JR新幹線 メンテナンス・ワゴンを撮る

 春がやってきたようなポカポカ陽気でした。西国街道を東へ向けてあてもなく散歩しました。お隣の大山崎まで歩いて戻る途中です。
 阪急京都線と並行するJR東海道新幹線の高架側線に、黄色い保線車両、メンテナンス・ワゴンが止まっています。西国街道から見上げるのは上り線側ですが、下り線側にももう1台止まっていることがわかりました。国道171号側から近づき、新幹線がやってくるのを待ちました。
 コロナのため減便しているのでしょうか。上り新幹線が現れるのをしばらく待って「撮り鉄」となりました。
 2枚目は下りの最後尾ですが、その差はほとんどわかりません。

 MW-3556とMW-3557の2両です。架線の補修などに使われるようです。
 ドクター・イエローの「末弟」といったところでしょうか。

 後ろは天下分け目の天王山です。

 左は桂川右岸堤防上の国道171号です。いつも通る道ですが、ハンドルを握っていると、2両のメンテナンス・ワゴンには気づきませんでした。

 西国街道から見上げます。右は、阪急・大山崎を出発した準急です。

 7.13キロのウォーキングでした。

太閤道から雨乞い岩 山パスタを食べに登る

 朝から晴れ上がりました。久しぶりでした。パスタの材料をかついでわが家の裏山とでもいうべき太閤道に登りました。
 雨乞い岩は、ポカポカの陽ざしにあふれていました。のんびりと山パスタをつくり、赤ワインといただきました。
 メスティンでつくるパスタにも慣れました。ピーマンがなかったので彩には欠けますが、濃厚味のナポリタン風です。

 ソーセージとタマネギ、ニンニクを刻みました。
 メスティンにオリーブオイルをいれて、ニンニクとタカノツメの香りを出します。
 ソーセージ、タマネギ、シメジを放り込んで炒めます。
 トマトペーストとトマトジュースを加えます。
 すいすいパスタの要領で、あらかじめたっぷり水を吸わせて冷凍したパスタを投入します。
 蓋をして待ちます。

 混ぜながら味見すると、塩分が足りませんでした。というか、入れてませんでした。塩コショウして、混ぜながら水分を飛ばしました。

 きょうのお相手はカリフォルニアワインでした。途中のコンビニで買ってきました。
 ビールは寒そうだしと紙パック入りワインでもないかと探しました。瓶からラッパ飲みというのも、悪くはありません。

 シェラカップで湯を沸かし、インスタントコーヒーをいれました。
 火傷しないように注意しながら、直接、すすりました。
 自作のアルコールストーブも、風防も調子よく働いています。入れたアルコールを燃やしきるまで、途中で消せないのが難点です。
 
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「ツール・ド しまもと」 水無瀬神宮のどんど焼き

 晴れ間が見えたり、どんよりしたり。寒さは和らぎましたが、安定しないお天気でした。それでもウォーキングに出かけました。
 西国街道を東に歩いていると、パラパラときました。やがては折り畳み傘を取り出すほどに。これはダメだと、水無瀬神宮まで行ってみました。 
 どんど焼きだったのでしょう。正月にはあふれんばかりだった前年のお札や破魔矢などがきれいになくなってました。正月のしめ縄が残り火になってました。

 三々五々、やってきてはしめ縄などを火にくべる参拝者が絶えませんでした。
 どんど焼きは小正月の行事です。

 日本百名水の離宮の水の前は、きょうもポリタンクを持った人の行列でした。

きれいになった納札所と、「大天狗」のようだった正月です。

 まだ昼前だというのに、保育所の子どもたちがつくった提灯に灯がともっていました。

 水無瀬神宮でターンしてしまったので、わずか3キロにも満たないウォーキングに終わりました。

「ツール・ド しまもと」を歩く 西国街道を西から東へ

 わが町・島本を古代の一級国道だった西国街道が貫いています。JR島本の駅前には「西国街道史跡案内」という陶製の案内板が立っています。
 西南端の高槻側から歩きました。ポカポカ陽気の日和で、途中でアウターを脱いでしまいました。
 街道をふらふら歩いてくると、いろんな光景が見えます。水無瀬神宮への道を通り過ぎてくると左は柳谷観音です。若山神社にも行けます。

 街道沿いの浮世離れしたような理容店です。営業してます。

 西村亭は、ついに閉店してしまったようです。うどんとかなんとか丼とかのメニューがぶら下がっていた看板は真っ白です。

 牛乳は毎朝、ビンに入って宅配されるものでした。懐かしの牛乳受け箱です。
 春日牧場は、茨木にあったローカルの牛乳メーカーだったようです。

 記念写真は写真館で撮ってもらうものでした。

 「時代屋の女房」が出てきそうな風情です。

 新聞販売店もご覧の通りです。

 もう少し手前にあったこの店舗も。
 競争相手だったとはいえ、同じ業界で暮らしたものとしては寂しい限りです。 

 西国街道の東北端、山城との国境に建つ関内神社です。本殿(室町時代)の扁額には「鎮疫神」とあります。こんなご時世です。御利益を期待してしまいます。

 JR島本の駅前にある歴史文化資料館に初めて入ってみました。
 展示されていた「山崎通分間延絵図」は、文化3年(1806)に、道中奉行所が測量調査した西国街道です。

京都・大山崎 パヴェナチュールの「きのことソーセージ」をテークアウト

 お隣の大山崎町までウォーキングしました。「あそこのパン屋さんなら行く」と奥さまも一緒です。
 パヴェナチュールで「きのことソーセージ」(275円)やサンドイッチ、大好きなバケットなどをテークアウト。すぐ近くの史跡大山崎瓦窯跡公園のベンチでいただきました。こういうシチュエーションを想定して、温かい紅茶をポットに入れてもってきました。
 しっとりとしたベースのパン生地がおいしいので、何がトッピングされていてもgoodです。

 たっぷりのハムと、フレッシュ野菜です。半切れづつシェアーしましたが、食べ応えがあります。

 ブーランジュリエ パヴェナチュールは、山崎聖天のちょっと東の山沿いの道にあります。見晴らしのよい高台です。
 女性店主は、フランスと京都の人気のブーランジェリー「ル プチメック」で修業されました。

 店内には明るいイートインのスペースがあります。休日は行列です。きょうはガラガラでしたが、テークアウトしました。

 パヴェナチュール
 075-952-1188
 京都府乙訓郡大山崎町大山崎白味才51

 もう一つの企みがありました。チタニウム製のシェラカップをゲットしました。直火にかけることができます。
 自作アルコールバーナーに火をつけ、エスビット(五徳)にセットしました。安定して載ります。
 湯が沸騰したところで、インスタントのコーンポタージュスープを注ぎました。

 スプーンを忘れたので、唇をやけどしないように用心して、直接すすりました。暖かな日和だったとはいえ、温かなスープは体にしみます。

 大山崎町の西国街道沿いにアウトドアショップ「風街道具店」はあります。ここで欲しかったシェラカップを買いました。
 Belmontというアウトドア・ブランドのチタニウム製シェラカップ「BM327」です。容量は480mlです。日清食品のカップヌードルの調理に必要な湯量は約290ccですから、これで十分です。

 風街道具店
 京都府乙訓郡大山崎町茶屋前17
 075-874-5411

 史跡大山崎瓦窯跡公園は、平安京造営にあたって瓦を生産した遺跡です。昨年6月に整備されてオープンしました。
 このベンチで、正面の男山を眺めながらパンをいただきました。

 いくつもの窯跡が並んでいます。
 JR京都線の電車が通過します。手前に阪急京都線が、向こうにJR東海道新幹線が走る交通の要衝です。

 帰り道です。細い路地の先にJRのかわいい踏切が見えました。はじめての道に踏み込みました。
 阪急京都線をまたぐ小さな跨線橋から西を向くと、目の前をJR京都線が横切っています。「撮影ポイント①」と地図に記した場所です。
 カメラを構えて待っていると、両方の電車は次々に通過します。でも、両方が同時にというタイミングはやってきませんでした。
 で、ダマシ技です。この画像は別々に撮った2枚を合成しています。 

 もう少し西に歩いた「撮影ポイント②」です。「①」の反対側から見ています。こちらも合成です。
 新しい画像処理ソフトには、簡単に画像をコンピューター合成してくれる機能もあるようです。わたしは古いPhotoShopですので、単純に手作業の切り張りをしました。まあ、どこでつないだかはわからないでしょう。

 すっかり撮り鉄になって阪急大山崎まで来ると、JR新幹線の高架引き込み線上に「MW-3557」とナンバーがついた車両が留め置かれていました。MWはメンテナンス・ワゴンの略。つまり保線車両です。ドクター・イエローの弟分といったところでしょう。

 ダウンは着てませんでしたが、汗ばむほどの陽気でした。8.71km、1万7000歩と、いいウォーキングでした。

薄っすら雪景色のポンポン山で 山パスタ

 ポンポン山に登りました。今年もよろしくお願いしますと、ちょっと遅くなりましたがホームグラウンドの山にごあいさつです。
 雪は思っていたほどには積もっていませんでした。それでも薄っすらながら真っ白です。
 魚眼レンズで撮影した山頂です。わたし独りです。この後、何人かが登ってきました。
 周りの目を気にする必要もなくメスティンで山パスタをつくりました。

 【2021-01-13 10:30】
 神峯山寺を横目に、本山寺の駐車場まで上がってきました。参拝者専用ですが、広いスペースに置かせていただきます。
 この駐車場がなければ、阪急と高槻市バスを使わざるをえません。人との接触機会を減らすことができてありがたいです。

 駐車場から上の道は、関係者オンリーです。
 わたしの車はノーマルタイヤなので、こんな道はイヤです。

 本山寺に参り、ローソクをあげました。駐車場代だと思ってわずかながら志納も。

 尾根筋に出ました。積雪はわずかでした。

 【11:22】
 ノンストップで天狗杉を通過しました。

 雪の花は、雪の結晶のことです。でも、白い花が咲いたようにも見えます。

 【12:02】
 ポンポン山に到着です。足跡だらけです。

 ケルンに見下ろされる三角点です。
 ポンポン山の現在の標高は678.8mです。ところが大きな看板には一気通貫の678.9mとなっています。このあたりの違いは書いています。
 

 さって、山パスタの準備です。あれこれと持ってきました。

 銅板で手作りしたアルコールストーブの初本番です。
 エスビット(五徳)に載せて湯を沸かします。
 すいすいパスタでつくります。あらかじめパスタに水を吸わせて、凍らせて持ってきました。
 わずかな湯で戻すだけで、すぐに茹で上がります。
 茹で上がったパスタを蓋に取ります。
 オリーブオイルにニンニクとタカノツメの香りを移します。
 ソーセージとマッシュルームを炒めます。
 パスタを戻し、塩コショウで味付けして混ぜれば完成です。
 乾燥バジルを振りかけました。

 この方法でつくると茹で汁がないので、最後の調整ができません。ちょっとボソボソに仕上がりました。お味は悪くはないですが、恒例のプシューがなければ苦しいです。もちろんアルコールフリーです。

 インスタントのカフェオレもいただきました。

 冬の日です。晴れているようですが、視界はあまりありません。

 気温は6度近くまで上がって、寒さは感じませんでした。

 山頂で小一時間ほど過ごし、元来た道を引き返しました。

 【13:48】
 帰りもノンストップで、しかしゆっくり歩いて本山寺まで戻ってきました。

寒い朝 「ツール・ド しまもと」を歩く 水無瀬神宮に参る

 水無瀬神宮に参りました。役目を終えた子(ね)年の破魔矢でいっぱいでした。
 日本百名水の離宮の水を汲みにやって来た人は、寒い中でじーっつと無言の行列でした。

 近くの保育園児の作品がぶら下がっています。暗くなると灯りがともります。

 後鳥羽上皇ゆかりの神社です。

 きょうは成人の日でした。お父さんが奮闘しています。おめでとうございます。
 了解を得て撮影させていただきました。

 水無瀬の滝です。いつものようにちょろちょろと流れています。後鳥羽上皇も御幸されたところです。
 寒々とはしてますが、「氷瀑」とは無縁のようです。

 こんな風にシャッター速度を遅くすれば、白い糸を引きます。

 名神高速の脇に、お地蔵さんが並んでいます。工事中に集めたのでしょうか。

 JR京都線のサントリー・カーブを回送列車が通過しました。

寒い朝 「ツール・ド しまもと」を歩く 2日目は若山神社へ

 寒い朝が続きます。歩くと決めたウォーキングは、せめて3日は続けないと三日坊主にもなりません。
 「ツール・ド・大阪 しまもとウォーキングコース」の決まったルートをたどるのも手ですが、早くも別ルートとなりました。
 島本町の山間部、尺代の道端に北向きのお地蔵さんが祀られていました。珍しくも祠の後部が開いていて、朝の光を浴びていました。

 ここからルートを外れて若山神社に向かいます。

 急な石段が続きます。

 若山神社の境内から太閤道が始まります。

 少年野球のメンバーが初詣をしていました。

 神社の裏手から尺代への小道を進むと、三川合流域がよく見えます。正面は石清水八幡宮がある男山です。

 竹林の中を抜けていきます。

 自然石にも見える2体が祀られています。

 尺代のアマゴ釣り場です。土曜だというのに釣り人の姿はありません。

 用水路には、大きな氷柱(?)がぶら下がっていました。

寒い朝 「ツール・ド・大阪 しまもとコース」を歩く

 寒い朝でした。起きたときは、外気温は氷点下でした。それでもウォーキングに向かいました。
 昨夜、久しぶりに体重計に載りました。なんとなんとのコロナ肥りです。5年ほど前に年齢が体重を上回りました。ところが体重が再逆転しようかという勢いです。コロナが怖くて、スポーツジムを退会したのも影響しているようです。よし、歩くぞとなったわけです。
 わが島本町を周回する全長6.8キロの「ツール・ド・大阪 しまもとウォーキングコース」というのがあります。ここをウォーキングしました。

 スタートは島本町ふれあいセンターです。ここから山側に向かいます。
 若山神社への案内もあり、バリエーション。ルートになっています。

 水無瀬神宮は、3が日に歩いて初詣にやってきたばかりです。
 きょは門前で一礼して、淀川に向かいました。

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山城三十山 丑待つ牛松山に初登山

 牛松山(636m)は、亀岡盆地の東、愛宕山の西にあります。その昔、京一中(現京都府立洛北高校)の山岳部員は、チベットのカイラスのような山容だとして「丹波カイラス」と呼んで、山城三十山の一座としました。
 今からするとオーバーにも聞こえますが、「丑年に登りたい!牛の山」と山岳雑誌にも紹介されて、ちょっとした脚光を浴びています。
 頂上には金比羅神社の立派な祠があります。屋根には、先日の積雪が残っていました。

 祠の横にたつ休憩所で食べたきょうの昼飯は、正月らしく甘いぜんざいです。柔らかくしたモチが延びて、熱々がお腹に収まりました。

 頂上の写真を撮って、麓のサンガスタジアムにもっていくと、丹波亀山城主・明智光秀による「登山証明書」が発行されました。

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