今夜の一献 菜の花の温かいサラダ ホタルイカ風味~2018

 春になるとわが家に必ず登場する「菜の花の温かいサラダ ホタルイカ風味」です。このブログにはなんと過去9年の記録が残っています。
 ワインビネガーのあまり酸っぱいのは・・・という要望に、バルサミコ酢に変更。いつものだし醤油もちょっと追加して、味にパンチをつけました。ことしもおいしくいただきました。

 朝のテレビ番組で、兵庫・新温泉町の獲れたてホタルイカを料理していました。ホタルイカの串揚げ、スパゲッティ、しゃぶしゃぶとどれもおいしそうでした。
 近くの生協で買てきたホタルイカはボイルされてますが、兵庫・日本海沖産でした。
 面倒ですが、ひとつずつ目を取り、ピンセットで舟(軟骨?)を取り除きました。口当たりに差が出ます。

 もう一皿は、チャプチェでした。
 2本1000円のスペイン産ワインで、機嫌よく酔いました。

 これまでの菜の花の温かいサラダ ホタルイカ風味

今夜の一献 新タマネギのスープ

 新タマネギでスープをつくりました。先日の「鶏のブイヨン」が残ってました。
 ありあわせの材料で適当につくったので、「似て非なるもの」です。いい出汁がでてますが、ちょった淡白すぎる味になりました。
 お相手は、オーストラリア産のシャルドネです。久しぶりのコルク栓でした。

 メーンは奥さま作のハンバーグです。柔らかくてジューシーです。

 口直しは、いただきものの京都・村上重の千枚漬です。
 今冬は、千枚漬に使う蕪が不作でした。年末の贈答用にいつのもように頼むと、品切れになってました。今ごろになって、再登場のようです。
 七味だけをふりかけていただきました。ヘンに甘くはない、シンプルな本物の味です。

 タマネギが少なすぎました。梅干しは多すぎました。
 昆布の後ろは、まだ凍ったままのブイヨンです。
 ことことと煮て、タマネギを取り出し、ハンドブレンダーで細かくしました。

 ジュース状タマネギをスープに戻せば完成です。

 辰巳芳子さんのレシピ本です。奥さまの友だちが、「つくるのだったら」と貸してくださいました。まるで料理の設計図のように体系的に書かれており、読んでいるだけで楽しいです。

 道具が欲しい人です。今度はホーロー鍋です。リビング用品店で1000円未満で並んでいたバーゲン商品です。
 こんなのをゲットしてしまうと、次をつくらないわけにはいきません。

今夜の一献 にんじん葉のゴマ和え

 好物のにんじん葉のゴマ和えで一献です。シャキッツとした舌触りと、ほのかなにんじんの香りがサイコーのアテです。

 近所の町角で週に何度か、採れたての野菜を売る売店が立ちます。柔らかそうなにんじん葉が並んでいました。100円でした。他に、このところ値上がりしているネギとダイコンも買って、合わせて400円の買い物でした。
 さっそくゴマ和えにしました。ゴマを摺り、にんじん葉を湯がきました。小さな根、これがにんじんですが、もせん切りしました。
 醤油と味りんで味付けして完成です。

 今夜ののメーンは、豚肉と白菜の重ね蒸らしでした。柚子胡椒でいただきました。

今夜の一献 ポタージュ・ボン・ファム

 ポタージュ・ボン・ファムをつくりました。「いのちを支えるスープ」の辰巳芳子さんのレシピです。
 化学調味料なんて一切、使ってません。材料に加えて手間を惜しまなかった味です。厳しい舌のセンセイには、「似て非なるもの」といわれるかもしれませんが、わたしにとっては渾身の作となりました。これまでにレストランなどで食べたものに負けてません。

 今夜のメーンは、薄い豚肉のフライでした。サクッと揚がっていて、追加を頼むほどでした。

 白菜と揚げの煮物に、口直しは野沢菜でした。このあたりは奥さまの作です。

 「鶏のブイヨン」から始めました。鶏の首骨なんかは手に入らないので、手羽先で代用。たまねぎ、にんじん、セロリの野菜類に、昆布、シイタケとまるで和食のようなだしです。
 大きな鍋でやさしく、じっくりと煮込んで、漉したらブイヨンの完成です。ここまでで1時間以上かかりました。

 第2段階がポタージュ・ボン・ファム。たまねぎ、にんじん、セロリ、じゃがいもを順に炒めます。ブイヨンを加えて煮込み、柔らかくなったらミキサーでペーストにしました。
 後は、ミルクとブイヨンを加えて飲みやすくしました。味付けは小さじ1杯ほどの塩だけでした。夕刻はこれにかかりっぱなし。家事がいかに重労働かを思い知りました。
 残ったブイヨンはジップロップに入れて冷凍保存しました。
 試飲がすんだポタージュ・ボン・ファムはあす、誤嚥性肺炎を起こしてからは流動食しか食べられなくなった母の病室に届けます。

今夜の一献 ベーコン・チーズのシャンピニオン焼き

 ニッポン、おめでとう!! パシュート女子の金メダルを待ちながら食べた「ベーコン・チーズのシャンピニオン焼き」です。
 シャンピニオンとはフランス語でキノコ、日本のマッシュルームです。金メダルに似ていないですか。
 スーパーの棚の上のを見て、サンティアゴ巡礼路のログローニョで食べたシャンピニオンのピンチョスを思いだしました。ネット検索すると、ハムとチーズをトッピングするレシピがあったので、それに倣いました。
 ニンニクがちょっと効きすぎたようです。でも食べている本人はおいしいだけです。

 マッシュルームは、軸を手でもぎとると、うまく外れることを知りました。
 パルミジャーノ・レッジャーノを削り、ベーコンのへたとイタリアンパセリ小さく刻みました。
 オリーブオイルを垂らしたマッシュルームにトッピングして、10分ほどオーブンで焼きました。楊枝を刺して、ピンチョス風にしました。 

 スナップエンドウは、塩コショウして炒めただけです。

 チリ産1コイン+αのシャルドネです。それほど特徴のない、やや甘口です。

 ひろすの煮物と菜の花のおひたしも並びました。

 仕上げはシジミのみそ汁です。
 奥さま製の生海苔の佃煮と、これまた自家製の大根キムチでいただきました。サイコーです。

今夜の一献 丹波シメジの炒め物

 京丹波の「道の駅 味夢の里」で買ってきた「大粒丹波しめじ」です。分厚いベーコンと炒めました。軽く塩コショウしただけです。
 ぽっくりとした柔らかいしめじです。いくらでも食べ進みました。

 豚汁に鮭の焼き物、ほうれん草のおひたしがメーンでした。

 仕上げは、いただきもののチョコレートです。ウィーンのトルテで有名なデメルです。
 濃厚な甘みです。ありがとうございました。

 ウィーンの王宮前の通り、コールマルクトに本店はあります。ここで「ちょっとひと息」いれたのは、もう10年以上も前のことです。もう一度行きたいです。

京都・四条河原町 「ミュンヘン」と「フランソア」

 昔の友だちと京都で会いました。四条河原町で待ち合わせて、「寒いね。近いところで」とミュンヘンへ。創業60年の老舗ビアホールです。
 頼んだのは名物の「若鶏のから揚げ」です。大阪の梅田でも難波でも、そしてこの店でも、ミュンヘンでこれは外せません。サクッと揚がってます。

 この寒さなのに、やはり大ジョッキです。もれなくポップコーンがついてきます。2杯目もありでした。

 もう1皿はピザでした。
 この夜は、びっくりするほど空いてました。底冷えする京都です。わがご同輩は外出をためらったのでしょう。

 昔と変わらない店構えです。学生時代に初めてやってきたときと同じはずです。
 あたりの店は、すっかりと変わっています。筋向いの喫茶店、「築地」は玄関のプレートががなくなっているのが気になりました。単に休業日だったということならいいのですが。
 この通りの先の高瀬川沿いにあった大好きだった音楽喫茶「みゅーず」も、なくなって久しいです。

 ビアレストラン ミュンヘン  
 075-221-3917
 京都市中京区四条河原町上ル米屋町386番地

 築地がダメならと、木屋町を下って「フランソア」に行きました。昔と同じで安心しました。
 「アメリカン」をすすりながら、昔話は途切れませんでした。歳をとると、昔ばかりです。

 紫煙で茶色くすすけた天井です。

 古いテーブルやいすが並ぶ「純喫茶」です。

 フランソア喫茶室 (Salon de the FRANCOIS)
 075-351-4042
 京都市下京区西木屋町通四条下ル

 この辺りは一時、ピンク営業に占拠され、呼び込みがうるさくて敬遠しがちでした。それがすっかり静かなたたずまいに変貌してました。

今夜の一献 うるいの酢味噌和え

 うるいの酢味噌和えです。初めて食べた味です。わけぎのぬたのようなシャキッとした歯ざわりです。
 春を呼ぶ鮮やかな緑が素敵です。湯割りで一献でした。

 京都のデパ地下の野菜売り場に並んでました。調理の仕方もわからないまま、おいしそうと買ってきました。山形産です。
 オオバギボウシの若葉ということで、早春の山菜だそうです。

 正月のお雑煮用に用意した京都の山利商店の白味噌が残っていました。上品な酢味噌ができました。

今夜の一献 パプリカのアンチョビ・マリネ

 「今夜の一献」のアテをつくりました。パプリカのアンチョビ・マリネです。
 パプリカをオーブンで焼きました。これで皮をはがすことができるはずでしたが、うまくゆきませんでした。皮は残ったままでしたが、舌触りにも問題はありませんでした。
 アンチョビを混ぜ込んだマリネ液に漬けこみました。

 ほどほどに酸っぱくて、アンチョビの塩味が効いてます。
 2瓶つくったアンチョビも残りわずかとなってきました。もう一度、つくろうと魚売り場で探していますが、いいイワシが見つかりません。

 もう1品は、鶏の肝煮です。甘さはほどほどの薄味でしたが、臭いもなく上出来です。

今夜の一献 リメーク・ロールキャベツ

 独り食べた夕食です。2日ほど前に自分でつくったロールキャベツです。それを温め直してリメークしました。
 グラタン風にするつもりでしたが、そちらは大失敗。グラタンをつくるのに牛乳が足りませんでした。団子のようになって、これはだめと承知でロールキャベツと皿に盛りました。レンジに入れる段になって、新しい牛乳パックがみつかり、それも注ぎました。でも、後の祭りでした。
 ロールキャベツはおいしかったから、よしとしましょう。15年ほど前に通った料理教室で習ったレシピです。

 ポテトのアンチョビ炒めです。カリッとさせたポテトに、アンチョビの程よい辛さと、香ばしいニンニクが絡みます。ワインのあてにぴったりで、3個分が今夜の主食となりました。

 2本1000円のバーゲンから選んだスペイン産です。すっきりとしています。
 75cl(センチ・リットル)は750ml(ミリ・リットル)と同じでなんですね。