a paso マドリード 旅の最後は丸くまーるく大団円

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旅の最後は、マドリードに戻ってきての夕食でした。
プラド美術館からブラブラとデル・ソルに戻ってきて、木陰のテーブルに座りました。もう歩き疲れてました。

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まずはポテトチップスとオリーブでサンミゲルをグイッと。

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頼んだのは、日本語でいうとイカリングです。味も同じです。

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ビールだけ頼んで、付いてくるポテトチップスだけでゆっくりと時間を楽しんでいる客が多いです。

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このおじちゃんに、「飲んでいかないか」と声をかけられました。

マドリードに戻る列車では、iPoneに入っていた落語を聞いてました。桂枝雀の「高津の富札」です。
そのせいか、これで大団円と丸くまーるく独りで納得しました。

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Paoso a pasp カタール航空の機内食(帰国編)

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 マドリード〜ドーハ〜関西空港と飛んだ帰りの便の機内食です。
 カタール航空は、往復10万円ちょっと(燃料サーチャージ含む)と格安でした。それなのに座席はゆったりとしており、機内食も満足のいくものでした。

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 鶏肉の料理でした。

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 マドリード〜ドーハ間は、ボーイング777でした。

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 出発直後には、軽食が出てました。

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 ドーハ空港で7時間も待たされて、やっと関西空港に向けて飛び立ちました。エアバス330です。座席指定に失敗して、4列シートの内側という、最悪ポジションでした。でも疲れていたので、ほとんど寝てました。
 最初のおつまみです。ワインは、フランス産のシャルドネです。

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 次の食事はパスしました。さすがに空腹感がありませんでした。ハイネケンの缶ビールを飲んだはずです。
 で、夕食です。和食を選択しました。

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白いコメは久しぶりでした。

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 茶そばが団子になっているのは、お決まりのご愛敬です。

 味付けがちょっと単調で、どれも似たような味でしたが、おいしくいただきました。

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Paso a paso マドリード 「プラド美術館」でマルガリータと逢う

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 マドリードに戻りました。ここで一つだけしたかったこと。マルガリータ王女との再会でした。
 プラド美術館には、ベラスケスが描いた「ラス・メニーナス/女官たち」があります。女官たちに囲まれてポーズをとるのがマルガリータです(購入した絵はがきの部分)。
 ウィーンの美術史美術館で会って以来です。

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 「ラス・メニーナス」の2枚左に、赤い色のドレス姿のマルガリータもいました。ベラスケス最晩年の作で、弟子によって完成させられたそうです。
 ウィーンでは、白色、薔薇色、青色のドレス姿を見ています。ふる里のマドリードには、4枚目も残っていたんですね。

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 スペイン絵画の至宝が収蔵されています。でも、もう歩くのは限界です。ゴヤの「着衣のマハ」「裸のマハ」だけを見て、さよならしました。

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 プラド美術館周辺は、犯罪の要注意地区だそうですが、ポリスが警戒してくれていました。

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Paso a paso サンティアゴ・デ・コンポステーラ 「Bispo」のタパス

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食事には事欠きませんでした。スペイン料理は、なんでも口にあいます。おいしいです。
サンティアゴ・デ・コンポステーラのホテルのオバちゃんが教えてくれました。「タパスならここで食べなさい」と地図に印を付けて。

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タパスはbar/バールのカウンターに予め調理して並んでいる小皿料理はです。
指さして、これちょうだい。
薄く切ったパンにパプリカ(ちょっと不明)をかぶせ、ナスの上にサーディンをトッピング。これで正解でしょうか? たっぷりとオリーブオイルがかかってます。

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キノコとひき肉です。タカノツメも効いてうまい。

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串に刺さったエビは、その場で焼いてでてきました。

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ガリシアビールも、ファンになりました。

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天ぷらが、見事な盛り合わせです。

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イカナゴ?? 小魚の左はイカ。右は白身魚の筒切りです。

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貝も並んでました。
しまった、食べそこねた。

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まだ時間が早く、店は空いてました。

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気軽に入れます。

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通りは、観光客でにぎわってました。
人通りは多いですが、巡礼者はひと目でわかります。みんな申し合わせたように足を引きずってます。

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Paso a paso 続・マドリードは人でいっぱい

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【9/7、14】
マドリードは人でいっぱい」と、マドリードのホテルから第一印象をつづりました。その続編の「マドリード点描」です。

ここは旧市街の中心、Puerta de Sol/プエルタ・デル・ソルからちょっと歩いたところにあるPlaza Mayor/マヨール広場です。それにしてもギャルでいっぱい。そろいのザックを背負っているから、修学旅行?
マヨール広場は、4階建ての建物に囲まれた風格ある広場です。

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スペインのといえばドン・キホーテ。1930年にセルバンテスを記念して造られた広場です。付き従うのはロバに乗ったサンチョ・パンサです。

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